当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症による影響につきましては、国内における緊急事態宣言の解除等により経済活動再開の動きが見え始めておりますが、今後、新型コロナウイルス感染症の感染状況やその経済環境への影響が長期化する場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間の世界経済及びわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う各国の外出規制、生産活動の停止や物流の停滞、個人消費の低迷が経済活動に甚大な影響を与えており、マイナス成長となりました。
新型コロナウイルス感染症の影響に関しては、依然として不透明な部分がありますが、5月以降は、各地域で移動制限等が緩和され、経済活動が再開されています。
当社グループの事業分野であります自動車業界におきましては、海外(当社会計期間2020年1月1日~2020年3月31日)は、各国とも新型コロナウイルス感染症の影響により生産台数が減少し、特に武漢封鎖が行われた中国での生産台数は大幅な減少となりました。国内(当社会計期間2020年4月1日~2020年6月30日)も、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための操業の停止、生産調整により生産台数は減少しました。
このような状況下、当社グループでは事業基盤の強化と経営の効率化に努めてまいりましたが、連結売上高は、国内では新型コロナウイルス感染症拡大の影響による自動車メーカー各社の工場稼働停止、海外では、各地域の景気の悪化、中国における新型コロナウイルス感染症拡大の防止を理由とした日系自動車メーカーの生産休止等の影響が大きく、前年同期比減収となりました。また、連結営業利益も各地域における売上減少の影響が大きく、前年同期比減益となりました。
当第1四半期連結累計期間の売上高は6,564百万円(前年同期比29.9%減)、営業利益は372百万円(同60.3%減)、経常利益は407百万円(同59.5%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は276百万円(同62.3%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。(セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。)
〔日本〕
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、主力得意先メーカーの工場稼働停止、生産調整の影響が大きく、売上高は3,051百万円(前年同期比41.1%減)となりました。セグメント利益は売上減少の影響により、55百万円(前年同期比87.8%減)となりました。
〔米州〕
メキシコは新規取引の拡大により増収増益となりましたが、アメリカは景気後退と新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり減収となりました。米州全体では、アメリカの売上減少の影響が大きく、売上高は1,844百万円(前年同期比6.5%減)となりました。セグメント利益も、アメリカでの売上減少の影響が大きく、130百万円(前年同期比31.2%減)となりました。
〔中国〕
中国は新型コロナウイルス感染症拡大を防止するため封鎖された武漢市をはじめ、各地で主力得意先メーカーの操業停止により生産が減少し、売上高は758百万円(前年同期比27.2%減)となりました。セグメント利益は、売上減少の影響により、95百万円(前年同期比33.1%減)となりました。
〔アセアン〕
タイとインドネシアでの新型コロナウイルス感染症拡大の影響による主力得意先メーカーの減産により、売上高は628百万円(前年同期比16.2%減)となりました。セグメント利益は、売上減少の影響が大きく、68百万円(前年同期比40.0%減)となりました。
〔欧州〕
新型コロナウイルス感染症拡大の影響による主力得意先メーカーの生産減少により、売上高は280百万円(前年同期比32.5%減)となりました。セグメント利益は、売上減少、ポンド安に伴う輸入品の仕入コストの上昇、拠点統合費用等により、23百万円の損失(前年同期はセグメント利益0百万円)となりました。
〔台湾〕
グループ会社向けの輸出が減少し、売上高は減少しました。これに伴いセグメント利益は15百万円(前年同期比18.2%減)となりました。
当第1四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末比2,551百万円減少し、39,808百万円となりました。これは主として、現金及び預金、受取手形及び売掛金が減少したことによるものであります。
負債の残高は、前連結会計年度末比1,909百万円減少し、8,525百万円となりました。これは主として、支払手形及び買掛金、電子記録債務が減少したことによるものであります。
純資産の残高は、前連結会計年度末比641百万円減少し、31,283百万円となりました。これは主として、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上がありましたが、配当金の支払や為替換算調整勘定が減少したことによるものであります。また、自己株式は、主に消却により1,337百万円減少し、170百万円となりました。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期連結累計期間において、前連結会計年度の有価証券報告書の「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症による影響についての仮定は、「第4 経理の状況 注記事項(追加情報)」に記載しております。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。
(5) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第1四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について、重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、11百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(8) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設計画は次のとおりであります。
(注)金額には消費税等を含めておりません。
なお、前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、著しい変更はありません。
(9) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの主要な資金需要は、販売のための商品仕入、製品製造のための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに当社グループの設備、改修等に係る投資であります。
当社グループの持続的な成長・企業価値の向上を図るためには、グローバル事業体制の拡充、強みのある製造基盤の構築を実現するための資本投下、製造設備の強化、M&Aを含めた投資等の検討が不可欠と考えております。
中長期的な経営戦略に沿った開発・製造機能の強化、特にグループ製造拠点の生産能力拡大のための設備投資と主要調達先との戦略的資本提携に資金の投入を行う方針です。また、安定的な還元と積極的な資本政策についても引続き取り組んでまいります。
これらの資金需要につきましては、自己資金を中心に対応していくこととしております。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。