当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における経済情勢は、緩やかな回復が続く一方、ウクライナ問題の長期化に加え、中東情勢の激化、急激な円安による物価の上昇等、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
このような中、当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は、2,811百万円(前年同期比15.5%増)、営業利益は292百万円(前年同期比5.1%増)、経常利益は309百万円(前年同期比2.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は222百万円(前年同期比5.7%増)と前年同期実績を上回りました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
<キャラクターエンタテインメント事業>
キャラクターエンタテインメント事業は、クレーンゲーム等のプライズゲーム市場が引き続き活況であったことから定番キャラクター商品の受注が堅調に推移した結果、売上高1,959百万円(前年同期比18.7%増)、営業利益218百万円(前年同期比6.3%増)と前年同期実績を上回りました。
<キャラクター・ファンシー事業>
キャラクター・ファンシー事業は、インバウンド需要等により取引先店舗が活況であったことから定番キャラクター商品等の販売が好調に推移した結果、売上高852百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益74百万円(前年同期比1.9%増)と前年同期実績を上回りました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ14百万円減少し、5,968百万円となりました。これは主に、流動資産「その他」の増加額142百万円により一部相殺されたものの、電子記録債権の減少額85百万円、商品の減少額118百万円によるものであります。負債は、前連結会計年度末に比べ146百万円減少し、1,075百万円となりました。これは主に、買掛金の増加額122百万円により一部相殺されたものの、未払法人税等の減少額213百万円、流動負債「その他」の減少額74百万円によるものであります。純資産は、前連結会計年度末に比べ132百万円増加し、4,892百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加額139百万円(親会社株主に帰属する四半期純利益222百万円、剰余金の配当△83百万円)によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。