第2 【事業の状況】

 

1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

(1) 経営方針・経営戦略等

当社グループの主たる事業であるバイク事業におきましては、中高年ライダーが増加し、大排気量、スポーツタイプ、高級車といったバイクが増加する傾向を見せております。当社グループでは、このようなバイク業界の変化に対応すべく、中古バイク買取サービス「バイクランド」において大型車、外車、高級車の買い取りに特に力を入れており、中古バイク販売店「バイクランド直販センター」においても同様に国産大型車やハーレーダビッドソンを中心とする外車の販売に力を入れております。今後は、中古バイク買取、中古バイク直販の連携によってサービスや商品の拡充を図り、顧客満足度の向上と新規顧客の獲得を強化していきたいと考えております。

また、事業の多角化への取り組みの一つとして、エニタイムフィットネスFC店の出店、運営を行うフィットネス事業を開始して3年経過し、また2018年12月からステップゴルフFC店の出店、運営を行うゴルフスクール事業にも参入しました。今後も新規入会者獲得のための認知度向上、既存会員の満足度の向上及び新規出店活動を行うことで、バイク事業と並ぶ当社グループの事業の柱としていきたいと考えております。

今後も収益の増大化、景気変動等の業績に大きな影響を及ぼすリスクの低減、事業の成長及び財務基盤の安定を図っていくために、企業買収及び新規事業への参入等の事業の多角化への取り組みを積極的に行ってまいります。

 

(2) 目標とする経営指標

当社グループは、事業別に経営指標を定めております。

バイク事業に関しては、1台当たりの売上単価、粗利単価及び広告費単価については従来どおりに重視し、買取りしたバイクの直販比率を高めることにより、売上単価、粗利単価の向上に努めるとともに、費用対効果の高い広告宣伝施策により広告費単価の縮減を図ってまいります。

フィットネス事業及びゴルフスクール事業につきましては、店舗開店から早期に損益分岐点を超える会員獲得を達成することを最重要視し、その後も月間入会数が退会数を上回り続けることに主眼を置き、顧客満足度の高い施策を実行し入会促進を行ってまいります。

 

(3) 経営環境及び対処すべき課題

当社グループは、前連結会計年度末時点では債務超過を解消し、当連結会計年度においては営業利益、プラスの営業キャッシュ・フローを計上し、資金面においても今後の運転資金の確保にも目処が立つ状況になったことから、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況を解消いたしました。

当社グループは、安定的な収益を確保するための企業体質を早急に構築するために、バイク事業においては、当社での中古バイク買取台数の低迷傾向に歯止めをかけるべく、中古バイク査定・買取部門の従業員への営業教育の強化と営業支援ツールの開発を行うことで、買取台数の増加から販売台数の増加につなげることに取り組んでおり、当連結会計年度における買取台数は前期比10%増加したことで販売台数も連動して増加し、セグメント利益を計上いたしましたので、今後も同様の取り組みを継続して行ってまいります。

フィットネス事業においては、当社子会社運営店舗の認知度向上のために、ポスティングや店舗周辺施設等でのポスター、リーフレットの設置など各種宣伝施策に取り組み新規会員数の増加に努めること、既存会員の退会率を抑制するために顧客満足度を高めるサービスを提供することに取り組んだ結果、月間平均会員数は前期比7%増加し、セグメント利益は大幅に増加しましたので、今後も同様の取り組みを継続して行ってまいります。

第3四半期連結会計期間から新たに開始したゴルフスクール事業においては、フィットネス事業で培った新規会員のためのノウハウ等を活かし、早期に単月黒字化を達成できるように取り組んでまいります。

 

 

2 【事業等のリスク】

以下において、当社グループの事業展開その他に関してリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、投資家の投資判断上、重要であると考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から以下に開示しております。

なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針ではありますが、当社株式に関する投資判断は、本項及び本書中の本項以外の記載事項を慎重に検討した上で、行われる必要があると考えております。

また、以下の記載は当社株式への投資に関連するリスク全てを網羅するものではありませんので、この点にご留意下さい。文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) バイク市場動向による影響

一般社団法人日本自動車工業会によれば、2017年3月31日現在のバイクの国内保有台数は1,095万台であり、1986年の1,867万台をピークに年々減少傾向にあります。今後もバイクの保有台数の減少が継続する場合には、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2) バイク利用者の動向による影響

