第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

 

(1)経営成績の分析

 当第2四半期連結累計期間における国内外の経済状況は、新型コロナウイルス感染症の収束は未だ見通せない状況が続く中、ワクチン接種の進行や行動制限の緩和などにより、経済社会活動に緩やかな持ち直しが見られたものの、新型コロナウイルス感染症の今後の動向や、サプライチェーンでの供給面の懸念、原材料価格の動向による経済への影響などにより、先行きの不透明さは依然として継続しております。

 このような経済状況のもと、当社グループの主要取引先である自動車分野につきまして、世界的な半導体や電子部品の需給逼迫などによる生産への影響はあったものの、前年の新型コロナウイルス感染症の影響からは受注が回復したことにより、車載機器関連の半導体・電子部品の売上高は前年同期比で増収となりました。産業機器分野につきましては、IT関連や自動車関連の工作機械の需要増加などにより、売上高は前年同期比で増収となりました。民生分野につきましては、海外での生産活動の復調による受注増加などにより、売上高は前年同期比で増収となりました。アミューズメント分野につきましては、遊技機関連の新規則機への入れ替え需要などにより、前年同期比で増収となりました。

 その結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高214億53百万円(前年同期比35.2%増)、営業利益は10億24百万円(前年同期比254.5%増)、経常利益は10億55百万円(前年同期比245.3%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億63百万円(前年同期比352.8%増)となりました。

 

 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。

 

①国内事業部門

 自動車分野の国内向け半導体・電子部品の販売は、自動車生産の減産などによる影響はあったものの、前年の新型コロナウイルス感染症の影響からの回復に伴い受注は増加をし、産業機器分野ではIT機器や自動車に関連した工作機械向けEMSの受注増加や、アミューズメント分野での受注増加などにより、売上高は前年同期比で増収となりました。この結果、連結売上高は146億87百万円(前年同期比30.6%増)となりました。セグメント利益は8億82百万円(前年同期比96.5%増)となりました。

 

②海外事業部門

 半導体や電子部品の需給逼迫などによる生産や、受注への影響はあったものの、民生分野での生産回復や、中国での自動車や民生機器向けの半導体・電子部品などの受注増加などにより、連結売上高は67億66百万円(前年同期比46.5%増)となりました。セグメント利益は3億73百万円(前年同期比570.9%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

①資産、負債及び純資産の状況

 当第2四半期連結会計期間末における財政状態は、前連結会計年度末と比較して現金及び預金が2億47百万円減少、受取手形及び売掛金が13億53百万円増加、棚卸資産が10億93百万円増加する一方、支払手形及び買掛金が12億99百万円増加、電子記録債務が1億43百万円増加、短期借入金が1億53百万円増加、利益剰余金が6億87百万円増加しました。

 その結果、当第2四半期連結会計期間末の総資産は191億2百万円となり、前連結会計年度末と比較して24億80百万円増加しました。

 

②キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて2億69百万円減少し、17億22百万円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は3億76百万円(前年同期は1億24百万円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益10億98百万円、仕入債務の増加額14億1百万円があったものの、売上債権の増加額13億72百万円、棚卸資産の増加額10億60百万円等が反映されたことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果獲得した資金は35百万円(前年同期は2百万円の獲得)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出21百万円があったものの、投資有価証券の売却による収入68百万円等が反映されたことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は68百万円(前年同期は42百万円の使用)となりました。これは主に配当金の支払額79百万円があったものの、短期借入金の純増減額の増加1億52百万円等が反映されたことによるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した、「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況
の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更は
ありません。

 

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更はありません。今後とも新型コロナウイルス感染症拡大の影響に注視し、引き続き財政状態の健全性を維持してまいります。

 

 

(6)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動はありません。なお研究開発活動に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。