第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

国内経済におきましては、2022年3月のまん延防止等重点措置の解除後は、外食業界も徐々に客数を取り戻していましたが、2022年7月末の感染者数の増加により、たちまち外食業界はダウンしてしまいました。

飲食店向けに厨房機器販売および飲食店経営支援、飲食店経営を行う当社グループの当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高73億58百万円(前年同期比6.6%増)、営業利益5億21百万円(同96.9%増)、経常利益5億79百万円(同9.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益3億70百万円(同6.8%増)となりました。

 

営業利益

 

(単位:百万円)

会社名

前第1四半期連結累計期間
自 2021年5月1日
至 2021年7月31日

当第1四半期連結累計期間
自 2022年5月1日
至 2022年7月31日

前年同期差

増減率

物販事業

525

615

89

17.1%

情報・サービス事業

△12

43

56

黒字化

飲食事業

△232

△111

120

赤字額改善

合計

281

547

266

94.5%

 

(注)上記はセグメント単独での実績であり、セグメント情報の実績とは一致いたしません。

 

経常利益

 

(単位:百万円)

会社名

前第1四半期連結累計期間
自 2021年5月1日
至 2021年7月31日

当第1四半期連結累計期間
自 2022年5月1日
至 2022年7月31日

前年同期差

増減率

物販事業

591

658

67

11.5%

情報・サービス事業

△4

50

54

黒字化

飲食事業

△39

△103

△63

赤字額増

合計

547

605

57

10.6%

 

(注)上記はセグメント単独での実績であり、セグメント情報の実績とは一致いたしません。

 

①物販事業

コロナ禍やウクライナ情勢により厨房機器メーカーは部材調達難や原材料価格高騰により、当社グループ会社への納品遅延や値上げ要請が行われ、物販事業の業績に影響いたしました。その中で、店頭販売の株式会社テンポスバスターズは中古厨房の買取の増加と、早い段階から新品の確保に努めたこと、また価格優位性を保ちつつ店頭商品の値上げを実施することで業績を伸ばしました。一方、通信販売の株式会社テンポスドットコムは在庫を持たないため商品の確保に失敗し、また大手企業向けに直販営業を行うキッチンテクノ株式会社では、値上げ要請の対応に課題を残す結果となりました。その結果、株式会社テンポスバスターズが業績を牽引したことで、物販事業のセグメント売上高は52億76百万円(前年同期比1.6%増)、セグメント利益は6億15百万円(同17.1%増)と増収増益となりました。

飲食店は開店から5年後で約半数が閉店する入れ替わりの激しい業界です。当社グループは「飲食店の5年後の生存率を45%から90%にする」の理念のもと、飲食店が一番困っている集客支援をはじめ、水道光熱費の削減等を支援する「Dr.テンポス」に注力しており、飲食店の永続的発展という点でSDGsの考え方に沿った事業を進めております。また、地球環境保護の観点から見ても、当社のリサイクル事業はSDGsそのものであると考えております。SDGsの言葉が出る何年も前から年間1万件以上の買取を行ってまいりました。厨房機器の買取は他社も行っておりますが、食器や椅子・テーブルは当社が買取を行わない場合、多くが廃棄処分になっている現状です。当社グループは廃棄物になる物に命を与えている事業をしており、これこそ持続的な社会の発展といえます。再生現場の70歳、80歳の従業員は、物に命の息吹を与えていることに誇りを持って働いています。

 

〔店頭販売 中古厨房機器販売 株式会社テンポスバスターズ〕

売上高41億55百万円(前年同期比5.3%増)営業利益5億29百万円(同29.4%増)

