第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種率の上昇や行動制限の緩和等により、企業の生産活動や個人消費に持ち直しの動きが見られましたが、新たな変異株の感染再拡大により、依然として先行き不透明な状況となりました。 

当社グループの主要ユーザーである自動車業界におきましては、コロナ禍から回復基調ではあるものの、世界的な半導体不足の長期化や新型コロナウイルスの感染拡大に伴う部品の調達難により、減産を余儀なくされました。 

設備投資については、日本国内では厳しい状況が続きましたが、海外では中国を中心に総じて堅調に推移しました。

このような事業環境のなか、当社グループにおきましては、受注済みの大型プロジェクトを着実に進めるとともに、今後急拡大が見込まれる車載電池市場のニーズに対応するため、本年2月に電池部品開発課を設置するなど、業容の拡大に取り組んで参りました。

 その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は371億62百万円(前年同期比29.4%増)、経常利益は30億6百万円(前年同期比64.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は20億21百万円(前年同期比66.7%増)となりました。

 

セグメントごとの業績は、次のとおりであります。

 

①日本

主に日系自動車部品メーカー向けに溶接設備・材料の売上が増加したことや中国の半導体・エレクトロニクスデバイスメーカー向けに自社製品の精密塗布装置の売上が大きく伸長したことにより、売上高は274億77百万円(前年同期比14.3%増)、セグメント利益は16億11百万円(前年同期比41.1%増)となりました。

 

②米国

メキシコの日系自動車メーカー向け生産管理システムの売上計上や日系自動車メーカー・同部品メーカー向けに溶接材料の売上が堅調に推移したことなどにより、売上高は28億円(前年同期比19.4%増)、セグメント利益は1億24百万円(前年同期比140.1%増)となりました。

 

③東南アジア

タイでは日系自動車メーカー向けおよび日系空調機器メーカー向け生産設備の売上を計上したことや、インドネシアでは日系自動車メーカー向けに溶接設備・材料の売上が伸長したことなどにより、売上高は22億59百万円(前年同期比13.9%増)、セグメント利益は2億38百万円(前年同期比20.7%増)となりました。

 

④中国

日系自動車メーカー向けに生産工場の能力増強に伴う生産設備(二つの大型プロジェクト)の売上を計上したことなどにより、売上高は98億49百万円(前年同期比146.3%増)、セグメント利益は9億95百万円(前年同期比150.3%増)となりました。

 

⑤その他

チェコの日系自動車メーカー向けに生産管理システムの売上等を計上しましたが、売上高は2億73百万円(前年同期比9.9%減)、セグメント利益は19百万円(前年同期比50.8%減)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

①流動資産

流動資産は前連結会計年度末に比べ46億70百万円増加し、522億26百万円となりました。これは主に商品及び製品が10億96百万円、原材料及び貯蔵品が3億32百万円、前渡金の減少等により流動資産のその他が10億22百万円減少しましたが、現金及び預金が37億89百万円、受取手形及び売掛金が17億33百万円、電子記録債権が1億56百万円、仕掛品が14億42百万円増加したことによるものであります。

 

②固定資産

固定資産は前連結会計年度末に比べ2億88百万円増加し、96億38百万円となりました。これは主に有形固定資産が91百万円減少しましたが、無形固定資産が2億25百万円、投資その他の資産の投資有価証券が1億55百万円増加したことによるものであります。

 

③流動負債

流動負債は前連結会計年度末に比べ28億89百万円増加し、267億79百万円となりました。これは主に電子記録債務が1億44百万円、短期借入金が11億97百万円減少しましたが、支払手形及び買掛金が1億74百万円、未払法人税等が3億71百万円、前受金が33億56百万円、引当金が32百万円、未払消費税等の増加等により流動負債のその他が2億97百万円増加したことによるものであります。

 

④固定負債

固定負債は前連結会計年度末に比べ99百万円増加し、11億63百万円となりました。

 

⑤純資産

純資産合計は前連結会計年度末に比べ19億69百万円増加し、339億20百万円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の四半期末残高は、前連結会計年度末に比べ7億86百万円増加し、153億53百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、57億98百万円(前年同期は20億72百万円の収入)となりました。これは主に売上債権の増加額16億53百万円、仕入債務の減少額2億30百万円により資金が減少しましたが、税金等調整前四半期純利益30億5百万円、前受金の増加額30億1百万円により資金が増加したことなどによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は、34億97百万円(前年同期は40億85百万円の支出)となりました。これは主に定期預金の払戻による収入1億8百万円により資金が増加しましたが、有形及び無形固定資産の取得による支出5億12百万円、定期預金の預入による支出30億96百万円により資金が減少したことなどによるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果使用した資金は、17億42百万円(前年同期は2億51百万円の支出)となりました。これは主に短期借入金の純減額12億24百万円、配当金の支払額4億93百万円により資金が減少したことなどによるものであります。 

 

 

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は31百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。