文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業業績や雇用情勢の改善により緩やかな回復基調で推移しましたが、英国のEU離脱問題や新興国経済の減速による円高・株安傾向から、米国大統領選挙以降は円安・株高に反転するなど、世界経済の不確実性が高まっており、先行き不透明な状況で推移いたしました。
このような状況の下、当社グループは、お客様の利便性等を追求することで購買機会の増加・シェアの拡大を図ってまいりました。今後におきましては、シェアの拡大によるスケールメリットを発揮することで各種コストの見直しを図り、利益の確保に努めてまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高13,755百万円(前年同四半期比 0.4%増)、営業利益661百万円(前年同四半期比 5.4%増)、経常利益674百万円(前年同四半期比 5.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、485百万円(前年同四半期比 3.4%減)となりました。
主な事業別の状況は次のとおりであります。
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セグメント名称 (セグメントに該当する会社) |
主要な事業の内容 |
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アスモ事業 (株式会社アスモ) |
グループ会社の統制・管理、不動産賃貸 |
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アスモトレーディング事業 (株式会社アスモトレーディング) |
食肉の輸出入、食肉及び食肉加工品の販売 |
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アスモフードサービス事業 (株式会社アスモフードサービス) (株式会社アスモフードサービス首都圏) (株式会社アスモフードサービス東日本) (株式会社アスモフードサービス中日本) (株式会社アスモフードサービス西日本) |
高齢者介護施設等における給食の提供 |
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アスモ介護サービス事業 (株式会社アスモ介護サービス) |
訪問・居宅介護事業所の運営、有料老人ホームの運営 |
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ASMO CATERING (HK) 事業 (ASMO CATERING (HK) CO., LIMITED) |
香港における外食店舗の運営 |
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その他 |
(サーバントラスト信託株式会社) |
信託商品の販売 |
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(アスモ少額短期保険株式会社) |
保険商品の販売 |
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(ASMO CATERING(TAIWAN)COMPANY LIMITED) |
台湾における外食店舗の運営 |
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アスモトレーディング事業におきましては、物流費の上昇や販売競争の激化により、依然として、厳しい経営環境が続きました。
このような中、収益力の高いメキシコ産牛肉に注力しつつ、通販の拡大により、利益率を改善させてまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、2,204百万円(前年同四半期比 1.4%減)セグメント利益(営業利益)は、61百万円(前年同四半期はセグメント損失13百万円)となり、大きく利益改善できました。
今後も、不安定な為替動向に注視しつつ、エンドユーザーを中心に安定した顧客を開拓し、利益の確保をしてまいります。
引き続き着実に利益が創出できる商売に注力して、グループ全体の成長に貢献してまいります。
アスモフードサービス事業におきましては、高齢者介護施設以外から幅広い分野において受注先を獲得し、一方で、収益向上のための不採算受託施設の契約解除を並行し実施したことにより、売上高、営業利益はともに堅調に推移いたしました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、5,719百万円(前年同四半期比 3.6%増)、セグメント利益(営業利益)は、340百万円(前年同四半期比 15.4%増)となりました。
今後も、引き続き堅実に増収増益を維持できるよう、基盤の強化に努めてまいります。また、様々な年間行事やイベントを企画し、常にお客様に喜んでいただけるご提案をすることで、給食提供の質の向上を図ってまいります。
アスモ介護サービス事業におきましては、訪問介護事業所、居宅介護支援事業所および有料老人ホーム運営事業を営んでおり、当第3四半期連結累計期間につきましては、平成27年4月の介護保険法の改正による介護報酬見直しの下、介護報酬が大きく伸ばせない中、恒常的な人手不足に伴う人件費の上昇など、足元・先行きとも非常に厳しい状況で推移しております。
このため、介護サービスをご利用いただける機会を増やすことを目的に事業所の開設・見直しを推進し、平成28年10月に4施設目となる有料老人ホームを開設するとともに2事業所を閉鎖いたしました。また、ご契約者様、ご入居者様は咋年開設した事業所等が同四半期は大きく貢献し、増加したものの、新規有料老人ホームは開設直後でもあり、開設費用が先行したこと等から、増収減益となりました。