当第1四半期連結累計期間は飲食店の営業自粛の緩和により、来店客数は前年同期比9.4%増と増加いたしました。また昨今の経済情勢により、業務用厨房機器メーカーからの納品遅延は続いていましたが、そのような中でも商品の取り揃えに注力したこと、見込み客への営業活動強化により、新品厨房機器の売上高は前年同期比8.1%増、前々年同期比77.6%増となりました。供給制限がなければ、もっと伸びていたかもしれません。しかしながら見通しが甘く、意欲的すぎた予算を組んだものの、現状の予算達成に関してはお恥ずかしい限りです。中古厨房機器販売は前年同期比18.7%減となりましたが、これは前年同期間がコロナ禍の中、買取件数がスポット的に増加したことから、中古の売上高が伸びたためです。中古厨房機器の買取数は中古の売上高に直結しますので、今期より一括買取専門ホームページを開設し、またSNSをはじめとしたWEB施策による買取の問い合わせ獲得に注力しております。

新たな取り組みとしましては、2022年5月に株式会社ぐるなびと業務提携し、7月31日時点で62名の出向を受け入れました。ぐるなび出向社員はお客様からヒアリングした上で、「デカ盛りメニューを作って、お店の強みにしませんか」という提案を切り口にDr.サービスの食材サービスの受注につなげたり、昼はラーメン屋、夜は居酒屋などの二毛作業態の開業を検討しているお客様には、商圏や近隣の競合店舗の現状を説明したうえで、どのように売上を作っていくか、そのためにどんな厨房機器が必要かを提案し、受注を獲得しています。また、これまで手を付けていなかった、WEBを駆使した集客活動や、買取のWEB施策においても、ぐるなび出向社員を中心に取り組みを開始いたしました。

前期に華々しく掲げた「DIY成長戦略」におきましては、需要はあるものの、社内教育や受注体制の構築が難しく、時期尚早と判断しDIYのプロジェクトチームは解散いたしました。しかし「DIY成長戦略」の狙いは、飲食店開業準備の早い段階からお客様と深い関係を作ることで、総合受注を獲得することです。そのため2022年7月から、ぐるなび出向社員で構成する「テンポス外商」という名の外販部隊が、物件の内見の立ち合いから内装工事の打ち合わせに同席する等して、総合受注の獲得および新店オープン顧客の客単価アップに取り組んでまいります。

 

〔大手外食企業向け厨房機器直販営業 キッチンテクノ株式会社〕 

売上高6億30百万円(前年同期比7.8%減)営業利益23百万円(同35.9%減)

 主要顧客である大手スーパーマーケットの店舗改装に伴う受注が減少したことから、売上高は6億30百万円(前年同期比7.8%減)となりました。また、冷蔵機器などの売上比率の高い商品群の納期遅延や、仕入先からの値上げ要請により粗利額を圧迫したことで、営業利益は23百万円(同35.9%減)となりました。自社商品の販売におきましては、製麺機の販売台数は前年より2.2倍となりましたが、売上規模が小さいため、全体の売上を押し上げるには至りませんでした。提案営業を強化し省力化投資の受注につなげること、設計・施工力を生かした中堅飲食店への営業開拓が今後の課題となっております。

 

〔WEB通販の厨房機器販売及び消費者向け食品販売 株式会社テンポスドットコム〕

売上高6億36百万円(前年同期比10.8%減)営業利益30百万円(同27.6%増)

 WEB通販を運営する株式会社テンポスドットコムは、2021年秋ごろからの厨房機器メーカーの受注停止、納期延長が現在も影響していることから、主に売上構成比の高い冷蔵機器の販売数が減少したことで、売上高は6億36百万円(前年同期比10.8%減)と減収となりました。しかし粗利率の高い中古厨房機器の販売に注力することで、粗利額を押し上げ、営業利益は30百万円(同27.6%増)と増益となりました。

ぐるなび出向社員の受入れにつきましては、マネジメント層に2名、営業部に4名、WEB制作及びシステム改善に3名の計9名を受け入れました。飲食店の開業支援情報の作成から発信、業態別専門ショップの運営、自社サイトリニューアル等のWEB施策の即戦力となっております。営業部では受け身の販売から攻めの販売体制に変えるべく、まずは購入後のフォロー強化に取り組んでおります。一方で、制作部では中堅企業や大手企業向けの専門ページの制作を行っており、これらの大手・中堅企業からの問い合わせにも営業部が適切に対応できるよう人員の育成にも取り組んでおります。これらの取り組みにより、毎月安定した売上高の確保を行うことで、冷蔵機器の遅延に左右されない営業体制を作り上げてまいります。