当社グループはほとんどの種類のバイクを取扱っておりますが、原付第二種(51cc~125cc)以上の排気量のバイクの売上割合がバイク事業売上高の90%程度となっております。これらのバイクは、ビジネスユースや通勤通学手段としてのニーズが多い原付第一種(50cc以下)と比較して嗜好性が強く、その利用人口は流行によって左右されやすいという特質を持っているため、バイク利用者の動向によって当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

また、冬季や降雨時等の天候的要因、年末年始やゴールデンウィーク、夏休み等の長期休暇が見込まれる時期等の時期的要因によりバイク利用者の売却及び購入意思が左右されることがあり、当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3) 少数のオークション会社による販売の影響

当社のバイク事業における販売の多くは、オークション会社が主催する業者間オークションによるものであります。業者間オークションでは需給関係によって価格が決定することとなるため、例えば、同一商品であっても、その時々において売却(落札)価格が異なることがあります。

当社ではオークション相場の変化に対応して買取価格を決定しており、今後も相場変動による業績への影響を軽減していく方針でありますが、想定以上の相場変動によって計画通りの収益を確保できない場合には、当社の経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。

また、オークションでの販売においては、オークション会社である株式会社ビーディーエスへの依存度が高くなっております。これは、同社が二輪車オークションの業界で大きなシェアを有し、同社が主催するオークションにおける成約率、落札相場が良好なためであります。当社では同社に万一のことがあった場合を想定し、他のオークション会社とも取引を行っておりますが、何らかの事情により同社との取引が減少あるいは停止した場合には、当社の経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4) 競合について

中古バイク買取業界は、既に有力な競合他社が存在し、加えて今後、新規参入により競争が激化する可能性もあります。競争激化に伴う買取価格の上昇、オークションにおける落札価格の下落等により、当社の経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。

また、フィットネス業界においては、健康意識の高まりとともに、プールやスタジオなどを備えた大型店舗からマシンジムに特化した中小型店舗にいたるまで施設数が増加しており、競争は激しくなっております。競争激化に伴い、会員数の減少による売上高の低下及び会員獲得のための広告宣伝費の増加等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5) 法的規制に関するリスク

当社が行っている中古バイクの買取り及び販売は、法令上は古物の売買であり、古物営業法に基づく「古物商」の許可を受けて行っております。

また、中古バイクの出張査定及び買取りは、2013年2月施行の特定商取引に関する法律「訪問購入」に該当するため、同法の定めに則り出張査定及び買取りを行うことになります。

今後、これらの法令等の改廃や新たな法的規制が設定された場合には、当社の経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6) 会社組織に関するリスク

2019年2月28日現在、当社は取締役5名、常勤監査役1名、非常勤監査役2名、従業員60名と小規模組織で事業展開しております。また、内部管理体制も規模に応じた形で運用しております。

今後は事業の拡大に伴い、人員増強及び内部管理体制の一層の充実を図る方針でありますが、人員の確保及び内部管理体制の充実が円滑に進まなかった場合、または既存の人員が社外に流出した場合、当社の経営成績及び今後の事業展開に影響を及ぼす可能性があります。

 

 (7) 個人情報に関するリスク

当社は中古品の査定及び買取りに際して、売却希望者の個人情報を取得しております。当社では当該情報に接することができる者を制限し、全社員と機密保持契約を結ぶなど、個人情報の管理には十分留意しており、現在まで顧客情報の流出等による問題は発生しておりません。しかしながら、今後、顧客情報の流出等の問題が発生した場合、当社への損害賠償請求や信用の低下等により当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(8) システムに関するリスク

当社は仕入・販売について、インターネット等の通信ネットワークにかなりの部分を依存しております。これらは一時的なアクセス集中によるサーバ負荷の増加、自然災害、事故、コンピュータウィルス感染、外部からの不正な侵入等によりシステムダウンが生じる可能性があります。

当社ではこれらに対してシステムの二重化、データの分散管理等の対策を施しております。しかし、このような対策にもかかわらず、何らかの理由によりこれらの事態が発生した場合には、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(9) フランチャイズ契約に関するリスク

連結子会社の株式会社アークコアライフは、株式会社Fast Fitness Japan及びステップゴルフ株式会社とフランチャイズ契約を締結し、各社からフランチャイズを付与されております。当該契約には各種遵守事項、契約期間、同社による契約解除条項、解除による損害賠償等が定められており、当該契約の継続に支障をきたすような事象が発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

 

3 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1) 経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。