これにより、当第3四半期連結会計期間末現在、訪問介護事業所36事業所(前年同四半期末は38事業所)、居宅介護支援事業所12事業所(前年同四半期末は12事業所)、ご契約者様は、1,757名(前年同四半期末は1,665名)。有料老人ホーム4施設(前年同四半期末は3施設)、ご入居者様数116名(前年同四半期末は68名)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、3,655百万円(前年同四半期比 1.5%増)、セグメント利益(営業利益)は、379百万円(前年同四半期比 9.0%減)となりました。
今後ともご利用者の獲得に努めていくとともに、介護人材育成に注力していくことで、より良い人材の確保と定着率向上に努め、介護サービスの質の向上を図ってまいります。
ASMO CATERING (HK) 事業におきましては、競争が厳しい中、収益改善を図るべく、10月1日に新たに日系スーパー一田(YATA)のチュンワン店において、『虎蔵食堂』をオープンいたしました。60平方メートルほどのラーメンと和食弁当を中心とした小型のファーストフーズショップで、一田(YATA)店の食品売り場に併設しております。また、不採算店舗の閉店・見直しを図りましたが、人件費や賃料が高止まり、減収減益となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、1,631百万円(前年同四半期比 10.3%減)、セグメント利益(営業利益)は、4百万円(前年同四半期比 88.4%減)となりました。
当社には、8店舗が日本資本あるいは日系香港資本スーパーの中に出店しておりますが、一般のショッピングモール内などの出店と比較して、契約期間は平均すると約2年と短いものの、大きな改装などが無い限り当社が希望すれば契約延長を獲得しやすい利点があります。また全てのお店がフードコートあるいは食品スーパーに併設する小型ショップで投資も低く、大きな利益が稼げなくとも確実性の高い事業であり今後とも各社と良好な関係を保ち新たな出店につなげてまいります。
その他セグメントに含めておりますサーバントラスト信託株式会社は、管理型信託事業を営んでおります。信託事業では、「特定贈与信託」「ペット飼育費保全信託」「老い支度サポート信託(遺言代用信託を含む)」「不動産管理信託」などの個人向けの信託商品のほか、「葬儀費用管理信託」「顧客分別金管理信託」「不動産証券化信託」「エスクロー信託」などの法人向けの信託商品の販売にも努めました。
営業面以外に、経費節減にも努めた結果、前年同四半期比での増益を実現しております。
引き続き、積極的な営業活動を行っていくとともに、グループ主要事業である介護事業とのシナジーを図りながら、新規信託契約の獲得ならびに売上増加に努めてまいります。
その他セグメントに含めておりますアスモ少額短期保険株式会社は、少額短期保険事業を展開しており、生命保険商品3種類(生命定期保険、入院保障付生命定期保険、無選択型生命保険)と損害保険商品(高齢者施設入居者家財保険)を販売しています。
高齢者施設入居者家財保険「転ばぬ先の杖」は有料老人ホーム運営会社と代理店契約を締結し、入居者に販売していくスキームに加え、有料老人ホーム紹介会社との提携も進み、紹介案件へ当保険を付帯するというスキームが動き出しました。 特にインターネットにより入居者を紹介している紹介会社にとっては、他社との差別化策として保険の無料付帯により顧客の獲得に寄与することができ、今後の販売件数の拡大が見込めます。
また、生命保険商品においても、商品ごと、販売チャネルごとに収支分析を行うことにより、良好な保険収支を維持することができており、収益にも寄与しています。
その他セグメントに含めておりますASMO CATERING(TAIWAN)COMPANY LIMITEDは、収益改善を図るべく、不採算店舗の収益力向上に努めております。しかしながら、台北市内天母そごう店の台湾の一号店『日本料理 今助』においては、天母地区の商圏の縮小に歯止めがかからず当店にも大きく影響しております。その他フードコート2店においても当初の目標売上には届いておらず、不採算店舗の早期撤退や要員を見直し、事務所移転により経費削減を図るなど、一旦縮小する方向で進めております。
しかしながら低迷する天母そごう店内においても『日本料理 今助』には固定客が多く、台湾における今後の展開は同業種に絞り、取り組んでまいりたいと存じます。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、540百万円(前年同四半期比 3.5%増)、セグメント利益(営業利益)は、0百万円(前年同四半期比 97.8%減)となりました。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は6,772百万円となり、前連結会計年度末に比べ722百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が297百万円、受取手形及び売掛金が229百万円、商品が29百万円、無形固定資産が25百万円、投資その他の資産「その他」が135百万円増加したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は2,256百万円となり、前連結会計年度末に比べ341百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が153百万円、未払金が129百万円、退職給付に係る負債が18百万円、固定負債「その他」が31百万円増加したことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は4,516百万円となり、前連結会計年度末に比べ380百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が345百万円、為替換算調整勘定が15百万円、退職給付に係る調整累計額が13百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は64.7%(前連結会計年度末は66.2%)となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。