 

 

 なお、主な物販事業における各社の実績は以下の通りとなっております。

売上高

 

(単位:百万円)

会社名

第1四半期連結累計期間
自 2021年5月1日
至 2021年7月31日

当第1四半期連結累計期間
自 2022年5月1日
至 2022年7月31日

前年同期差

増減率

株式会社テンポスバスターズ

3,947

4,155

208

5.3%

キッチンテクノ株式会社

683

630

△53

△7.8%

株式会社テンポスドットコム

713

636

△76

△10.8%

合計

5,344

5,422

78

1.5%

 

(注)上記は当社子会社単独での実績であり、セグメント情報の実績とは一致いたしません。

 

営業利益

 

(単位:百万円)

会社名

第1四半期連結累計期間
自 2021年5月1日
至 2021年7月31日

当第1四半期連結累計期間
自 2022年5月1日
至 2022年7月31日

前年同期差

増減率

株式会社テンポスバスターズ

409

529

120

29.4%

キッチンテクノ株式会社

37

23

△13

△35.9%

株式会社テンポスドットコム

23

30

6

27.6%

合計

470

583

113

24.1%

 

(注)上記は当社子会社単独での実績であり、セグメント情報の実績とは一致いたしません。

 

経常利益

 

(単位:百万円)

会社名

第1四半期連結累計期間
自 2021年5月1日
至 2021年7月31日

当第1四半期連結累計期間
自 2022年5月1日
至 2022年7月31日

前年同期差

増減率

株式会社テンポスバスターズ

411

531

120

29.2%

キッチンテクノ株式会社

37

25

△12

△32.2%

株式会社テンポスドットコム

23

30

6

27.6%

合計

472

587

114

24.2%

 

(注)上記は当社子会社単独での実績であり、セグメント情報の実績とは一致いたしません。

 

②情報・サービス事業

情報・サービス事業会社に属する事業会社6社のうち、コロナ禍前の2020年4月期第1四半期連結累計期間の売上を超えた事業会社は5社となりました。販促事業のみいまだ苦戦しているものの、人材派遣事業やPOSシステムの販売事業が軌道にのりはじめたことで、情報・サービス事業のセグメント売上高は9億42百万円(前年同期比25.7%増)、セグメント利益は43百万円(前年同期はセグメント損失12百万円)となりました。特に株式会社ディースパークの事業開発力と、株式会社テンポス情報館の成長戦略は面白くなりそうです。

 

〔内装施工・デザイン 株式会社スタジオテンポス〕 

売上高2億13百万円(前年同期比1.0%増)営業利益2百万円(同53.0%減)

コロナ禍では出店を控えていたバーやスナック等の小規模の飲食店や昼業態の飲食店の出店が増加傾向ですが、比較的、内装工事の売上規模の大きい居酒屋業態の出店はコロナ禍前に戻っていない状況です。また問い合わせ件数は増加傾向であるものの、資材が高騰する中で、顧客にコストを抑えた充分な提案ができず、売上高は前年同期比1.0%増と横ばいとなりました。営業利益におきましては、資材の高騰と人員の採用により前年同期比53.0%減となりました。コロナ後の回復を見込んで増員しましたが、営業成果に結びつけることができませんでした。。

 

〔POSシステム及びASP販売 株式会社テンポス情報館〕 

売上高2億22百万円(前年同期比51.7%増)営業利益21百万円(同185.1%増)

