第2【事業の状況】

1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)会社の経営の基本方針

「食の製販一体体制」の確立を達成するべく、積極的なM&Aを行い、原材料の調達からオリジナル商品の開発、販売に至るまでを一貫して行えるよう、経営努力を行ってまいります。

 

(2)中期的な経営戦略等

当社グループは、基幹事業である業務スーパー事業の更なる拡大を計画しております。商品においては、品質を維持しながらも安価にご提供するために、サプライチェーンや店舗運営の仕組みの改善、そして「食の製販一体体制」の拡大に注力し、他社との差別化を図ってまいります。

また、外食・中食事業においても当社グループにおける「食の製販一体体制」の強みを活かし、競争力のある業態の開発・拡大に努めてまいります。

 

(3)経営環境

当社グループを取り巻く環境は、これから世界が直面する「食糧難」や日本が抱える「少子高齢化問題」など、見通しの不透明な状況にあります。食品業界におきましては、消費者の低価格志向は引き続き強く、為替の急激な変動や都市部のオーバーストアによる競争の激化など、企業の経営環境は今後も厳しい状況が続くと予測されます。

 

(4)会社の対処すべき課題

当社グループは、一丸となって以下の課題に取り組み、企業価値の向上に努めてまいります。

①商品開発及び商品管理体制の強化

当社は、食にかかわる総合食品会社として、お客様に「プロの品質とプロの価格」で「安全・安心」な商品を安定して供給するべく取り組んでおります。これまでも、品質保証部による衛生管理体制の充実や、品質管理強化のため取扱商品の自主検査の徹底を図るなどの施策を講じてまいりました。引き続き、独自の厳しい品質保持システムをより一層強化するとともに、トレーサビリティの構築に全力を挙げてまいります。

また、商品開発部、海外商品部では商品開発体制の強化を図っております。「食の製販一体体制」の更なる拡大に向け、独自の発想を持って常に新しいことにチャレンジし、PB商品の競争力を高めております。一人でも多くのお客様の健康と笑顔の源となるべく、新たな商品の開発に注力してまいります。

 

②経営管理体制の強化

当社グループの中長期的な企業価値の向上のため、経営の健全性・透明性・効率性の向上を目指す内部統制等の体制を強化いたします。それにより、更に強固な経営基盤を構築し、コーポレート・ガバナンスの充実を図るとともに、安定的な事業の発展を目指してまいります。また、社内研修制度はグループ全体に拡充しており、引き続きコンプライアンス意識の向上を図ってまいります。

 

③財務基盤の充実

中期経営計画の達成に向け、安定的な利益とキャッシュ・フローを創出いたします。また、自己資本比率の上昇など財務基盤を充実させ、安定した財務体制を構築してまいります。

 

 

2【事業等のリスク】

当社グループに影響を及ぼす可能性のあるリスクには以下のようなものがあります。

なお、将来に関しての記載は、有価証券報告書提出日(2019年1月31日)現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)法的な規制等について

当社グループは、わが国においては食品安全基本法、食品衛生法、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)、容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律、関税法、製造物責任法(PL法)、中小小売商業振興法等の法的規制の適用を受けております。

また、海外においても各国の法的規制の適用を受け遵守しております。当社グループとしては、法的手続きによる権利の保全にも万全を期しております。

しかし、今後当社グループに関する法的な制度変更等が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2)食材の安全性について

当社グループは、業務スーパー事業においては現在4,000アイテム前後の食材を扱っており、神戸クック事業においては日々変化する消費者ニーズを捉えるため外食・中食業態を展開しております。最近の食品流通市場においては食材の基本的な安全性が問われる事件が多く発生しております。当社グループといたしましては、品質管理、検品検査について自社品質管理室での理化学検査や微生物検査など十分な管理体制を整えているものと認識しておりますが、今後予期せぬ事態が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3)当社グループの事業を取り巻く外部環境について

当社グループはカテゴリーキラー(特定の商品分野のみを豊富に品揃えし、低価格で提供する小売店)としての特徴を有する店舗展開を進めており、業務用ユーザーをターゲットとしているため、景気動向、消費者に係る税制の変更、気象状況などの影響は受けるものの、一般的な小売業店舗との比較において、その影響度は少ないものと認識しております。

しかしながら、今後当社グループと同様に、カテゴリーキラーとしての特徴を有する企業が増加することにより、それらと競合関係が激しくなった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4)為替変動の影響について