① 財政状態及び経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国経済は、2018年10~12月期のGDP実質成長率は、前期比でプラスになりましたが、7月~9月期は豪雨、台風、地震等の自然災害が相次いだこともあり、今後のわが国経済に影響を与える可能性があります。企業収益は、主に大企業では大きく改善傾向にあり、設備投資が増加しておりますが、中小企業においては改善割合が小さくなっております。雇用情勢は有効求人倍率は高水準を維持し、完全失業率は低水準にあり、個人消費は小売業の販売額が増加するなど改善傾向が続いております。
 当社グループの事業セグメントは、バイク事業とフィットネス事業となっており、当連結会計年度における事業別のセグメントの経営成績は次のとおりであります。
 なお、第3四半期連結会計期間において、新規事業としてゴルフスクール事業を開始しており、報告セグメントの「フィットネス事業」に含めております。これによる当連結会計年度の業績に与える影響は軽微であります。

 

(バイク事業)

当社におけるバイクの買取台数は10,282台(前期比10.1%増)、販売台数は10,379台(前期比11.9%増)となり、買取台数、販売台数ともに5年ぶりに1万台を超えました。販売単価は前期比6.7%増、粗利単価は同8.5%増となり、売上高、売上総利益は前期から約20%増となりました。販売台数の増加に比例して発生する販売手数料、買取台数の増加に比例して発生する旅費及び交通費が増加しましたが、その他の経費は微増だったことから、販売費及び一般管理費は前期比2.1%増加に留まりました。なお、前期には子会社であった株式会社福田モーター商会の業績も反映されていますが、当連結会計年度は当社のみの業績であるため、売上高は大幅に減少しております。

バイク事業の当連結会計年度の業績は、売上高2,204百万円(前期比13.9%減)、セグメント利益25百万円(前期はセグメント損失103百万円)となりました。

 

(フィットネス事業)

株式会社アークコアライフによるエニタイムフィットネス運営店舗は、前連結会計年度末日時点と同じ5店舗であります。全店舗が開店から3年近く経過しており、会員数は堅調に推移したことから売上高は増加しました。一方、減価償却費の負担も軽減化したことから販売費及び一般管理費は減少したため、セグメント利益は大幅に増加しました。フィットネス事業の当連結会計年度の業績は売上高457百万円(前期比12.2%増)、セグメント利益81百万円(前期比109.7%増)となりました。

 

以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高2,661百万円(前期比10.3%減)、営業利益106百万円(前期は営業損失64百万円)、経常利益106百万円(前期は経常損失74百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益88百万円(前期比406.6%増)となりました。

 

② キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は271百万円となり、前連結会計年度末から151百万円の減少となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、得られた資金は228百万円(前期は支出した資金13百万円)となりました。主な要因としては、税金等調整前当期純利益106百万円、減価償却費60百万円を計上したことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、支出した資金は55百万円(前期は得られた資金253百万円)となりました。主な要因としては、有形固定資産の取得による支出27百万円、事業譲受による支出15百万円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、支出した資金は324百万円(前期は支出した資金316百万円)となりました。主な要因としては、得られた資金としては、AK Capital株式会社が新株予約権を行使した際に自己株式を処分したことによる収入41百万円であり、支出した資金としては、長期借入金の返済による支出366百万円であります。

 

③ 生産、受注及び販売の状況

a. 商品仕入実績

当連結会計年度における仕入実績をセグメント別に示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自  2018年3月1日

至  2019年2月28日)

仕入高(千円)

前期比(%)

バイク事業

1,343,193

△23.4

合計

1,343,193

△23.4

 

(注) 1  上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

2 当連結会計年度において、仕入実績に著しい減少がありました。これは株式会社福田モーター商会を連結除外としたためであります。

 

b. 販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメント別に示すと次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自  2018年3月1日

至  2019年2月28日)

販売高(千円)

前期比(%)

バイク事業

2,204,306

△13.9

フィットネス事業

457,099

12.2

合計

2,661,405

△10.3

 

(注) 1  上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

2 当連結会計年度において、販売実績に著しい減少がありました。これは株式会社福田モーター商会を連結除外としたためであります。

2 セグメント間取引については、相殺消去しております。

3  主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下のとおりです。

相手先

前連結会計年度

(自  2017年3月1日

至  2018年2月28日)

当連結会計年度

(自  2018年3月1日

至  2019年2月28日)

販売高(千円)

割合(%)

販売高(千円)

