当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。なお、新型コロナウィルス感染症の拡大は、今後の経過によっては、当社の事業活動および収益確保に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が継続し、総じて緩やかな回復基調で推移しましたが、米中通商問題に起因する中国経済の成長鈍化に加え、新型コロナウィルス感染症の世界的流行などの影響により、景気の先行きは不透明感が一層強まりました。
当社グループの主要ユーザーである自動車メーカー・同部品メーカーでは、国内においては電動化や自動運転等の研究開発投資や製造ラインの合理化・効率化・省人化に向けた設備投資、また、海外においては、中国を中心に新工場の建設や生産ラインの増設などが実施されました。
このような事業環境のなか、当社はこれらの需要に積極的に応えるとともに、第2次中期経営計画の各種施策を着実に実施し、業容の拡大に取り組んでまいりました。また、本年1月には戦略営業推進室を設置し、次世代自動車マーケットに対する営業力の強化を図りました。
その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は、372億13百万円(前年同期比23.6%増)となりました。経常利益につきましては、25億27百万円(前年同期比0.7%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は17億20百万円(前年同期比0.4%減)となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
①日本
自動車メーカー・同部品メーカーを中心に生産設備や材料の受注が堅調に推移したことや2019年8月期第3四半期連結会計期間より連結の範囲に含めた株式会社ダイシンの業績が寄与したことなどから、売上高は266億15百万円(前年同期比11.3%増)となりましたが、セグメント利益につきましては17億74百万円(前年同期比11.2%減)となりました。
②米国
日系自動車メーカー・同部品メーカー向け溶接材料などの売上を計上しましたが、生産設備などの大口案件がなかったことなどから、売上高は18億14百万円(前年同期比15.6%減)、セグメント利益は48百万円(前年同期比60.1%減)となりました。
③東南アジア
日系自動車メーカー向け生産ラインの溶接設備や日系空調機器メーカー向け生産設備の売上を計上したことなどから、売上高18億73百万円(前年同期比0.9%増)となりましたが、セグメント利益は1億56百万円(前年同期比8.0%減)となりました。なお、非連結子会社であったSHINWA INTEC MALAYSIA SDN. BHD.(マレーシア)について重要性が増したことに伴い、第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
④中国
日系自動車メーカー向け新工場建設や生産ラインの増設に係る生産設備の売上を計上したことから、売上高は61億52百万円(前年同期比228.8%増)、セグメント利益は4億58百万円(前年同期比135.8%増)となりました。
⑤その他
フランス日系自動車メーカー向け塗装ロボットの売上を計上したことなどから、売上高は7億57百万円(前年同期比139.2%増)、セグメント利益は94百万円(前年同期比152.4%増)となりました。なお、非連結子会社であったSHINWA REPRESENTAÇÃO COMERCIAL DO BRASIL LTDA.(ブラジル)について重要性が増したことに伴い、第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
①流動資産
流動資産は前連結会計年度末に比べ1億97百万円減少し、442億70百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が12億86百万円、電子記録債権が3億39百万円、仕掛品が8億71百万円、原材料及び貯蔵品が56百万円、前渡金の増加等により流動資産のその他が10億39百万円増加しましたが、現金及び預金が3億18百万円、商品及び製品が34億74百万円減少したことによるものであります。
②固定資産
固定資産は前連結会計年度末に比べ48百万円増加し、84億30百万円となりました。これは主に、投資その他の資産の投資有価証券が2億58百万円減少しましたが、有形固定資産が3億49百万円増加したことによるものであります。
③流動負債
流動負債は前連結会計年度末に比べ13億94百万円減少し、230億66百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が7億8百万円、短期借入金が2億35百万円、1年内返済予定の長期借入金が1億80百万円、未払法人税等が46百万円、引当金が38百万円、未払消費税等の増加等により流動負債のその他が1億11百万円増加しましたが、前受金が27億14百万円減少したことによるものであります。
④固定負債
固定負債は前連結会計年度末に比べ1億50百万円減少し、9億95百万円となりました。
⑤純資産
純資産合計は前連結会計年度末に比べ13億95百万円増加し、286億39百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の四半期末残高は、前連結会計年度末に比べ38億25百万円減少し、136億72百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、74百万円(前年同期は13億93百万円の支出)となりました。これは主に売上債権の増加額15億59百万円、前渡金の増加額11億98百万円、前受金の減少額26億92百万円により資金が減少しましたが、税金等調整前四半期純利益25億54百万円、たな卸資産の減少額24億57百万円により資金が増加したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、37億66百万円(前年同期に比べ3億54百万円の支出増)となりました。これは主に、投資有価証券の売却及び償還による収入2億30百万円がありましたが、定期預金の預入による支出35億58百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出5億9百万円があったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、3億12百万円(前年同期に比べ12百万円の支出減)となりました。これは主に、短期借入金の純増額1億93百万円により資金が増加しましたが、配当金の支払額4億92百万円により資金が減少したことなどによるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更および新たに生じた課題はありません。
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は11百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。