当社グループにおける財政状態および経営成績の分析は、以下のとおりであります。
文中の将来に関する事項については、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融政策等により企業業績や雇用情勢の改善がみられ、緩やかな回復基調が続きました。一方で、海外では米国の金融政策が正常化の方向に進む中、中国を始めとするアジア新興国等の景気に減速傾向が見られるとともに、ギリシャの財政危機など先行き不透明な状況が続いております。
流通業界におきましては、昨年の消費税引き上げの影響が一巡し、そして全国的に天候に恵まれたことにより、企業業績は回復基調となっております。また、インバウンドの需要増加もあり、景気回復の後押しとなっております。
このような経営環境の中、当社グループは中期経営計画の2年目として、国内および海外において将来に向けた経営基盤の改善および強化を行ってまいりました。
国内事業においては、売上総利益率の改善により収益力の向上を図るとともに、当社グループの販売力、ネットワークを活かしたアドグッドブランドの商品開発を強化し、子会社であるインストアマーケティングとのコラボレーションによる営業・販売促進・店頭管理機能の強化に取り組んでまいりました。
海外事業においては、タイ国内最大規模のサハグループと合弁会社SIAM ARATA CO.,LTD.を設立し、将来に向けた営業基盤を構築してまいりました。また、ディーエイチシー化粧品をタイ国における総代理店として、タイ国に店舗を展開されている日系企業様だけでなく、現地の大型店に対しても営業提案を行ってまいりました。
生産性の向上では、受託物流センターの生産性の向上を図るとともに、将来の事務センターを一箇所に集約するための業務軽装備化の推進を行ってまいりました。
以上のように収益性向上施策として、売上総利益率の改善、間接部門の集約化や物流費低減などによる経費率の抑制、受託物流事業の収益改善などを推進してまいりました結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は339,795百万円(前年同期比7.5%増)、営業利益は2,665百万円(前年同期比230.1%増)、経常利益は2,721百万円(前年同期比235.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,566百万円(前年同期比577.7%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は213,738百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,898百万円増加となりました。
資産の部では、流動資産は145,876百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,969百万円増加となりました。これは主に現金及び預金が1,369百万円、受取手形及び売掛金が1,872百万円増加し、商品及び製品が1,259百万円減少したことによるものであります。
固定資産は67,862百万円となり、前連結会計年度末と比較して71百万円減少となりました。これは主に投資有価証券が951百万円増加し、建物及び構築物が535百万円、のれんが215百万円、有形固定資産その他に含まれる工具、器具及び備品が387百万円減少したことによるものであります。
負債の部では、流動負債は123,569百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,155百万円増加となりました。
これは主に支払手形及び買掛金が457百万円、賞与引当金が578百万円増加したことによるものであります。
固定負債は34,808百万円となり、前連結会計年度末と比較して705百万円減少となりました。これは主に社債が250百万円、長期借入金が557百万円減少したことによるものであります。
純資産の部は55,359百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,448百万円増加となり、自己資本比率は25.9%となりました。
セグメントの業績につきましては、当社グループは、日用雑貨・化粧品等の卸売業を主たる事業とする単一セグメントであるため省略しておりますので、カテゴリー別および業態別の売上実績につきまして以下に記載いたします。
カテゴリー別売上実績
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当第2四半期連結累計期間におけるカテゴリー別売上実績は、次のとおりであります。
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(単位:百万円) |
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カテゴリー |
主要商品 |
当第2四半期連結累計期間 |
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自 平成27年4月1日 至 平成27年9月30日 |
前年同期比 |
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|
% |
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Health & Beauty |
化粧品・装粧品・石鹸・入浴剤・オーラルケア |
94,317 |
106.6 |
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トイレタリー |
衣料用洗剤・台所用洗剤・食器用洗剤・住居用洗剤・芳香剤・防虫剤・殺虫剤・乾電池・記録メディア・照明用品・電気応用品・OA用品・文具・食品・カー用品 |
89,518 |
102.5 |
|
紙製品 |
家庭紙・紙おむつ・ベビー用品・衛生用品・生理用品 |
71,479 |
112.2 |
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家庭用品 |
台所用雑貨・住居用雑貨・生活用雑貨・レジャー用品・園芸用品 |
24,014 |
106.0 |
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ペット用品・その他 |
ペット用品・その他 |
60,465 |
112.3 |
|
合計 |
339,795 |
107.5 |
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業態別売上実績
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当第2四半期連結累計期間における業態別売上実績は、次のとおりであります。 |
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(単位:百万円) |
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業態 |
当第2四半期連結累計期間 |
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自 平成27年4月1日 至 平成27年9月30日 |
前年同期比 |
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|
|
% |
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ドラッグストア |
156,140 |
107.6 |
|
ホームセンター |
59,894 |
105.4 |
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SM |
35,354 |
106.5 |
|
GMS |
23,259 |
98.5 |
|
CVS |
4,534 |
93.0 |
|
その他 |
60,611 |
115.6 |
|
合計 |
339,795 |
107.5 |
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,479百万円増加し、12,480百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は4,675百万円(前年同累計期間は15,793百万円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が2,730百万円、減価償却費2,247百万円、たな卸資産の減少額1,260百万円、仕入債務の増加額1,654百万円等の収入に対し、売上債権の増加額1,872百万円等の支出があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、支出した資金は1,266百万円(前年同累計期間は4,638百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入26百万円等の収入に対して、有形・無形固定資産の取得による支出1,309百万円等の支出があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、支出した資金は1,919百万円(前年同累計期間は9,215百万円の支出)となりました。これは主に、短期借入金の純増による収入4,000百万円、長期借入れによる収入3,900百万円等の収入に対して、長期借入金の返済による支出8,303百万円、社債の償還による支出250百万円、配当金の支払による支出780百万円、リース債務の返済による支出501百万円等の支出があったことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの主要な設備に著しい変動はありません。また、設備の新
設、除却等の計画に著しい変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありま せん。
(7)経営者の問題意識と今後の方針
当第2四半期連結累計期間において、経営者の問題意識と今後の方針について、重要な変更はありません。