 「IT導入補助金」を活用したPOSシステム導入提案に注力したことで、売上高は2億22百万円(前年同期比51.7%増)と増加しました。また半導体不足や円安の影響から、POS市場では関連端末(iPadやandroid)の価格が高騰していることから当社の中古POS関連商品の販売額は前年同期比45.0%増と好調な結果となり、増益に寄与いたしました。新たな取り組みとしましては、LINE連動のモバイルオーダーの販売開始や、中古POSの買取強化施策として写真審査でのスピード査定を開始したほか、福岡営業所を開設しました。前期に名古屋営業所を開設していますので、これらの営業所で収益が上がるようになれば、この成長も本物と言えるでしょう。

 

〔金融サービス及び不動産仲介 株式会社テンポスフィナンシャルトラスト〕 

売上高2億8百万円(前年同期比8.2%増)営業利益13百万円(同12.0%減)

ファイナンス事業におきましては、ローンやリースの取扱高アップのために、グループ会社への営業研修の実施や、内装工事会社への協業強化を図ることで、取扱高は前年同期比75.0%増となりました。しかし「Dr.サービス」の再編成を行う中で、粗利率の高い決済事業をグループ会社(株式会社テンポスフードプレイス)に移管したことで、粗利額が減少したこと、またそれに伴う人員配置の関係から営業利益は減益となりました。

 

〔集客支援 株式会社プロフィット・ラボラトリー〕 

売上高27百万円(前年同期比0.7%減)営業利益1百万円(前年同期は営業損失4百万円)

 主要顧客である大手外食企業の販促活動は自粛傾向が根強く、主要事業である法人宴会獲得サービス「満席FAX」の実施店舗数はコロナ禍前の2020年4月期第1四半期連結累計期間比で64.0%減と厳しい状況が続いております。前期で全体の売上の約15%を占めていたデリバリー出店登録代行業務におきましては今期も順調に案件獲得ができましたが、売上規模が小さいため全体の売上をカバーするにはいたりません。営業利益の改善は、主に固定費の見直しによるものです。いつまでもFAXの販促事業に頼るわけにはいかないのですが、いまだ、これという新規事業は開発できておりません。

 

〔人材派遣・人材紹介・請負業務 株式会社ディースパーク〕 

売上高2億40百万円(前年同期比62.8%増)営業利益3百万円(前年同期は営業損失23百万円)

 飲食店の営業自粛や行動制限の緩和により、主要顧客である物販店での派遣需要が大きく伸びたことから、コロナ禍前2020年4月期第1四半期連結累計期間比で売上高は19.4%増、営業利益は277.5%増と大きく伸長いたしました。その中で、コロナ禍で開始した新規事業「配送請負事業」の売上高は35百万円、営業利益6百万円となる等、稼ぎ頭に成長しております。配送事業では今後も営業所の開設に取り組むとともに、許可申請中であった産業廃棄物運搬処理業を関東地域から開始することで、さらなる売上拡大を図る考えです。

 

〔WEBサービス・Dr.テンポス新規事業開発 株式会社テンポスフードプレイス〕 

売上高42百万円(前年同期比44.0%増)営業利益0百万円(前年同期は営業損失8百万円)

 飲食店の開業経営支援サービスに特化して設立した株式会社テンポスフードプレイスは、前期第4四半期連結会計期間に続き、設立後2度目の四半期黒字となりました。増収の要因としましては、「Dr.サービス」では、食材のサンプル配布事業と、飲食店の販促物作成事業の売上拡大によるものです。他にも株式会社テンポスフィナンシャルトラストから決済事業が移管したことや、デザイン事業部の体制強化により、テンポスグループの社内及び社外からのWEB制作の請け負い件数が増加したことから、増収増益となりました。

 

 なお、情報・サービス事業における各社の実績は以下の通りとなっております。

売上高

 

(単位:百万円)

会社名

第1四半期連結累計期間
自 2021年5月1日
至 2021年7月31日

当第1四半期連結累計期間
自 2022年5月1日
至 2022年7月31日

前年同期差

増減率

株式会社スタジオテンポス

211

213

2

1.0%

株式会社テンポス情報館

146

222

75

51.7%

株式会社

テンポスフィナンシャルトラスト

192

208

15

8.2%

株式会社

プロフィット・ラボラトリー

27

27

△0

△0.7%

株式会社ディースパーク

147

240

92

62.8%

株式会社テンポスフードプレイス

29

42

12

44.0%

合計

755

954

199

26.4%

 