当社グループは、中国での生産供給体制をとり、また世界各国より輸入を行っておりますが、従前どおり商品を輸入する際は主に米ドルにて決済しております。当社グループでは、為替ヘッジ等によるリスクヘッジを適時行っておりますが、急激な為替変動が起こった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5)不測の事態による仕入価格の変動等のリスクについて

BSE(牛海綿状脳症)問題や鳥インフルエンザの発生、食品偽装問題における風評被害、テロ・暴動・紛争などの政治的混乱あるいは食品添加物の使用禁止などにより、日本国での輸入規制措置が講じられた場合、当社グループの仕入商品の一部について、急な代替品確保が困難になる可能性があります。

また、急激な為替変動等の影響により、仕入商品の品薄状態が発生した場合、商品仕入価格が大幅に変動する可能性があります。価格優位性のある輸入製品は、容易に国内品に代えられない事が多く、結果として店舗での販売価格の上昇や欠品となる恐れがあり、このような状況が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6)物流拠点が集中していることについて

当社グループの物流拠点は、輸入品が荷受される神戸港と横浜港の2か所、自社配送センターも神戸港に隣接した場所にあり、それぞれ関西、関東での直轄エリアへの物流拠点として、現在、十分にその機能を果たしております。

しかし、当該港湾が地震等の自然災害により崩壊等の被害にあった場合、近隣の港湾で緊急避難的に荷受することになりますが、陸送や別の倉庫の手配などのコスト増が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(7)FC戦略に関するリスクについて

FC戦略が停滞する背景としては、既存店売上の伸び悩みによる出店意欲の後退が考えられます。売上に関する要因としては、取扱商品の商品力(価格・品質・利便性など)の低下、新規商品の導入の遅れなどが考えられ、当社での商品開発力並びに各協力工場への指導力の成果が問われることになります。

また、FC店舗は全て当社の認可により出店され、当社ではFC店舗間の競合が発生しないよう出店地域の調整を行っておりますが、今後のFC店舗の出店状況によっては、将来的に出店候補地が制限される可能性があります。

さらに、FC契約先には、現在、複数の店舗を出店している企業もあり、万一これらの企業が経営方針を変更するなどの理由により、業務スーパー事業を縮小するなどの状況になった場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

(8)SV(スーパーバイザー)等の人財の確保について

SVの主たる業務として、加盟店における店舗オペレーションの指導並びに援助があります。

また、新規出店店舗の立ち上げ業務及び各FC店舗への巡回等を行っております。SV1人あたりの最適な担当店舗数は15~20店舗と考えており、これ以上担当店舗が増加した場合、適切な巡回ペースを維持できなくなる可能性があります。

このため、店舗の増加と共にSV等の人員を増員する必要があり、その人員を確保できない場合、FC店舗の管理が不十分となるなどの要因から、結果としてFC店舗の売上を低下させてしまうことになり、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(9)業務スーパーのブランドイメージが損なわれる恐れについて

業務マニュアル及びFCの指導等の徹底により、店舗のオペレーションには万全を期しております。

しかしながら、当社グループの加盟店の中には当社を通じた仕入品以外の商品(青果・鮮魚・酒類等)を販売しているFC店舗があり、これらの商品の瑕疵を原因とした問題等が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(10)PB商品への依存度について

当社グループでは、売上総利益に占めるPB商品の割合が高い水準にあります。このため、今後何らかの要因により、PB商品の売上が減少した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(11)当社グループの事業インフラである情報システムについて

ソフトウェアの新規導入にあたりましては、厳重に再レビューを行っており、システムの導入前に欠陥を発見できる可能性が高いと考えております。

また、導入後に欠陥が発生した場合には、欠陥部分に関連した数値に差異が発生する可能性がありますが、整合性チェック等を行っており、欠陥そのものが継続することはありません。

ハードウェアに関しましては、物理的ダメージによる機能停止、故障によるデータの欠落が考えられます。物理的ダメージについてのインフラに関しましては、外部委託による24時間体制の監視を行っており、機能停止時には即座に担当者に連絡が入りますが、災害等によるものであれば、復旧までの間、機能停止することが考えられます。故障によるデータ欠落につきましては、ソフトウェア同様、整合性のチェックを行っておりますので、部品交換までの短期的なものであると考えます。