割合(%)

㈱ビーディーエス

1,159,188

39.07

1,415,932

53.20

 

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

① 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、期末日における資産・負債の数値、および決算期における収益・費用の数値に影響を与える見積りや判断を行う必要があります。

これら見積りや判断には不確実性が存在する為、見積もった数値と実際の結果の間には乖離が生じる可能性があります。

当社グループは、特に以下の重要な会計方針が、当社グループの連結財務諸表作成において使用される当社の重要な判断と見積りに大きな影響を及ぼすと考えております。

 

a. 貸倒引当金

当社における中古バイクの販売は、オークション会社が主催するオークションにおける売却(落札)が多く、落札代金の支払債務はオークション会社が負っています。これまでオークション会社からの支払いが遅延又は滞ったケースはなく、またオークション以外の販路においても貸倒れが発生したケースはありません。そのため貸倒引当金は計上しておりません。

しかし、オークション以外の販路による販売額が増加し、当該顧客の支払能力が低い場合、またオークション会社の信用力の低下が生じた場合には、今後新たに貸倒引当金を設定する可能性があります。

 

b. 棚卸資産

当社における中古バイクの販売は、主として業者間オークションに、仕入れた中古バイクの整備等が完了し出品可能となった時期に応じて出品いたしますが、仕入れた日から概ね1ヵ月以内には売却して(落札されて)おり、基本的に、長期間、在庫として保有しているケースはありません。しかし、若干の不良在庫が発生することもありますので、四半期ごとに必要な評価減を行っております。

 

c. 繰延税金資産

当社グループは、繰延税金資産の回収可能性の検討を行った結果、現時点で回収可能性を見積もることができない項目について評価性引当金を計上いたしました。引当金の必要性を評価するにあたっては、将来の課税所得及び慎重かつ実現可能性の高い継続的な税務計画を検討します。

 

② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析・検討内容

a. 売上高

売上高は2,661百万円(前期比10.3%減)となりました。

バイク事業では、前連結会計年度では子会社であった株式会社福田モーター商会について、2018年1月に株式を譲渡したため、当連結会計年度は当社のみの業績となっております。バイク事業の売上高は2,204百万円(前期比13.9%減)となりました。

フィットネス事業では、子会社の株式会社アークコアライフがエニタイムフィットネスFC店を5店舗を運営しており、各店舗ともに開店から3年近く経過し、会員数は引き続き堅調に推移しております。また、第3四半期会計期間から開始したゴルフスクール事業についても同社が運営していることから、当連結会計年度では当事業に含めて表示しております。フィットネス事業の売上高は457百万円(前期比12.2%増)となりました。

 

b. 営業利益

営業利益は106百万円(前期は営業損失64百万円)となりました。

バイク事業の売上総利益では、当連結会計年度は当社のみの業績となったため、851百万円(前期比1.0%減)となりました。フィットネス事業の売上総利益は457百万円(前期比12.2%増)となり、当社グループの売上総利益は1,308百万円(前期比3.2%増)となりました。

バイク事業の販売費及び一般管理費は、当社のみの業績となったため、825百万円(前期比14.3%減)となりました。

フィットネス事業の販売費及び一般管理費は、エニタイムフィットネスの新規出店はありませんでしたが、新規事業となるステップゴルフの店舗譲受けと新規出店があったため、これに関連する経費が発生し、376百万円(前期比1.9%増)となりました。

当社グループの販売費及び一般管理費は1,202百万円(前期比9.8%減)となりました。

 

c. 経常利益

経常利益106百万円(前期は経常損失74百万円)となりました。

営業外収益では、雑収入の計上額が大幅に増加したことが影響し、9百万円(前期比19.7%増)となりました。

営業外費用では、当連結会計年度において追加の借入がなく、長期借入金の残高が前連結会計年度末から366百万円減少して支払利息が大幅に減少したことが影響し、9百万円(前期比47.0%減)となりました。

 

d. 親会社株主に帰属する当期純利益

親会社株主に帰属する当期純利益は88百万円(前期比406.6%増)となりました。

法人税等調整額では、バイク事業が前期までのセグメント損失から当期はセグメント利益に転じ、翌期も利益を計上する見込みであることから、株式会社アークコアの繰延税金資産として16百万円を計上しましたが、株式会社アークコアライフの繰越欠損金に係る繰延税金資産が減少したため、法人税等調整額において9百万円を計上いたしました。

 

e. 財政状態

(資産)

