第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 なお、新型コロナウイルス感染症の拡大は、今後の経過によっては、当社の事業活動及び収益確保に影響を及ぼす可能性があります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

 当第3四半期連結累計期間(2021年2月1日~2021年10月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大により、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が発令され、9月中旬以降には、対象地域における感染者数減少を受けて順次解除されたものの、第6波の懸念から、依然として先行きの極めて不透明な状況が続いております。

 当アパレル業界でも、巣ごもり需要などは好調に推移しましたが、首都圏、近畿圏を中心とした都市部において外出自粛の継続で影響を受け、全体として低迷が続いております。

 このような環境の中、当社グループは、基幹事業であるアパレル卸売を強化し、衣料品販売の回復と非衣料品販売の拡大を進めてまいりました。衣料品においては、新しいライフスタイルに合わせた商品開発を進めるとともに、企画や生産管理にデジタルを活用し、アパレル卸売の創る力を強化しました。非衣料品では、ファッションマスク等の販路拡大や、新規商品開発を進めました。

 売上高は、アパレル卸売では、専門店や無店舗チャネルへの衣料品販売が回復したものの、ファッションマスク等の非衣料品販売が前年から減少しました。また、海外生産国での新型コロナウイルス感染症拡大によるロックダウンの影響で、工場の振替や海上輸送の遅れが発生し、商品の納期遅延の影響も受け減収となりました。アパレル小売では、ECにおいて外部モールへの販売が拡大し、店舗では前年の緊急事態宣言による外出自粛の影響を大きく受けた水準からは回復しました。

 利益面では、非衣料品売上高の減少と、上記の生産国や工場の振替による仕入コストの増加に加え、原材料の高騰や海上運賃の値上げなどの影響を受け、売上総利益率が1.8ポイント低下したことにより、差引売上総利益は99億77百万円(前年同期比9.4%減)となりました。経費面では、広告宣伝費などの販売費及び物流費が増加したこと等により、販売費及び一般管理費は97億86百万円(前年同期比6.8%増)となりました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は、447億94百万円(前年同期比1.8%減)、営業利益は、1億91百万円(前年同期比89.6%減)、経常利益は、4億12百万円(前年同期比81.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、1億54百万円(前年同期比90.8%減)となりました。

 

 なお、当社グループは、衣料品事業の割合が高く、開示情報としての重要性が乏しいと考えられることから、セグメント情報の記載を省略しております。

 

   事業部門別の売上高は、以下のとおりです。

区分

金額(百万円)

前年同期比(%)

アパレル卸売

39,015

△3.7

アパレル小売

5,569

+10.9

その他

208

合計

44,794

△1.8

 

   販売チャネル別の売上高は、以下のとおりです。

区分

金額(百万円)

前年同期比(%)

専門店

22,109

+13.6

量販店

15,368

△13.6

無店舗

3,922

+17.7

百貨店他

1,527

+8.1

EC

1,495

+20.8

その他

372

合計

44,794

△1.8

 

(2)財政状態の分析

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の総資産は324億30百万円となり、前連結会計年度末に比べ10百万円の増加となりました。

流動資産は233億32百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億99百万円の増加となりました。流動資産の増加の主な要因は、電子記録債権が7億26百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が6億78百万円増加し、その他流動資産が4億9百万円増加したこと等によります。

固定資産は90億91百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億85百万円の減少となりました。固定資産の減少の主な要因は、投資有価証券が3億60百万円減少したこと等によります。

 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の負債は178億8百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億46百万円の増加となりました。

流動負債は139億79百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億19百万円の減少となりました。流動負債の減少の主な要因は、短期借入金が9億円増加し、支払手形及び買掛金が6億84百万円増加したものの、電子記録債務が17億3百万円減少し、未払法人税等が6億22百万円減少したこと等によります。

固定負債は38億29百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億66百万円の増加となりました。固定負債の増加の主な要因は、長期借入金が9億47百万円増加したこと等によります。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産は146億21百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億36百万円の減少となりました。純資産の減少の主な要因は、その他有価証券評価差額金が2億21百万円減少したこと等によります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。また、新たに生じた課題はありません。

 

(4)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

当第3四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。