第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日)におけるわが国の経済は、2020年1月以降、新型コロナウイルス感染症の影響により悪化しており、政府政策等を通じ回復基調にあるものの、感染症の拡大・長期化による経済下振れリスク及び雇用状況の悪化などによる個人消費マインドの減少等依然として不透明な状況にあります。

当社グループが属する自動車業界におきましては、中古車登録台数は、271万台(軽自動車含む、乗用のみ、貨物・バス等除く)となり、前年同期比で4.9%の減少となりました。また、新車販売台数は166万台となり前年同期比で22.9%の減少(出典:一般社団法人日本自動車販売協会連合会、一般社団法人全国軽自動車協会連合会)となりました。

このような環境の中で当社グループは、前期より掲げている『顧客ファースト』の営業方針のもと、「買取直販」の拡大による良質車両の仕入強化を行い、量より質を重視した営業施策に取り組んできました。また、前期より推進していた保証・メンテナンスの強化・カーエアコンの洗浄サービス等の強化により収益の拡大を行ってまいりました。

新型コロナウイルス感染症拡大に伴う政府などによる緊急事態宣言の発出や外出自粛要請により、減少した来店客数は、全国で緊急事態宣言が解除された5月下旬以降、急速に回復しており、更に付帯収益の確保により1台当たりの小売粗利単価・売上単価は共に期初予想を上回る結果となりました。さらにオークション相場の急騰が続き、カーチス倶楽部業者への業販取引台数も期初予想を上回る結果となっております。

販売費及び一般管理費につきましても、店舗営業時間短縮による水道光熱費等の減少及び業務効率化の推進による経費削減を行った結果、上期業績は期初見込みを上回り順調に推移しております。

海外事業においては、国内中古車輸出企業と業務提携し、販路を拡大するとともに、2020年1月7日に設立しました中国における合弁会社である青島新馳汽車有限公司につきまして、中国山東省青島に保税特区など物流を構築してきました。当期に入り、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を受けて事業のスタートがずれ込んでおりましたが、日本初となる中国から世界に向けた厳選かつ大量の良質な中古車ネット販売を開始するなど、中国での中央アジア、EU方面への物流・輸出などの事業、及び中国国内での中古車市場における業績拡大に向けた事業活動を行なうための体制整備を着々と進めております。下期には営業活動を本格的に開始する見込みであり、中国、韓国の物流を青島保税特区に向けて進めてまいります

以上の結果、上期業績は11月4日公表の『業績予想の上方修正に関するお知らせ』の通り期初予想から売上高は202百万円減少(期初予想7,000百万円)したものの、営業利益は136百万円増加(期初予想△165百万円)、経常利益は144百万円増加(期初予想△170百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は80百万円増加(期初予想△125百万円)と大幅に上回り、売上高は6,798百万円(前年同期比23.1%減)、売上総利益は1,587百万円(前年同期比14.4%減)、営業損失は29百万円(前年同期は営業利益122百万円)、経常損失は26百万円(前年同期は経常利益125百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は46百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益100百万円)となりました

 

(2)財務状態の分析

当第2四半期連結会計期間末における総資産は6,859百万円となり、前連結会計年度末と比べ、90百万円減少いたしました。その主な要因は、現金及び預金の減少251百万円、商品の増加105百万円などによるものであります。

負債合計は1,306百万円となり、前連結会計年度末と比べ、44百万円減少いたしました。主な要因といたしましては、長期借入金の減少50百万円、未払消費税等の減少43百万円、買掛金の増加84百万円などによるものであります。

純資産は、5,553百万円となり、前連結会計年度末に比べ45百万円減少いたしました。その主な要因は、利益剰余金の減少46百万円などによるものであります。この結果、自己資本比率は78.7%(前連結会計年度末は78.3%)となりました。

 

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、2,589百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

税金等調整前四半期純損失は28百万円であり、仕入債務の増加84百万円等の増加要因とたな卸資産の増加119百万円、売上債権の増加58百万円などの減少要因により、178百万円の支出となりました(前年同期は992百万円の収入)。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

有形固定資産の取得による支出8百万円、無形固定資産の取得による支出3百万円などの減少要因により、12百万円の支出となりました(前年同期は19百万円の支出)。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

長期借入金の返済による支出50百万円、短期借入金の返済による支出10百万円等の減少要因により、61百万円の支出となりました(前年同期は82百万円の収入)。

 

(4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

当第2四半期連結累計期間において、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定に重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。