当社グループでは、ハードウェア(サーバー、UPS(無停電装置)、クライアント含む)、ソフトウェア、バックアップ、電源、回線につきまして冗長化を行い、2拠点でのデータ相互管理を行っており、災害時の機能停止のリスクは軽減できるものと考えております。このように情報システムについては十分な体制を構築しているものと認識しておりますが、想定外のシステム上のトラブルが発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(12)新規事業について

当社グループは、これまでの国内外における農作物の栽培に加え、国内食品製造拠点の拡大、「クックイノベンチャー事業」では外食事業を中心に、経営資源の集中と効率化による競争力の強化・売上の拡大と収益率の向上、「エコ再生エネルギー事業」では全国各地に太陽光発電を中心とした新エネルギー事業の設備の設置・稼働・電力販売を目指しております。

しかしながら、新規事業が想定通りの成果を得られない場合や何らかの要因により想定外の問題等が発生した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

 

(13)有利子負債への依存に関するリスク

当社グループは、2018年10月期末現在で700億30百万円の有利子負債残高(リース債務除く)を有しております。

今後もM&A等への投資を行い、事業拡大を進めてまいりますが、有利子負債残高につきましては圧縮に努めてまいります。

なお、当社は、既存の長期借入金については、大半を固定金利で調達しており、将来の金利変動リスクをヘッジする施策を講じております。

しかしながら、将来において金利が急速かつ大幅に上昇した場合や、既存の固定金利借入の借り換え時の金利情勢によっては、資金調達コストの増加により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

3【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績等の状況の概要

当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。

 

①経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用環境の改善や企業業績に緩やかな回復が見られたものの、米国を中心とした通商政策の動向や、新興国の景気減速による世界経済の不確実性等により、依然として先行きが不透明な状況が続いております。食品業界におきましても、EC事業者やドラッグストア等の他業態による食品の取り扱い拡大により、企業間の競争が激化しております。加えて、人手不足による人件費や物流費の上昇など、経営環境は厳しい状況となりました。

このような状況の中、当社グループは「食の製販一体体制」の確立というグループ目標のもと、積極的な商品開発を行い、神戸物産グループ全体の競争力を強化してまいりました。また、お客様のニーズを素早く捉えた施策を実施し、高品質で魅力のある商品をベストプライスでご提供してまいりました。

この結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高2,671億75百万円(前年同期比6.2%増)、営業利益157億22百万円(同7.6%増)、経常利益158億31百万円(同0.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益103億63百万円(同24.2%増)となりました。

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

 

(業務スーパー事業)

業務スーパー事業における店舗につきましては、41店舗の出店、8店舗の退店の結果、純増33店舗で総店舗数は813店舗となりました。

新規出店の内訳といたしましては、直轄エリア25店舗、地方エリア16店舗であります。出店に関しましては関東エリアへの出店を中心に新規出店を進めると同時に、営業年数が長くなり老朽化してきた店舗の移転等を積極的にFCオーナーに勧めております。

商品戦略につきましては引き続き顧客ニーズに対応したPB商品の開発に注力しており、国内自社グループ工場や自社輸入商品の増強を図り、他社にはない商品の開発を進めております。

この結果、業務スーパー事業における当連結会計年度の売上高は2,366億24百万円(同9.0%増)となりました。

 

(神戸クック事業)

神戸クック事業における店舗につきましては、日本最大級の大型バイキングチェーンである「神戸クック・ワールドビュッフェ」では、4店舗の出店、1店舗の退店の結果、純増3店舗で総店舗数は全国で19店舗となり、「ビュッフェ」と「セルフクック」を融合させた「Green's K 鉄板ビュッフェ」は、1店舗の退店の結果、総店舗数は1店舗となりました。

中食事業では、日常の食卓代行をコンセプトとして安全・安心・価格にこだわった「馳走菜」において、3店舗の出店を行い、「Green's K」の1店舗の退店と合わせて11店舗となりました。

この結果、神戸クック事業における当連結会計年度の売上高は17億12百万円(同37.2%増)となりました。

 

(クックイノベンチャー事業)

クックイノベンチャー事業につきましては、消費者の居酒屋離れや、人材不足などの厳しい状況が続いております。このような中、QSCの強化を図り、さらに安全・安心でお客様にご満足いただける商品提供への取り組み強化や、ブランド力が高い業態への転換と併せ、不採算店舗の閉鎖等を進めてまいりました。

この結果、クックイノベンチャー事業における当連結会計年度の売上高は274億54百万円(同15.3%減)となりました。

 

