当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルス感染症の拡大は、今後の経過によっては、当社の事業活動および収益確保に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が継続し、総じて緩やかな回復基調で推移しましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、景気は急速に悪化し、厳しい状況となりました。
当社グループの主要ユーザーである自動車メーカー・同部品メーカーでは、電動化や自動運転等の研究開発投資や製造ラインの合理化・効率化・省人化に向けた設備投資が底堅く推移しましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響により、世界各地において生産活動の縮小を余儀なくされ、設備投資の下押し圧力が強まりました。
このような事業環境のなか、当社では、第2次中期経営計画で決めた各種施策を着実に実施し、業容の拡大に取り組んでまいりました。また、本年1月に戦略営業推進室を設置し、次世代自動車マーケットに対する営業力の強化を図りました。
その結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、524億74百万円(前年同期比9.9%増)となりました。一方、経常利益につきましては、売上高総利益率の低下に加え、販売費及び一般管理費の増加、為替差損の計上などにより34億68百万円(前年同期比10.2%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は23億94百万円(前年同期比10.3%減)となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
①日本
日系自動車メーカー・同部品メーカーを中心に生産設備や材料の受注が堅調に推移したことや2019年8月期第3四半期連結会計期間より連結の範囲に含めた株式会社ダイシンの業績が寄与したことなどから、売上高は385億57百万円(前年同期比1.0%増)となりましたが、セグメント利益につきましては24億38百万円(前年同期比21.0%減)となりました。
②米国
日系自動車メーカー向け新規生産ラインの溶接設備の売上を計上したことなどから、売上高は36億30百万円(前年同期比17.7%増)となりましたが、セグメント利益は1億7百万円(前年同期比13.6%減)となりました。
③東南アジア
日系自動車メーカー向け生産ラインの溶接設備や日系空調機器メーカー向け生産設備の売上を計上しましたが、売上高は23億77百万円(前年同期比17.9%減)となりました。セグメント利益は2億87万円(前年同期比2.7%増)となりました。なお、非連結子会社であったSHINWA INTEC MALAYSIA SDN. BHD.(マレーシア)について重要性が増したことに伴い、第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
④中国
日系自動車メーカー向け新工場建設や生産ラインの増設に係る生産設備の売上を計上したことから、売上高は69億6百万円(前年同期比120.9%増)、セグメント利益は5億66百万円(前年同期比64.8%増)となりました。
⑤その他
フランスの日系自動車メーカー向け塗装設備の売上を計上したことなどから、売上高は10億1百万円(前年同期比115.4%増)、セグメント利益は1億29百万円(前年同期比89.8%増)となりました。なお、非連結子会社であったSHINWA REPRESENTAÇÃO COMERCIAL DO BRASIL LTDA.(ブラジル)について重要性が増したことに伴い、第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めております。
①流動資産
流動資産は前連結会計年度末に比べ26百万円増加し、444億94百万円となりました。これは主に、商品及び製品が23億82百万円、電子記録債権が1億89百万円減少しましたが、現金及び預金が10億3百万円、受取手形及び売掛金が1億35百万円、仕掛品が47百万円、原材料及び貯蔵品が1億76百万円、前渡金の増加等により流動資産のその他が12億32百万円増加したことによるものであります。
②固定資産
固定資産は前連結会計年度末に比べ2億38百万円増加し、86億20百万円となりました。これは主に、投資その他の資産の投資有価証券が3億29百万円、その他が1億45百万円減少しましたが、有形固定資産が6億54百万円増加したことによるものであります。
③流動負債
流動負債は前連結会計年度末に比べ8億92百万円減少し、235億67百万円となりました。これは主に電子記録債務が16億69百万円、1年内返済予定の長期借入金が1億73百万円、未払費用の増加等により流動負債のその他が5億47百万円増加しましたが、支払手形及び買掛金が21億16百万円、未払法人税等が3億87百万円、前受金が6億7百万円、引当金が1億70百万円減少したことによるものであります。
④固定負債
固定負債は前連結会計年度末に比べ2億9百万円減少し、9億36百万円となりました。
⑤純資産
純資産合計は前連結会計年度末に比べ13億66百万円増加し、286億10百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更および新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は13百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。