文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、企業収益や雇用環境の改善に伴い緩やかな回復基調であったものの、米国における政権運営の動向や不安定な北朝鮮情勢など懸念材料もあり、依然として先行きは不透明な状況で推移しました。
当社グループでは、各事業のストロングポイントを的確に見極めた上でシナジー効果を最大限に発揮していくこと、また、国内だけにとどまらず積極的に海外にも進出し、人口減少時代を迎える日本において多角的な収益構造を構築し安定した成長を目指すことを目標としております。
今期においても各事業の強みを確実に伸ばす事で売上利益共に伸ばす事が出来ました。今後におきましてはグループの目標通り東南アジアを含む様々な国や地域に進出し、事業を成長させる事に邁進して参ります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高9,627百万円(前年同四半期比6.2%増)、営業利益525百万円(前年同四半期比37.1%増)、経常利益525百万円(前年同四半期比38.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、357百万円(前年同四半期比33.6%増)となりました。
主な事業別の状況は次のとおりであります。
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セグメント名称 (セグメントに該当する会社) |
主要な事業の内容 |
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アスモ事業 (株式会社アスモ) |
グループ会社の統制・管理、不動産賃貸 |
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アスモトレーディング事業 (株式会社アスモトレーディング) |
食肉の輸出入、食肉及び食肉加工品の販売 |
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アスモフードサービス事業 (株式会社アスモフードサービス) (株式会社アスモフードサービス首都圏) (株式会社アスモフードサービス東日本) (株式会社アスモフードサービス中日本) (株式会社アスモフードサービス西日本) |
高齢者介護施設等における給食の提供 |
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アスモ介護サービス事業 (株式会社アスモ介護サービス) |
訪問・居宅介護事業所の運営、有料老人ホームの運営 |
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ASMO CATERING (HK) 事業 (ASMO CATERING (HK) CO., LIMITED) |
香港における外食店舗の運営 |
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その他 |
(サーバントラスト信託株式会社) |
管理型信託商品の販売 |
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(アスモ少額短期保険株式会社) |
少額短期保険商品の販売 |
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(ASMO CATERING(TAIWAN)COMPANY LIMITED) |
台湾における外食店舗の運営 |
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アスモトレーディング事業におきましては、引き続き、人手不足による物流費の引き上げや、8月に発動されたセーフガードによるアメリカ・カナダ・ニュージーランド等の冷凍牛肉の関税の引き上げ等、依然として安定的な経営を維持しにくい環境が続いております。
このような環境下、今期の柱と位置付けた収益力の高いメキシコ産チルド牛肉の毎週コンスタントな仕入れ及び販売により、売上、利益確保において、一定の成果を見ることができました。
また、通販事業におきましても、新しい販売チャネルである贈答やイベント関連の分野の顧客開拓が功を奏し、最大の需要期である年末に向け、順調に準備を進めることができました。
更に、安定した供給が難しい国産牛において、安価な国産牛の調達の目途が立ち、それを原料とする加工品の開発にも着手し、今後、期待できるところであります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,543百万円(前年同四半期比7.5%増)、セグメント利益(営業利益)は30百万円(前年同四半期比35.0%減)となりました。
前第2四半期連結累計期間に比べ、為替が円安だったため、セグメント利益はやや減少となりましたが、メキシコ産牛肉の安定した供給と販売を更に推進し、通販事業始めオリジナル商品の開発及び拡販をし、前期を上回る売上と利益の確保を目指してまいります。
アスモフードサービス事業におきましては、今期も利益向上のための不採算受託施設の契約解除や、収益を見込める新規施設の受託により、売上高は微減で、営業利益は大幅改善しております。
また、公共施設や医療施設の給食受託に向けた取り組みで、長期的な成長に向け新たな基盤の開発・強化に努めております。
今後も、給食にとって大切な三大要素、「安心・安全をお届けする」「健康維持に必要な栄養をとって頂けるメニューの提供」「皆さんに食事を楽しんで頂くための食の喜び」を基本に、様々なニーズに対応可能でありながら、全施設の正社員が管理栄養士・栄養士・調理師である専門性の高さを強みに事業を展開してまいります。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、3,785百万円(前年同四半期比0.8%減)、セグメント利益(営業利益)は、285百万円(前年同四半期比47.9%増)となりました。
アスモ介護サービス事業におきましては、訪問介護事業所、居宅介護支援事業所および有料老人ホーム運営事業を営んでおり、当第2四半期連結累計期間につきましては、2015年4月の介護保険法の改正による介護報酬大幅減、恒常的な人手不足に伴う人件費の上昇など、足元・先行きとも非常に厳しい状況で推移しております。
このため、介護サービスをご利用いただける機会を増やすことを目的に事業所の開設・見直しを推進しているなか、今年4月、6月に開設をした有料老人ホームのご入居者数が好調に推移している事に加え、既存の事業所でもご契約者数が順調に伸びております。また、平成29年度介護報酬改定に伴い、介護職員処遇改善加算Ⅰを新たに取得した事などから増収増益となりました。
これにより、当第2四半期連結会計期間末現在、訪問介護事業所37事業所(前年同四半期末は38事業所)、居宅支援事業所12事業所(前年同四半期末は12事業所)となり、支援させていただいておりますご契約者様は、1,856名(前年同四半期末は1,731名)。有料老人ホーム6施設(前年同四半期末は3施設)、ご入居者様数は210名(前年同四半期末は83名)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,796百万円(前年同四半期比16.9%増)、セグメント利益(営業利益)は274百万円(前年同四半期比18.6%増)となりました。
