第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生又は、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

当社グループにおける財政状態及び経営成績の分析は、次のとおりであります。

文中の将来に関する事項については、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による行動制限が緩和されたことや感染症法上の位置づけが5類へ移行されたことで人流が活発となり、訪日外国人の増加によるインバウンド需要も期待されるなど、経済活動が正常化に向けて動き出しました。

一方、個人消費につきましても、ここ数年とは違う新しい生活様式に向けて期待が持てる一方、不安定な国際情勢や円安の影響等を背景にした原材料や資源価格の高騰による物価の上昇により、消費者の生活防衛意識が一層強まり、節約志向は高まる傾向が続くなど先行き不透明な状況が続いております。

このような中、当社グループは、「中期経営計画2026」(2024年3月期~2026年3月期)を策定し、そのテーマを「成長の加速」とし、2026年3月期に「売上高1兆円」「経常利益200億円」「ROE10%台」の目標数値を達成するため、「成長事業」・「基盤」・「人材」における成長戦略を加速させ、PBR1倍超も視野に、さらなる企業価値向上の実現に向けて戦略を立案し積極的に動き出しております。また、配当性向については、目標を前倒しして2024年3月期に30%の実現へ向けて進んでまいります。

当社は設立時より各小売業様の「店頭」を常に意識し、当社の強みである独自の情報分析を活かし、消費者の生活様式の変化や購買意識の変化を捉えることにより従来から継続してきたカテゴリー戦略を引き続き実施し、さらに専売・優先流通品の拡大により当社グループの独自性を強化してまいりました。

ペット関連商品については、ペットの体調やライフステージに合わせたフードの提案や、ペットに喜んでもらい、ペットとの生活をより楽しくするためにペット用おやつ等の提案を実施する等、あらたグループのペット専門卸商社であるジャペル株式会社の専門性を活かした戦略の実施をしてまいりました。

また、化粧品関連商品については、外出機会が増加したことに合わせて基礎化粧品やメイクアップの提案等、消費者の行動変化を見据え、豊かで快適な暮らしに結びつく店頭の強化を実施してまいりました。

このように、戦略的な営業活動の積み上げによるインストアシェアの拡大、さらに、商品調達・企画・開発機能を強化することで、当社の独自性ある商品の取扱を拡大し、消費者に選ばれる商品を展開してまいりました。

このような営業活動の結果、売上高は前年同期比6.9%の増加と、第1四半期としては8期連続の増加となりました。

販売費及び一般管理費については、資源価格の高騰から電気料金や配送費等が上昇する中、生産性向上に向けて最新鋭マテハン機器やAIの活用等により物流効率化を進め人員最適化を行う各種施策を実施し、売上高が前年同期比6.9%の増加の中、前年同期比4.3%増加と2.6ポイント抑えることができました。

以上のような結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は235,239百万円(前年同期比6.9%増)、営業利益は4,347百万円(前年同期比26.8%増)、経常利益は4,669百万円(前年同期比23.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,190百万円(前年同期比25.3%増)となり、新中期経営計画2026実現に向けて順調な滑り出しとなりました。

 

当第1四半期連結会計期間末の資産合計は293,761百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,903百万円の増加となりました。

資産の部では、流動資産は220,606百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,925百万円の増加となりました。

これは主に現金及び預金が2,633百万円減少した一方で、受取手形及び売掛金が4,354百万円、未収入金が1,630百万円増加したことによるものであります。

固定資産は73,154百万円となり、前連結会計年度末と比較して22百万円の減少となりました。

これは主に投資有価証券が451百万円増加した一方で、繰延税金資産が380百万円、建物及び構築物が246百万円減少したことによるものであります。

負債の部では、流動負債は160,384百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,624百万円の増加となりました。

これは主に短期借入金が3,208百万円増加したことによるものであります。

 

固定負債は28,912百万円となり、前連結会計年度末と比較して1,118百万円の減少となりました。

これは主に長期借入金が1,048百万円減少したことによるものであります。

純資産の部は104,463百万円となり、前連結会計年度末と比較して2,397百万円の増加となり、自己資本比率は35.6%となりました。

 

 セグメントの業績につきましては、当社グループは、日用品・化粧品等の卸売業を主たる事業とする単一セグメントであるため記載を省略しておりますので、カテゴリー別及び業態別の売上実績につきまして以下に記載いたします。

 

カテゴリー別売上実績

    当第1四半期連結累計期間におけるカテゴリー別売上実績は、次のとおりであります。

 

(単位:百万円)

 

カテゴリー

主要商品

当第1四半期連結累計期間

 

自 2023年4月1日

至 2023年6月30日

前年同期比

 

 

 

ヘルス&ビューティー

(Health & Beauty)

化粧品、装粧品、入浴剤、身体洗浄剤、ヘアカラー、オーラルケア、医薬品、健康食品

71,216

104.8

ハウスホールド

衣料用洗剤類、台所・食器用洗剤類、住居用洗剤類

32,946

105.9

ホームケア

芳香・消臭剤、防虫剤、殺虫剤、薫香ローソク、乾電池/乾電池応用品、記録メディア、照明用品、電気応用品、OA用品、写真関連品

23,719

104.4

紙製品

ベビー用品、ベビー用おむつ、介護用品、大人用おむつ、生理用品、ティッシュペーパー、トイレットペーパー

44,189

107.0

家庭用品

台所消耗品、洗面用品、清掃用品、収納用品、季節品、保存用品、調理用品、卓上用品、行楽用品

15,112

106.7

ペット・その他

ペット用品、文具、玩具、カー用品

48,055

112.2

合計

235,239

106.9

 

 カテゴリー別については、ペット・その他が前年同期比12.2%増、紙製品は同7.0%増、家庭用品は同6.7%増、ハウスホールドは同5.9%増、ヘルス&ビューティー(Health & Beauty)は同4.8%増、ホームケアは同4.4%増と好調に推移しております。カテゴリーの構成比が大きいヘルス&ビューティー(Health & Beauty)については、感染症法上の位置づけが5類へ移行されたことで消費者の外出機会が増加したことにより、基礎化粧品やメイクアップ等を中心に需要が伸びております。また、ペットについては、グループ会社であるジャペル㈱の専門性の高い提案によるペット用おやつなどの伸長により、好調に推移しております。

 

業態別売上実績

 当第1四半期連結累計期間における業態別売上実績は、次のとおりであります。

(単位:百万円)

 

業態

当第1四半期連結累計期間

 

自 2023年4月1日

至 2023年6月30日

前年同期比

 

 

ドラッグストア

122,801

109.4

ホームセンター

34,041

104.4

スーパーマーケット(SM)

26,228

103.9

ディスカウントストア

17,146

104.2

GMS

10,077

99.0

その他

24,944

106.8

合計

235,239

106.9

 

 業態別については、ドラッグストアが前年同期比9.4%増、ホームセンターは同4.4%増、ディスカウントストアは同4.2%増、スーパーマーケット(SM)は同3.9%増、Eコマースやバラエティ業態が含まれるその他は同6.8%増と好調に推移しております。

 社会全体の経済環境が厳しい中、各業態・各小売業様の特長に合わせ消費者動向を意識した提案を行うことで小売業様に貢献してまいります。

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(5)主要な設備

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループの主要な設備に著しい変動はありません。また、設備の新設、除却等の計画に著しい変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は、締結等はありません。