【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)

  当社は、前事業年度以前から継続して営業損失を計上しており、当事業年度においても、営業損失296,271千円、経常損失325,026千円、当期純損失353,616千円を計上しております。

これらにより継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在しているものと認識しており、収益性と財務体質の改善を迫られております。

このような状況を解消するために当社は、①アパレル事業における収益構造改革の推進、②不動産関連サービス事業の強化、並びに③貿易事業の業容の拡大と販売先企業の開拓及び新規業務への参入等を推進してまいります。

① アパレル事業における収益構造改革の推進

アパレル事業につきましては、主力既存ブランドのポートフォリオを見直しながら、各取引先に合わせたブランドの企画提案を行ってまいります。また、当社ブランドの魅力を消費者に認知してもらうための広告宣伝活動も併せて模索してまいります。更に、間接費用である販売費及び一般管理費についても引き続き様々なコスト削減の努力を行うことにより、収益構造改革に取り組みます。

② 不動産関連サービス事業の強化

当社の不動産関連サービス事業では、中華圏及び在日中国人の人的ネットワークから収集された情報を基に当該顧客ニーズにマッチングする仕入れ物件を探索・選択し、顧客に商談を申し入れる営業活動を実施しております。

当面は平成30年12月8日に取得した収益物件の早期売却を目指し営業活動を進めております。また、将来的な事業展開については不動産市場環境及び対象物件の取得・売却までの期間や収益性等を詳細に吟味し、事業規模の拡大又は縮小を柔軟に行ってまいります。

③ 貿易事業の業容の拡大と販売先企業の開拓及び新規業務への参入

当社は、収益性の改善、安定的な収益の柱の構築を目的に、前会計年度中に日用雑貨品及びその他製品の輸出取引に加え、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の輸入業務を開始しました。また、当第1四半期より、取扱製品領域の拡大による売上高及び収益力強化のため、新たにプラスチック再生製品の輸出入業務を開始しました。今後は、貿易事業における事業運営体制等の効率化による安定収益基盤の確立及び取扱製品領域の拡大による売上高及び収益力の強化に取り組んでまいります。

また、上記の事業を推進するためには相応の資金が必要であること、また、財務体質の改善を図る必要があることから、適切な資本政策等も検討してまいります。

しかしながら、上記の対応策の効果が実現するには一定の期間が必要になると考えられ、これらの対応策を進めていく過程において、景況悪化や異常気象、また、インフレや原材料の高騰、為替変動や中国国内における急激な環境変化等により、収益性と財務体質の改善が影響を受けるリスクが存在しうることから、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。

なお、財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を財務諸表には反映しておりません。

 

(重要な会計方針)

1 有価証券の評価基準及び評価方法

a その他有価証券

  時価のあるもの

決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価は、移動平均法により算定)

  時価のないもの

   移動平均法による原価法

b 関係会社株式及び関係会社出資金

  移動平均法による原価法

 

2 たな卸資産の評価基準及び評価方法

(1) 商品

総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

これによる評価損は売上原価に含めて処理しております。

(2) 貯蔵品

最終仕入原価法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)

(3) 販売用不動産

    個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定) 

 

3 固定資産の減価償却の方法

(1) 有形固定資産

定率法(但し、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物付属設備を除く)並びに平成28年4月1日以降に取得した建物付属設備については定額法)

なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物        3~15年

車両運搬具     4~6年

工具、器具及び備品 5~10年

(2) 無形固定資産

定額法

なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。

(3) 長期前払費用

    均等償却を採用しております。

 

4 繰延資産の処理方法

 新株発行費用(株式交付費)は、発生時に全額費用処理しております。

 

5 外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準

 外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。

 

6 引当金の計上基準

(1) 貸倒引当金

債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。

(2) 返品調整引当金

売上返品による損失に備えるため、過去の返品率等を勘案し返品予測高に対する売買利益相当額を計上しております。

 

(3) 訴訟損失引当金

訴訟に対する損失に備えるため、将来発生する可能性のある損失を見積もり、必要と認められた額を計上しております。

 

 (4) 店舗等撤去損失引当金

       店舗等の撤去支出に備えるため、将来の支出見込額を計上しております。

 

7 その他財務諸表の作成のための基本となる重要な事項

  消費税等の会計処理

   消費税等の会計処理は、税抜方式によっております。

 

(表示方法の変更)

(貸借対照表関係)

  前事業年度において「流動資産」の「その他」に含めていた「前渡金」及び「供託金」は、金額的重要性が増したため、当事業年度より独立掲記することとしております。また、当事業年度において「流動負債」の「買掛金」に一部計上していたものを「訴訟損失引当金」に振分け、独立掲記することとしております。