今後ともご利用者様の獲得に努めていくとともに、介護人材育成に注力していくことで、より良い人材の確保と定着率向上に努め、介護サービスの質の向上を図ってまいります。
ASMO CATERING (HK)事業におきましては、事業の柱のひとつである日系スーパー内店舗の競合店が、以前は数店舗しかありませんでしたが、ここ最近の新店増加に伴う競争激化により、当社の売上にも影響が出てきております。7、8月の商戦におきましては、物流部門において香港における販売を取り扱っている日本のソフトクリームメーカー㈱日世様の大ヒット商品である『プレミアムソフトクリーム クレミア』を当社の2店舗において香港で初めて販売し、大好評でした。
和食レストラン部門である大型店の『日本料理 今助』におきましては、主力メニューであるうどんにおいて、新たに開発した『豚肉柚子胡椒うどん』や『肉汁つけうどん』や『からみそつけうどん』など発売致しました。特につけうどん2品においてはこれまでにない、新たな今助のうどんの食べ方をお客様に提案し好調に推移しております。
増加し続ける日系スーパーのマーケットは、当社既存店においては脅威でありますが、当社の新たな出店立地候補が増えるということでもあります。
スーパーの規模そのものが小型化しているため、これまでの出店先であったフードコートを併設しない出店も多く、当社としては食品売り場内へも出店できる新たな形態のショップの提案なども今後行っていく予定です。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、1,146百万円(前年同四半期比9.8%増)、セグメント利益(営業利益)は4百万円(前年同四半期△1百万円)となりました。
その他セグメントに含めておりますサーバントラスト信託株式会社は、管理型信託事業を営んでおり、信託事業では、「終活信託(高齢者向けの金銭管理信託、遺言代用信託を含む)」「不動産管理信託」「特定贈与信託」「ペット飼育費保全信託」などの個人向け信託商品のほか、葬儀社向けの「葬儀費用保全信託」、士業等の終活事業を支援する「顧客分別金保全信託」、高齢者施設運営事業者向けの「入居一時金保全信託」、「不動産流動化信託」、商取引の金銭管理を行う「エスクロー信託」など法人向けの信託商品の販売に努めました。従前からの継続的な営業活動による成果が着実に積み上がり、信託契約件数も徐々に増えてまいりました。
営業面以外では、経費削減に努めた結果、前年同期比で増益を実現しております。
引き続き、積極的な営業活動を行っていくとともに、グループ主要事業である介護事業とのシナジーを図りながら、新規信託契約の獲得ならびに売上増加に努めてまいります。
その他セグメントに含めておりますアスモ少額短期保険株式会社は、少額短期保険事業を展開しており、生命保険商品3種類(生命定期保険、入院保障付生命定期保険、無選択型生命保険)と損害保険商品(高齢者施設入居者家財保険)を販売しています。
生命保険商品はプロ代理店等による対面販売、インターネット・広告等による通信販売により提供しておりますが、新たに有力NPO法人とタイアップをし、主に東京都内で単身で暮らしているシニアを守るプランとしても販売を開始致しました。
また、損害保険商品「転ばぬ先の杖」(高齢者施設入居者家財保険)は有料老人ホームを代理店化し、入居者にお勧めする販売方法に加え、老人ホーム紹介会社が他社との差別化を目的として1年間サービスとして付保するスキームも普及しつつあります。
その他セグメントに含めておりますASMO CATERING (TAIWAN) COMPANY LIMITEDは、台北市郊外の天母そごう店内の『日本料理 今助』と、台北市中心地にある復興そごう店内のフードコートショップ『彩丼屋』の2店舗体制にて事業展開をしております。
『今助』におきましては、7月に香港の今助同様に新たに開発致しました『豚肉柚子胡椒うどん』『とりの鍋焼きうどん』に加え、台湾では非常に人気のある天丼をグランドメニューに加え、主力のうどん各種と組み合わせたミニ天丼のセットメニューなども新たに発売し好調に推移しております。
来期に向けて新たに事業展開ができるよう、再度黒字体質に戻すべく諸経費のコントロールにも取り組んでおります。
以上の結果、その他の事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は、352百万円(前年同四半期比 5.1%減)、セグメント利益(営業利益)は、15百万円(前年同四半期1百万円)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は7,423百万円となり、前連結会計年度末に比べ784百万円増加いたしました。これは主に現金及び預金が571百万円、受取手形及び売掛金が196百万円、商品が56百万円増加し、固定資産「その他」に含まれている投資有価証券が27百万円減少したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は2,598百万円となり、前連結会計年度末に比べ568百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金が118百万円、短期借入金が50百万円、賞与引当金が114百万円、未払法人税等が53百万円、流動負債「その他」に含まれている未払金97百万円及び前受収益73百万円が増加したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は4,824百万円となり、前連結会計年度末に比べ215百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金が217百万円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は63.3%(前連結会計年度末は67.5%)となりました。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、3,168百万円となり、前 連結会計年度末より571百万円増加しました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
営業活動の結果獲得した資金は705百万円(前年同四半期は300百万円の獲得)となりました。これは主に、税 金等調整前四半期純利益498百万円及び、賞与引当金113百万円、仕入債務118百万円、その他の負債150百万円の増加に対し、売上債権の増加による資金の減少121百万円によるものであります。
投資活動の結果使用した資金は、57百万円(前年同四半期は175百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出50百万円によるものであります。
財務活動の結果使用した資金は、76百万円(前年同四半期は73百万円の使用)となりました。これは主に、配当金の支払額119百万円に対し、短期借入れによる収入50百万円によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。