第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生または前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。
 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間末日現在において当社グループ (当社および連結子会社) が判断したものであります。

 

(1) 経営成績の分析

当第1四半期連結累計期間の経済環境を顧みますと、米国では、財政政策や新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種開始により、景気の持ち直し傾向が見られます。欧州では、都市封鎖や移動制限の影響により、景気の停滞感が強い状況が続いています。アジアにおいて、中国では、経済対策や活動制限の緩和により、景気の回復基調が持続しています。その他のアジア各国では、非常事態宣言や行動規制が長期化し、経済活動の正常化に時間を要しています。日本では、緊急事態宣言や外出自粛の影響により、景気回復のペースが鈍化しています。世界各地において、依然として新型コロナウイルス感染症の収束時期は見通せず、今後の動向に留意が必要となっています。

当社グループが関連する事業分野では、CASEやIoT、DX等の技術革新が進行するとともに、地球温暖化や低炭素化対策としての電動化ニーズも拡大しております。当社グループにおいては、こうした産業構造等の変化に対応し、様々な事業分野の顧客からビジネスを獲得することが重要となっております。

当社グループの当第1四半期連結累計期間の業績については、売上高は552億9千7百万円前年同期に比べて82億3千9百万円の増加(17.5%増)となりました。利益面では、営業利益は14億3千5百万円前年同期に比べて8億1千5百万円の増加(131.5%増)となり、経常利益は15億8千6百万円前年同期に比べて11億2百万円の増加(227.8%増)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は14億2千8百万円前年同期に比べて11億5千1百万円の増加(415.1%増)となりました。

なお、当第1四半期連結累計期間における業績の分析等については、セグメント別の業績および要因に記載しております。

 

セグメント別の業績および要因は次のとおりであります。本文中の「セグメント利益」および「セグメント損失」は、四半期連結損益計算書の営業利益を基礎としております。

(日本)

車載関連機器用部材の出荷は堅調に推移しましたが、産業機器用部材の出荷が減少し、当セグメントの売上高は210億1千万円前年同期に比べて4億4百万円の減少(1.9%減)となりました。利益面では、売上高が減少したこと等により、セグメント利益は4千万円前年同期に比べて5千5百万円の減少(57.7%減)となりました。

 

(中華圏)

中国経済が新型コロナウイルス感染症による景気悪化から早期回復したことにともない、車載関連機器用部材および産業機器用部材の出荷が増加し、当セグメントの売上高は191億1千3百万円前年同期に比べて58億7百万円の増加(43.6%増)となり、セグメント利益は4億7千3百万円前年同期に比べて4億1千2百万円の増加(680.1%増)となりました。

 

(東南アジア)

情報機器用部材および産業機器用部材の出荷が増加し、当セグメントの売上高は215億8千万円前年同期に比べて18億1千4百万円の増加(9.2%増)となり、セグメント利益は11億6百万円前年同期に比べて3億3千6百万円の増加(43.7%増)となりました。

 

 

(欧州)

新たに欧州大手自動車部品メーカーとの取引を開始したこと等により、車載関連機器用部材の出荷が増加し、当セグメントの売上高は44億2千3百万円前年同期に比べて14億5百万円の増加(46.6%増)となりました。利益面では、売上高が増加したこと等により、セグメント利益は1億2千3百万円前年同期に比べて9千5百万円の増加(344.5%増)となりました。

 

(米州)

産業機器用部材の出荷が減少し、当セグメントの売上高は106億円前年同期に比べて15億2千2百万円の減少(12.6%減)となりました。利益面では、メキシコ工場における受注の増加および生産性の向上等により、セグメント損失が3千6百万円に縮小しました。(前年同期は3億5百万円のセグメント損失)

 

(2) 財政状態の分析

(資産)

総資産は、前連結会計年度末に比べて51億5百万円増加(3.5%増)し、1,495億4千2百万円となりました。

流動資産は、現金及び預金50億3千万円の減少(21.7%減)、売掛金57億1千4百万円の増加(16.3%増)およびたな卸資産32億9千2百万円の増加(9.0%増)等により前連結会計年度末に比べて35億4千6百万円増加(3.4%増)し、1,078億1百万円となりました。

固定資産は、有形固定資産10億5千万円の増加(3.3%増)等により前連結会計年度末に比べて15億5千9百万円増加(3.9%増)し、417億4千1百万円となりました。

 

(負債)

負債合計は、前連結会計年度末に比べて2億4千3百万円増加(0.3%増)し、881億8千万円となりました。

流動負債は、短期借入金55億9千2百万円の減少(23.5%減)、買掛金58億6千6百万円の増加(21.3%増)および未払金9億4千万円の増加(59.4%増)等により前連結会計年度末に比べて12億5千5百万円増加(2.1%増)し、611億1千万円となりました。

固定負債は、長期借入金5億9千8百万円の減少(5.0%減)およびSIIX EMS (THAILAND) CO., LTD.(現Thai SIIX Co., Ltd.)と経営統合したSIIX Bangkok Co., Ltd.の留保利益に係る税効果が減少したことにともなう繰延税金負債5億3百万円の減少(15.4%減)等により、前連結会計年度末に比べて10億1千2百万円減少(3.6%減)し、270億7千万円となりました。

 

(純資産)

純資産は、為替レートの変動にともなう為替換算調整勘定39億6百万円の増加(1,205.7%増)および利益剰余金6億6千9百万円の増加(1.2%増)等により、前連結会計年度末に比べて48億6千2百万円増加(8.6%増)し、613億6千1百万円となりました。

この結果、自己資本比率は38.8%から40.7%に増加いたしました。

 

(3) 重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定

当第1四半期連結累計期間において、重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定に重要な変更および新たな定めはありません。

 

(4) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当第1四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等および経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等に重要な変更および新たな定めはありません。

 

(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(6) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間において、研究開発活動として特記すべき事項はありません。

 

(7) 従業員数

当第1四半期連結累計期間において、連結会社または提出会社の従業員数に著しい増減はありません。

 

 

(8) 生産、受注及び販売の実績

① 仕入実績

該当事項はありません。

② 受注実績

該当事項はありません。

③ 販売実績

該当事項はありません。

 

(9) 主要な設備

① 新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、著しい変動があったものは、次のとおりであります。

  当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画は、次のとおりであります。

会社名

事業所名

(所在地)

セグメント

の名称

設備の内容

投資予定額

資金調達
方法

着手

年月

完了予定
年月

完成後の
増加能力

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

SIIX EMS

(Shanghai)

Co., Ltd.

本社

(中国 上海市)

中華圏

生産設備

257

-

自己資金

および

借入金

2021年

4月

2021年

9月

生産能力

6%増加

 

(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

② 前連結会計年度末において計画中であった重要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、特記すべき事項はありません。

 

(10) 経営成績に重要な影響を与える要因

当第1四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更および新たな定めはありません。

 

(11) 資本の財源および資金の流動性

当第1四半期連結累計期間において、資本の財源および資金の流動性に係る情報に重要な変更および新たな定めはありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。