(注)上記は当社子会社単独での実績であり、セグメント情報の実績とは一致いたしません。

 

 

営業利益

 

(単位:百万円)

会社名

第1四半期連結累計期間
自 2021年5月1日
至 2021年7月31日

当第1四半期連結累計期間
自 2022年5月1日
至 2022年7月31日

前年同期差

増減率

株式会社スタジオテンポス

5

2

△3

△53.0%

株式会社テンポス情報館

7

21

14

185.1%

株式会社

テンポスフィナンシャルトラスト

15

13

△1

△12.0%

株式会社

プロフィット・ラボラトリー

△4

1

5

黒字化

株式会社ディースパーク

△23

3

27

黒字化

株式会社テンポスフードプレイス

△8

0

9

黒字化

合計

△8

42

50

黒字化

 

(注)上記は当社子会社単独での実績であり、セグメント情報の実績とは一致いたしません。

 

経常利益

 

(単位:百万円)

会社名

第1四半期連結累計期間
自 2021年5月1日
至 2021年7月31日

当第1四半期連結累計期間
自 2022年5月1日
至 2022年7月31日

前年同期差

増減率

株式会社スタジオテンポス

6

2

△3

△53.1%

株式会社テンポス情報館

7

21

14

185.4%

株式会社

テンポスフィナンシャルトラスト

15

13

△2

△16.4%

株式会社

プロフィット・ラボラトリー

△4

1

5

黒字化

株式会社ディースパーク

△19

3

22

黒字化

株式会社テンポスフードプレイス

△8

1

10

黒字化

合計

△2

43

46

黒字化

 

(注)上記は当社子会社単独での実績であり、セグメント情報の実績とは一致いたしません。

 

③飲食事業 

 外食産業におきましては、移動や飲酒等の制限が緩和され、少しずつですが来店客数が増えてきていることから、飲食事業の当第1四半期連結累計期間のセグメント売上高は13億75百万円(前年同期比7.7%増)、セグメント損失は1億11百万円(前年同期はセグメント損失2億32百万円)となりました。

 

〔飲食店経営 株式会社あさくま〕

売上高14億17百万円(前年同期比23.8%減)営業損失28百万円(前年同期は営業損失1億58百万円)

 あさくまグループは、「お客様に食を通じて感動を提案するエンターテイメントレストラン」という不変的な考えのもと、ステーキハウスとしての品質とお値打ち感のある商品を提供してまいりました。しかし、2022年6月24日に「あさくま社長の椅子争奪」により選出された廣田新社長の号令の下、感動を提供する前に、まずは日々の営業の中で疎かになっていた商品の品質やサービスを、まずは通常レベルにする事を第一に取り組んでおります。そのため、マニュアル通りに作業を行うトレーニングの実施と、お客様に不満足を与えないサービスを行う体制づくりに取り組んでまいりました。しかしコスト削減に注力し、人件費を抑えた結果、コロナ禍前の2020年4月期第1四半期連結累計期間の売上高の70%程でも黒字になる体制にはなったものの、トレーニングが足りず、サービスは低下してしまいました。

価格改定におきましては、昨年から続く原材料価格やエネルギー価格の高騰により、2022年6月から一部商品の改定を行いました。しかし、お肉と合わせてサラダバーも楽しんでいただいているであろうお客様のために、例えば、サラダバー付きサーロインステーキ150グラムは120グラムに減らす代わりに、金額を変えず税別2,480円にて引き続き提供しております。また、創業以来、お金のない学生にもステーキハウスで「お肉」をおなか一杯味わってほしいという思いの詰まった「学生ハンバーグ」は、当社が儲けを減らしてでも、創業者の心意気を受け継ぐ事が我々の誇りと考え、今回の価格改定において、目方も金額も変えずに、サラダバーが付いて今まで通り税別1,550円にて提供いたします。

