当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。新型コロナウイルス感染症拡大及びそれに端を発する「ウッドショック」と呼ばれる住宅木材の急激な価格高騰並びに供給不足等による事業への影響については、引き続き今後の状況を注視してまいります。
(重要事象等)
当社グループは、複数の金融機関との間でシンジケーション方式による金銭消費貸借契約を締結しておりますが、本契約には一定の財務制限条項が付されており、前連結会計年度末の財政状態は当該条項に抵触しております。しかしながら、本契約に係る各金融機関より当該条項に係る期限の利益喪失についての権利を行使しない旨の合意を得ていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
今後、当社グループの財務の健全性を向上させるべくこうした状況の速やかな解消を目指すとともに、新規の資金調達にも取り組みながら、手元流動性資金の確保に努めてまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和される中で、持ち直しの動きが続きました。しかしながら、ウクライナ紛争による先行きの不透明感がみられ、原材料価格の上昇や供給面での制約、円安、金融資本市場の変動等による景気の下振れリスクに注視が必要な状況が継続しています。
この様な状況の下、当社グループでは、LOGWAY(展示場)における体感型単独展示場や、BESSユーザーの有志によるLOGWAYコーチャーに実際の暮らしの相談ができる定例のイベント(LOGWAYコーチャーDAY)による集客活動に取り組みましたが、LOGWAYへの新規来場数は前年同期比81.9%に留まりました。
一方、前年度より当社収益を圧迫しておりますウッドショックによる資材価格高騰につきましては、原材料価格の変動を柔軟に販売価格に反映させる方法を導入し、収益力の回復に取り組んでおります。
更に、本年7月に新たな商品シリーズとして、小屋と平屋とログの3つをかけあわせた独自のカテゴリーであるBESSの平小屋「栖(すみか)ログ」を発売致しました。当社は長引くコロナ禍によって変容した生活様式を敏感に捉え、新たな暮らし方の提案を発信し集客活動を強化してまいります。
こうした状況のなか、当社グループの当第1四半期連結累計期間における連結売上高は3,118百万円と前年同期比19.0%の減少となりました。また、連結営業損益については473百万円(前年同期は89百万円の損失)の損失となりました。以下、連結経常損失が484百万円(同99百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が487百万円(同17百万円の損失)となっております。
連結契約(受注)高においては、1,828百万円(前年同期比39.8%減)、期末契約(受注)残高は10,946百万円となりました。
セグメント別の状況は以下の通りであります。
直販部門
連結売上高の31.1%(外部顧客売上高ベース)を占める直販部門は、東京都・代官山の「BESS MAGMA」、東京都・昭島の「BESS多摩」及び神奈川県の「BESS藤沢」の直営3拠点で、東京・神奈川圏を中心とする顧客との直接の工事元請契約によるBESS企画型住宅等の提供を主要事業としております。
当第1四半期連結累計期間におけるセグメント売上高は970百万円(前年同期比20.5%減)となり、セグメント損失は11百万円(前年同期は98百万円の利益)となりました。
また、セグメント契約(受注)高は710百万円(同25.3%減)となりました。
販社部門
連結売上高の34.4%を占める販社部門は、全国の地区販社に対して、BESSブランドと販売システム等を提供するとともに、BESS企画型住宅の部材キット等を供給する事業を行っております。
当第1四半期連結累計期間におけるセグメント売上高は、1,471百万円(前年同期は13.7%減)となり、セグメント損失は172百万円(前年同期は115百万円の利益)となりました。
また、セグメント契約(受注)高は804百万円(同1.5%増)となりました。
BP社
連結売上高の34.5%を占める国内連結子会社グループのBP社は、株式会社BESSパートナーズが運営する千秋(秋田県)、金沢(石川県)、熊谷(埼玉県)、水戸、つくば(茨城県)、富士、浜松(静岡県)、東愛知(愛知県)、糸島(福岡県)、熊本(熊本県)に加え、その連結子会社である株式会社BESS札幌が運営する札幌(北海道)、同じく株式会社BESS岐阜が運営する岐阜(岐阜県)の合計12拠点のBESS LOGWAYによるグループであり、顧客との直接の工事元請契約によるBESS企画型住宅等の提供を主要事業としております。
当第1四半期連結累計期間におけるセグメント売上高は、1,151百万円(同22.4%減)となり、セグメント損失は66百万円(前年同期は44百万円の利益)となりました。 セグメント契約(受注)高は、313百万円(同75.8%減)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末比で1,021百万円減少の10,999百万円、負債は同540百万円減少の9,288百万円、純資産は同481百万円減少の1,711百万円となりました。それぞれの主な増減要因につきましては、次の通りであります。
総資産につきましては、「現金及び預金」が819百万円、「売掛金及び完成工事未収入金」が307百万円減少したこと等によります。
負債につきましては、「短期借入金」が400百万円増加した一方、「買掛金及び工事未払金」が680百万円、「長期借入金」が210百万円減少したこと等によります。
純資産につきましては、親会社株主に帰属する四半期純損失487百万円を計上したこと等によります。
その結果、自己資本比率は15.6%となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変
更及び新たに生じた課題はありません。今後とも新型コロナウイルス感染症拡大の影響を注視しつつ、引き続
き、財政状態の健全化を目指して参ります。
(4)研究開発活動
・新シリーズ 暮らすログ小屋「栖(すみか)ログ」の開発
BESSの新たなラインナップとなる、小屋サイズで平屋の暮らしをつくる平小屋「栖ログ」を開発しました。本物の自然材・ログ材をふんだんに使い、平屋のように低い面構えで、軽やかな屋根と対照的なログの重厚感が際立ちます。新シリーズとして2022年7月に発売しております。
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は40百万円であります。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。