文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間(平成27年3月1日から平成27年8月31日まで)における事業環境は、円安株高を背景に、輸出企業をはじめ企業収益の改善がみられ、また海外からの訪日観光客が増加しており、景気は緩やかに回復してきております。国内消費においては、賃金の上昇が少しずつ見られるようになりましたが、原材料価格の高騰に伴う物価の上昇により、消費環境は一進一退の状況が続いております。
シューズ業界につきましては、スニーカートレンドの継続やインバウンド消費により、都市部の商業施設や地方の観光地を中心に集客が高まっており、その結果、商品の平均単価も上昇傾向にあります。
このような状況下、当社グループは、テレビCMやファッション雑誌などの販促活動によりファッションとしてのスニーカー需要を高める取り組みを行い、スポーツシューズの販売強化に努めました。上半期の出店につきましては、国内外合わせて45店舗の新規出店を行いました。この結果、当社グループの店舗数は、1,013店舗となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における連結業績は、売上高は前年同期比11.5%増の1,204億33百万円、営業利益は前年同期比1.7%増の238億73百万円、経常利益は前年同期比2.1%増の242億95百万円、四半期純利益は前年同期比3.7%増の146億64百万円となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 国内
商品につきましては、メンズ、レディースともに、高単価のランニングシューズやスニーカーといったスポーツシューズが好調となりました。またキッズシューズにつきましても、アイテム数を増やしたことにより好調となりました。
店舗展開におきましては、上半期で35店舗の出店を行いました。この結果、当四半期末における国内店舗数は815店舗となりました。(閉店4店舗)既存店におきましても、増床を含めた改装を29店舗(うち増床15店舗)実施しました。また、当連結会計年度につきましては、百貨店やファッションビル向けの業態開発に注力しており、新業態店舗として「ACE SHOES(エース・シューズ)」、ポップアップストア「SNEAKER SELECT」を出店いたしました。昨年レディース新業態として展開を始めた「Charlotte」と合わせ、流行に敏感な若者をターゲットに、新たな顧客の獲得を目指しております。
上半期における国内店舗の売上高増収率(インターネット販売を含む。)につきましては、全店で前年同期比7.3%増、既存店で前年同期比4.1%増となりました。当四半期についても、全店で前年同期比7.2%増、既存店で前年同期比4.1%増となりました。当四半期の客単価は、セールの縮少やスニーカートレンドによる平均単価の上昇により全店既存店ともに前年同期比で12%以上の上昇となりました。
これらの結果、国内における売上高は前年同期比7.2%増の898億28百万円、営業利益は前年同期比2.1%増の216億20百万円となりました。
② 海外
海外の店舗展開につきましては、上半期で韓国で8店舗、台湾で2店舗の新規出店を行いました。当四半期末時点(平成27年6月30日時点)の海外店舗数は、韓国165店舗、台湾29店舗、米国4店舗、計198店舗となりました。(閉店 韓国2、台湾1)なお、海外連結子会社はいずれも12月決算であります。
海外の業績につきましては、韓国の売上高は前年同期比18.6%増の214億27百万円、台湾は前年同期比41.2%増の17億33百万円、米国は前年同期比およそ1.5倍増の78億96百万円となりました。
これらの結果、海外における売上高は前年同期比26.2%増の310億57百万円、営業利益は前年同期比2.1%減の22億51百万円となりました。
品目別販売実績
|
品目別 |
前第2四半期連結累計期間(百万円) |
当第2四半期連結累計期間(百万円) |
前年同期比(%) |
|
スポーツ |
56,049 |
66,055 |
17.9 |
|
レザーカジュアル |
17,245 |
18,693 |
8.4 |
|
レディース |
11,614 |
10,798 |
△7.0 |
|
キッズ |
6,071 |
7,048 |
16.1 |
|
ビジネス |
5,872 |
5,757 |
△2.0 |
|
サンダル |
5,018 |
5,082 |
1.3 |
|
その他 |
6,144 |
6,997 |
13.9 |
|
売上高合計 |
108,017 |
120,433 |
11.5 |
(注)1 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2 上記金額は、国内及び海外の合計で表示しております。
(2) 財政状態の分析
流動資産合計は、前連結会計年度末に比べ122億18百万円増加し、1,725億16百万円となりました。主な要因は、四半期純利益の増加等に伴う現金及び預金の増加24億58百万円、及びたな卸資産の増加71億25百万円等によるものであります。
固定資産合計は、前連結会計年度末に比べ91億76百万円減少し、641億86百万円となりました。主な要因は、資産の効率化を目的とした有形固定資産の売却や減損損失の計上等によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ326億59百万円減少し、454億66百万円となりました。主な要因は、新株予約権の行使による社債の減少253億20百万円等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ357億円増加し、1,912億36百万円となりました。主な要因は、新株予約権の行使による資本の増加、利益剰余金の四半期純利益の計上による増加、及び配当金の支払による減少等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ24億84百万円増加し、982億91百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金収支は、48億36百万円の収入(前年同期比143億65百万円収入減)となりました。この主な要因は、税金等調整前四半期純利益233億29百万円、減価償却費21億9百万円、有形固定資産の減損損失15億63百万円、たな卸資産の増加額70億39百万円、仕入債務の減少額27億99百万円、及び法人税等の支払による支出97億49百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金収支は、55億30百万円の収入(前年同期比104億32百万円収入増)となりました。この主な要因は、資産の効率化を目的とした有形固定資産の売却による収入97億37百万円、新規出店及び店舗改装等に伴う有形固定資産の取得による支出27億10百万円、敷金及び保証金の差入による支出8億85百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金収支は、78億19百万円の支出(前年同期比42億16百万円支出増)となりました。この主な要因は、借入金の純減少額32億93百万円及び配当金の支払による支出45億14百万円等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 従業員数
当第2四半期連結会計期間末における従業員数(従業員数は就業人員数)は、国内は3,342名、海外は1,365名となりました。これは、国内及び海外における「ABC-MART」の新規出店に伴うもので、前連結会計年度末より国内は329名増加、海外は96名増加しております。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当社グループの販売実績は、(1)経営成績の分析に記載のとおりであります。
(8) 主要な設備
新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変更があった設備は次のとおりであります。
新規取得
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会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額(百万円) |
取得年月 |
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土地 |
建物 |
合計 |
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(面積㎡) |
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||||||
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ABC-MART KOREA,INC. |
ABC-MART ANSAN(仮称) (韓国 安山市) |
海外 |
店舗 |
301 (100.49) |
253 |
554 |
平成27年 4月 |
(注) 上記事業所は、平成28年以降に店舗として営業を開始する予定であります。
(9) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見直し
当社グループを取り巻く事業環境は、(1)経営成績の分析に記載のとおりであり、当第2四半期連結累計期間において、経営戦略上の重要な変更はありません。
(10)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金の状況は、(3)キャッシュ・フローの状況に記載のとおりであります。