 

  また、有形固定資産に対する減価償却累計額、減損損失累計額は、前事業年度まで各資産に対する控除科目として掲載していましたが、当事業年度より明瞭化のため各資産の金額から直接控除し、その控除残高を各資産の金額として表示する方法に変更しています。この表示方法の変更を反映させるため、前事業年度の財務諸表の組替えを行っております。この結果、下記のとおり組替えを行っております。

 

組替前

組替後

 建物

13,947

千円

千円

   減価償却累計額

△3,253

 

 

   減損損失累計額

△10,694

 

 

   建物(純額)

 

 

 車両運搬具

6,611

千円

千円

   減価償却累計額

△868

 

 

   減損損失累計額

△519

 

 

   車両運搬具(純額)

5,223

 

5,223

 

 工具、器具及び備品

27,294

千円

千円

   減価償却累計額

△23,181

 

 

   減損損失累計額

△4,112

 

 

   工具、器具及び備品(純額)

 

 

 

 

(追加情報)

(訴訟について)

 当社は、仕入れた衣料品の売掛債権の不払い等に関する訴訟を複数件提起されております。これらの訴訟案件に係る判決如何では、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。詳細は「第5 経理の状況 2財務諸表等 (3)その他(訴訟について)」をご参照ください。

 

(貸借対照表関係)

 ※1 担保資産及び担保付債務

 担保に供している資産は、次のとおりであります。

 

前事業年度

(平成31年1月31日)

当事業年度

(令和2年1月31日)

販売用不動産

329,880千円

       326,274千円

合計

329,880千円

       326,274千円

 

 

 担保付債務は、次のとおりであります。

 

前事業年度

(平成31年1月31日)

当事業年度

(令和2年1月31日)

短期借入金

215,000千円

       150,000千円

合計

215,000千円

       150,000千円

 

 

 2 偶発債務

 当社は、仕入れた衣料品の売掛債権の不払い等に関する訴訟を複数件提起されております。これらの訴訟案件に係る判決如何では、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。詳細は「第5 経理の状況 2財務諸表等 (3)その他(訴訟について)」をご参照ください。

 

 

(損益計算書関係)

※1 販売費及び一般管理費の主要な費目及び金額は次のとおりであります。

(1) 販売費

 

 

前事業年度
(自 平成30年2月1日
 至 平成31年1月31日)

当事業年度
(自 平成31年2月1日
 至 令和2年1月31日)

給与手当

44,874

千円

34,773

千円

業務委託費

8,554

 

22,013

 

ロイヤルティ使用料

24,080

 

22,379

 

広告販促費

3,511

 

2,545

 

賃借料

19,154

 

1,592

 

減価償却費

245

 

2,585

 

貸倒引当金繰入額

14,462

 

3,580

 

 

 

(2) 一般管理費

 

 

前事業年度
(自 平成30年2月1日
 至 平成31年1月31日)

当事業年度
(自 平成31年2月1日
 至 令和2年1月31日)

給与手当

16,957

千円

17,119

千円

業務委託費

 

38,594

 

役員報酬

39,926

 

41,356

 

支払手数料

40,152

 

52,585

 

賃借料

9,300

 

11,171

 

減価償却費

1,291

 

 

 

 

(有価証券関係)

関係会社株式及び関係会社出資金は市場価格がなく時価を把握することが極めて困難と認められるため、関係会社株式及び関係会社出資金の時価を記載しておりません。

なお、時価を把握することが極めて困難と認められる関係会社株式及び関係会社出資金の貸借対照計上額は次のとおりです。

区分

前事業年度

(平成31年1月31日)

当事業年度

(令和2年1月31日)

関係会社株式

22,315千円

      0千円

関係会社出資金

3,000

3,000

合計

25,315

3,000

 

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前事業年度
(平成31年1月31日)

 

当事業年度
(令和2年1月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

減損損失

3,644

千円

 

3,475

千円

貸倒引当金

9,663

 

 

10,129

 

未払事業税

5,254

 

 

4,716

 

訴訟損失引当金

7,120

 

 

9,297

 

税務上の繰越欠損金

650,500

 

 

558,775

 

その他

3,554

 

 

8,455

 

繰延税金資産小計

679,739

 

 

594,850

 

 税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額

 

 

△558,775

 

 将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

 

 

△36,075

 

評価性引当額小計

△679,739

 

 

△594,850

 

繰延税金資産合計

 

 

 

繰延税金資産の純額

 

 

 

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

前事業年度及び当事業年度については、税引前当期純損失を計上しているため、記載を省略しております。

 

 

(重要な後発事象)

該当事項ありません。