第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。 

 

(1) 経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響が長期化するなか、徐々に経済活動が再開され回復の兆しがみられたものの、変異株の流行による感染再拡大により、2021年4月には3度目の緊急事態宣言が発令されるなど、不透明な状況となりました。

 

当社グループの主要ユーザーである自動車業界につきまして、海外では、中国、米国を中心に新工場建設や能増などの設備投資があり、全体的に堅調に推移しましたが、国内は設備投資に慎重な姿勢が見られるなど、受注環境は厳しい状況が続きました。

 

その結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は439億81百万円(前年同期比16.2%減)、経常利益は28億98百万円(前年同期比16.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億29百万円(前年同期比19.4%減)となりました。

 

セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

 

①日本

日系自動車メーカー・同部品メーカーを中心に生産設備や材料の受注を取り込んできたものの、総じて小型の設備案件が中心であったため、売上高は324億70百万円(前年同期比15.8%減)となりました。セグメント利益は売上高の減少に加え、人件費や減価償却費が増加し販売費及び一般管理費が高止まりしたことにより、17億96百万円(前年同期比26.3%減)となりました。

 

②米国

日系自動車部品メーカー向け新規ラインの生産設備の売上を計上したことなどから、売上高は32億79百万円(前年同期比9.7%減)、セグメント利益は87百万円(前年同期比18.8%減)となりました。

 

③東南アジア

日系自動車メーカーおよび日系空調機器メーカー向け生産設備の売上を計上したことなどから、売上高は29億3百万円(前年同期比22.1%増)、セグメント利益は3億9百万円(前年同期比7.5%増)となりました。

 

④中国

前年同期に売上計上した日系自動車メーカー向け大口案件の反動などから、売上高は49億39百万円(前年同期比28.5%減)、セグメント利益は5億45百万円(前年同期比3.8%減)となりました。

 

⑤その他

前年同期に売上計上したフランスの日系自動車メーカー向け大口案件の反動などから、売上高は3億88百万円(前年同期比61.3%減)、セグメント利益は57百万円(前年同期比55.6%減)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

①流動資産

流動資産は前連結会計年度末に比べ36億46百万円増加し、446億1百万円となりました。これは主に現金及び預金が10億92百万円、受取手形及び売掛金が20億2百万円、仕掛品が5億29百万円減少しましたが、電子記録債権が20億51百万円、商品及び製品が42億43百万円、原材料及び貯蔵品が98百万円、前渡金の増加等により流動資産のその他が8億82百万円増加したことによるものであります。

 

②固定資産

固定資産は前連結会計年度末に比べ5億77百万円増加し、93億10百万円となりました。これは主に投資その他の資産のその他が25百万円減少しましたが、有形固定資産が84百万円、無形固定資産が1億16百万円、投資その他の資産の投資有価証券が4億21百万円増加したことによるものであります。

 

③流動負債

流動負債は前連結会計年度末に比べ28億12百万円増加し、219億49百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が26百万円、1年内返済予定の長期借入金が1億9百万円、未払法人税等が2億93百万円、引当金が1億80百万円減少しましたが、電子記録債務が3億64百万円、短期借入金が3億36百万円、前受金が20億76百万円、未払費用の増加等により流動負債のその他が6億44百万円増加したことによるものであります。

 

④固定負債

固定負債は前連結会計年度末に比べ84百万円減少し、9億22百万円となりました。

 

⑤純資産

純資産合計は前連結会計年度末に比べ14億96百万円増加し、310億38百万円となりました。

 

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は11百万円であります。
 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。