当連結会計年度末において総資産は889百万円となり前連結会計年度末から129百万円減少しました。主な要因としては、現金及び預金の残高が149百万円減少したことによるものであります。

 

(負債)

当連結会計年度末において負債は649百万円となり、前連結会計年度末から306百万円減少しました。主な要因としては、当社グループの長期借入金の返済による支出が366百万円であったことによるものであります。

 

(純資産)

当連結会計年度末において純資産は239百万円となり、前連結会計年度末から176百万円増加しております。主な要因としては、親会社株主に帰属する当期純利益88百万円を計上したこと、AK Capital株式会社による新株予約権の行使及び当社取締役に対する譲渡制限付株式報酬の付与に際して自己株式を処分したため、自己株式が82百万円減少したことによるものであります。

 

f. 資本の財源及び資金の流動性に係る情報

資金の流動性に係る情報としては、本項(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況に記載のとおりであります。

当社グループの資本の財源は、事業セグメントにより異なります。

バイク事業における店舗は、販売機能を有しているところもありますが、主には出張買取のための拠点が多いことから、設備投資資金はそれほど必要としておりません。資金需要の大きい商品在庫は、滞留期間は概ね1ヵ月程度であることから、自己資金もしくは短期運転資金として金融機関からの資金調達を行うことになります。

一方、フィットネス事業においては、バイク事業と比較して多額の設備投資を必要としております。また、設備投資額を回収するまでに3年から5年程度の長期間を要することから、新規出店に係る設備資金及び長期運転資金として金融機関から長期借入金により資金調達をすることが必要となります。

 

③ 継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況の解消

当社グループでは、前連結会計年度末時点で債務超過を解消し、当連結会計年度においては営業利益及びプラスの営業キャッシュ・フローを計上し、資金面においても今後の運転資金の確保にも目処が立つ状況となったことから、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況を解消いたしました。

当社グループは、安定的な収益を確保するための企業体質を早急に構築するために、バイク事業においては、当社での中古バイク買取台数の低迷傾向に歯止めをかけるべく、中古バイク査定・買取部門の従業員への営業教育の強化と営業支援ツールの開発を行うことで、買取台数の増加から販売台数の増加につなげることに取り組み、その結果、買取台数が5年ぶりに1万台を超え、売上高及び売上総利益が増加し、営業利益を計上いたしました。

フィットネス事業においては、当社子会社運営店舗の認知度向上のために、ポスティングや店舗周辺施設等でのポスター、リーフレットの設置など各種宣伝施策に取り組み新規会員数の増加に努めること、既存会員の退会率を抑制するために顧客満足度を高めるサービスを提供することに取り組み、その結果、売上高、売上総利益及び営業利益が大幅に増加いたしました。

 

 

4 【経営上の重要な契約等】

締結中の契約

契約会社名

相手先
の名称

契約期間

契約内容

株式会社アークコア

株式会社ビーディーエス

2019年4月1日から2020年3月31日まで。
期間満了の1ヶ月前までに双方から書面により更新しない旨の意思表示がない場合、1年間自動延長。

「BDS会員契約書」
(株)ビーディーエスが主催するオークションへの参加

株式会社アークコア

株式会社オークネット

2018年6月17日から2021年6月16日まで。
期間満了の3ヶ月前までに双方から書面により更新しない旨の意思表示がない場合、3年間自動延長。

「オークネットテレビバイクオークション参加基本契約書」
(株)オークネットが主催するオークションへの参加

株式会社アークコアライフ

株式会社Fast Fitness Japan

契約期間は10年、契約開始日、終了日は店舗ごとに異なる。
期限の延長又は契約更新については別途協議するものとする。期間満了の6ヶ月前までに合意に至らないときは、満了日をもって終了する。

「『エニタイム・フィットネス』フランチャイズ契約書」

エニタイムフィットネス出店に係るフランチャイズ契約

株式会社アークコアライフ

ステップゴルフ株式会社

契約期間は3年、契約開始日、終了日は店舗ごとに異なる。

期限の延長又は契約更新については別途協議するものとする。期間満了の6ヶ月前までに合意に至らないときは、満了日をもって終了する。

 「『ステップゴルフ』フランチャイズ契約書」及び「『ステップゴルフプラス』フランチャイズ契約書」
ステップゴルフ及びステップゴルフプラス出店に係るフランチャイズ契約

 

 

5 【研究開発活動】

該当事項はありません。