店舗展開におきましては、出退店はありませんので、店舗数は、株式会社あさくまは直営店61店舗、FC店5店舗、株式会社あさくまサクセッションは直営店10店舗となり、あさくまグループの総店舗数は76店舗(FC店5店舗を含む)となります。

 

〔飲食店経営 株式会社ドリームダイニング〕

売上高36百万円(前年同期比50.4%増)営業損失4百万円(前年同期は営業損失12百万円)

 商業施設を中心に海鮮丼の「海鮮王」「大阪・堂島とろ家」を展開する株式会社ドリームダイニングは、原点に立ち返り「美味しい海鮮丼を作る」を目標に食材の選定、オペレーションの改善に取り組んでまいりました。また、お客様アンケートを実施し、人気商品は商品開発への反映や、デリバリー商品として継続的に販売する等の施策に取り組んでまいりました。黒字化まではもう一息です。

 

 なお、飲食事業における各社の実績は以下の通りとなっております。

売上高

 

(単位:百万円)

会社名

前第1四半期連結累計期間

自 2021年5月1日
至 2021年7月31日

当第1四半期連結累計期間
自 2022年5月1日
至 2022年7月31日

前年同期差

増減率

株式会社あさくま

1,145

1,417

272

23.8%

株式会社ドリームダイニング

24

36

12

50.4%

合計

1,169

1,454

284

24.3%

 

(注)上記は当社子会社単独での実績であり、セグメント情報の実績とは一致いたしません。

 

営業利益

 

(単位:百万円)

会社名

前第1四半期連結累計期間
自 2021年5月1日
至 2021年7月31日

当第1四半期連結累計期間
自 2022年5月1日
至 2022年7月31日

前年同期差

増減率

株式会社あさくま

△158

△28

130

赤字額改善

株式会社ドリームダイニング

△12

△4

8

赤字額改善

合計

△171

△33

138

赤字額改善

 

(注)上記は当社子会社単独での実績であり、セグメント情報の実績とは一致いたしません。

 

経常利益

 

(単位:百万円)

会社名

前第1四半期連結累計期間
自 2021年5月1日
至 2021年7月31日

当第1四半期連結累計期間
自 2022年5月1日
至 2022年7月31日

前年同期差

増減率

株式会社あさくま

19

△23

△42

赤字化

株式会社ドリームダイニング

2

△0

△3

赤字化

合計

21

△24

△45

赤字化

 

(注)上記は当社子会社単独での実績であり、セグメント情報の実績とは一致いたしません。

 

 

(2)財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末の総資産は182億79百万円となり、前連結会計年度末に比べ5億47百万円減少しました。その内容は、以下のとおりであります。

(流動資産)
 当第1四半期連結会計期間末における流動資産の残高は153億14百万円となり、前連結会計年度末に比べて4億56百万円減少いたしました。この主因は現金及び預金が7億34百万円減少したことと、棚卸資産が4億17百万円増加したことによります。
(固定資産)
 当第1四半期連結会計期間末における固定資産の残高は29億65百万円となり、前連結会計年度末に比べて91百万円減少いたしました。この主因は繰延税金資産が77百万円減少したことによります。
(流動負債)
 当第1四半期連結会計期間末における流動負債の残高は48億4百万円となり、前連結会計年度末に比べて7億41百万円減少いたしました。この主因は未払法人税等が5億70百万円減少したことによります。
(固定負債)
 当第1四半期連結会計期間末における固定負債の残高は3億79百万円となり、前連結会計年度末に比べて17百万円減少いたしました。この主因は長期借入金が20百万円減少したことによります。
(純資産)
 当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は130億95百万円となり、前連結会計年度末に比べて2億12百万円増加いたしました。この主因は利益剰余金が2億51百万円増加したことによります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結はありません。