当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)経営成績に関する分析
当第1四半期連結累計期間(2024年3月1日~2024年5月31日)における国内直営店の小売台数は38,842台(前年同期比1.1%減)となりました。第1四半期連結累計期間の実績としては過去最高の小売台数となった前年同期と比較して、小売台数の実績がほぼ横ばいの結果となりました。また、小売台あたり粗利額は好調を維持しています。
その主な要因としては、適切な価格設定が継続していることにより小売及び卸売の台あたり粗利額が堅調であること、大型店を中心とした小売付帯収益の獲得が堅調に推移したことによるものです。
販売費及び一般管理費は、大型店出店に伴う広告宣伝費の増加や、成長戦略のための新規採用を増やしたことによる従業員数の増加や、採用コスト等、人件費の増加などにより増加しました。
以上の結果、当連結会計年度の実績は、売上高124,558百万円(前年同期比18.3%増)、営業利益4,449百万円(前年同期比60.5%増)、経常利益4,314百万円(前年同期比60.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,901百万円(前年同期比55.3%増)となりました。
地域セグメント別の業績は以下のとおりです。
①日本
売上高123,775百万円(前年同期比18.2%増)、セグメント利益4,433百万円(前年同期比62.3%増)となりました。
②その他
売上高783百万円(前年同期比40.7%増)、セグメント損失△25百万円(前年同期は0百万円の利益)となりました。
(2)財政状態に関する分析
[資産の部]
当第1四半期連結会計期間末の資産の部合計は、178,887百万円(前期末比2.8%減)となりました。
流動資産は、現金及び預金が減少(前期末比11,409百万円減)したことなどにより、127,504百万円(前期末比5.1%減)となりました。
固定資産は、大型出店等に伴い建物及び構築物が増加(前期末比830百万円増)したことや、建設仮勘定が増加(前期末比429百万円増)したことなどにより、51,382百万円(前期末比3.3%増)となりました。
[負債の部]
当第1四半期連結会計期間末の負債の部合計は、108,027百万円(前期末比5.3%減)となりました。
流動負債は、1年内返済予定の長期借入金が減少(前期末比11,300百万円減)したことや、賞与引当金が減少(前期末比889百万円減)したことなどにより、57,073百万円(前期末比9.9%減)となりました。
固定負債は、大型出店等に伴い資産除去債務が増加(前期末比118百万円増)したことなどにより、50,954百万円(前期末比0.4%増)となりました。
[純資産の部]
当第1四半期連結会計期間末の純資産の部合計は、利益剰余金が増加(前期末比915百万円増)したことなどにより、70,859百万円(前期末比1.3%増)となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。