第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、2020年5月の緊急事態宣言解除以降、個人消費や企業の経済活動に一部持ち直しの動きが見られましたが、新型コロナウイルス感染症の再拡大により厳しい状況となりました。

 

当社グループの主要ユーザーである自動車業界につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、世界各地において生産縮小や工場の稼働停止を余儀なくされましたが、2020年半ば以降、中国、北米を中心に生産活動は想定を上回る回復ぶりを示しました。一方、日本国内の設備投資の状況は、依然として慎重な姿勢のまま推移いたしました。

 

 その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は287億17百万円(前年同期比22.8%減)、経常利益は18億31百万円(前年同期比27.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億12百万円(前年同期比29.5%減)となりました。

 

セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

 

①日本

日系自動車メーカー・同部品メーカーを中心に生産設備や材料の受注を取り込んできたものの、総じて小型の設備案件が中心であったため、売上高は208億41百万円(前年同期比21.7%減)となりました。セグメント利益は売上高の減少に加え人件費や減価償却費が増加し、販売費及び一般管理費が高止まりしたことにより、11億42百万円(前年同期比35.6%減)となりました。

 

②米国

日系自動車部品メーカー向け新規ラインの生産設備の売上を計上したことなどから、売上高は21億32百万円(前年同期比17.6%増)、セグメント利益は51百万円(前年同期比6.8%増)となりました。

 

③東南アジア

日系自動車メーカーおよび日系空調機器メーカー向け生産設備の売上を計上したことなどから、売上高は19億46百万円(前年同期比3.9%増)、セグメント利益は1億97百万円(前年同期比26.6%増)となりました。

 

④中国

前年同期に売上計上した日系自動車メーカー向け大口案件の反動などから、売上高は35億25百万円(前年同期比42.7%減)、セグメント利益は3億97百万円(前年同期比13.3%減)となりました。

 

⑤その他

前年同期に売上計上したフランスの日系自動車メーカー向け大口案件の反動などから、売上高は2億72百万円(前年同期比64.1%減)、セグメント利益は38百万円(前年同期比59.1%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

①流動資産

流動資産は前連結会計年度末に比べ29億90百万円増加し、439億45百万円となりました。これは主に電子記録債権が4億77百万円、仕掛品が1億18百万円、前渡金の減少等により流動資産のその他が5億25百万円減少しましたが、現金及び預金が14億5百万円、受取手形及び売掛金が1億96百万円、商品及び製品が25億9百万円、原材料及び貯蔵品が4百万円増加したことによるものであります。

 

②固定資産

固定資産は前連結会計年度末に比べ4億92百万円増加し、92億24百万円となりました。これは主に投資その他の資産のその他が8百万円減少しましたが、有形固定資産が84百万円、無形固定資産が73百万円、投資その他の資産の投資有価証券が3億62百万円増加したことによるものであります。

 

③流動負債

流動負債は前連結会計年度末に比べ25億55百万円増加し、216億92百万円となりました。これは主に1年内返済予定の長期借入金が1億9百万円、未払法人税等が61百万円減少しましたが、支払手形及び買掛金が3億1百万円、電子記録債務が8億60百万円、短期借入金が3億97百万円、前受金が9億14百万円、引当金が23百万円、未払消費税等の増加等により流動負債のその他が2億29百万円増加したことによるものであります。
 

④固定負債

固定負債は前連結会計年度末に比べ43百万円減少し、9億63百万円となりました。

 

⑤純資産

純資産合計は前連結会計年度末に比べ9億71百万円増加し、305億13百万円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の四半期末残高は、前連結会計年度末に比べ21億59百万円減少し、142億86百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、20億72百万円(前年同期は74百万円の収入)となりました。これは主にたな卸資産の増加額22億69百万円により資金が減少しましたが、税金等調整前四半期純利益18億30百万円、仕入債務の増加額9億78百万円、前渡金の減少額9億35百万円により資金が増加したことなどによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、40億85百万円(前年同期に比べ3億19百万円の支出増)となりました。これは主に投資有価証券の売却及び償還による収入3億6百万円がありましたが、定期預金の預入による支出35億88百万円、投資有価証券の取得による支出6億4百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出3億24百万円があったことなどによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、2億51百万円(前年同期に比べ60百万円の支出減)となりました。これは主に短期借入金の純増額3億88百万円により資金が増加しましたが、配当金の支払額5億6百万円により資金が減少したことなどによるものであります。 

 

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は7百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。