(エコ再生エネルギー事業)

エコ再生エネルギー事業につきましては、2018年2月に大阪府で太陽光発電所が稼動いたしました。それにより、2018年10月末現在で稼働中の太陽光発電所は計14か所となり、約18.0MWを発電しております。また、2018年8月に北海道白糠郡白糠町で木質バイオマス発電所が稼動し、約6.2MWの発電を行っております。

この結果、エコ再生エネルギー事業における当連結会計年度の売上高は11億84百万円(同123.6%増)となりました。

②財政状態の状況

(資産)

当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末と比べ2億7百万円減少し、1,442億76百万円(前年比0.1%減)となりました。

流動資産では、前連結会計年度末と比べ10億8百万円減少し、993億33百万円(同1.0%減)となりました。その主な要因は、現金及び預金が21億93百万円減少したことによるものであります。

固定資産では、前連結会計年度末と比べ8億1百万円増加し、449億42百万円(同1.8%増)となりました。その主な要因は、機械装置及び運搬具(純額)が19億13百万円増加し、建設仮勘定が8億28百万円減少したことによるものであります。

(負債)

当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ、99億15百万円減少し、1,045億2百万円(同8.7%減)となりました。

流動負債では、前連結会計年度末と比べ3億62百万円増加し、382億88百万円(同1.0%増)となりました。その主な要因は、買掛金が18億94百万円増加し、未払法人税等が15億26百万円減少したことによるものであります。

固定負債では、前連結会計年度末と比べ102億77百万円減少し、662億14百万円(同13.4%減)となりました。その主な要因は、長期借入金が105億65百万円減少したことによるものであります。

(純資産)

当連結会計年度末における純資産額は、前連結会計年度末と比べ97億7百万円増加し、397億74百万円(同32.3%増)となりました。その主な要因は、利益剰余金が90億43百万円増加したことによるものであります。

この結果、自己資本比率は前連結会計年度末と比べ6.7ポイント上昇し、23.3%となり、1株当たり純資産額は前連結会計年度の454.57円に対し、630.69円となりました。

なお、当社は2018年11月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。上記の1株当たり純資産額につきましては、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定しております。

 

③キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ24億48百万円減少して723億10百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における営業活動による資金の増加は136億93百万円となり、前連結会計年度に比べ31百万円の収入の増加となりました。これは主に税金等調整前当期純利益の増加、減損損失の減少や法人税等の支払額の増加によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における投資活動による資金の減少は49億36百万円となり、前連結会計年度に比べ18億65百万円の支出の増加となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出の増加によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当連結会計年度における財務活動による資金の減少は113億88百万円となり、前連結会計年度に比べ118億46百万円の支出の増加となりました。これは主に長期借入金の返済による支出が増加したためであります。

 

④生産、受注及び販売の実績

イ 生産実績

当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自  2017年11月1日  至  2018年10月31日)

金額(百万円)

前年同期比(%)

業務スーパー事業

21,170

105.4

神戸クック事業

クックイノベンチャー事業

エコ再生エネルギー事業

789

285.1

その他

合計

21,959

107.9

(注)1.金額は㈱神戸物産、大連福来休食品有限公司、神戸物産(安丘)食品有限公司、KOBE BUSSAN EGYPT Limited Partnership、Kobebussan Myanmar Co.,Ltd.、㈱オースターエッグ、㈱ターメルトフーズ、秦食品㈱、㈱マスゼン、㈱ソイキューブ、㈱肉の太公、㈱麦パン工房、宮城製粉㈱、㈱神戸物産エコグリーン北海道、㈱エコグリーン埼玉、㈱グリーンポートリー、珈琲まめ工房㈱、ほくと食品㈱、豊田乳業㈱、関原酒造㈱、㈱富士麺業、菊川㈱、㈱朝びき若鶏における製造原価によっております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

3.エコ再生エネルギー事業につきましては、2018年2月に大阪府で太陽光発電所の稼動が開始し、また、2018年8月に北海道白糠郡白糠町で木質バイオマス発電所の稼動が開始したことにより前年同期比が増加しております。

ロ 受注実績

当社グループは市場動向の予測に基づく見込生産を行っており、受注生産は行っておりません。

 

ハ 商品仕入実績

当連結会計年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2017年11月1日 至 2018年10月31日)

金額(百万円)

前年同期比(%)

 

業務スーパーFC事業

189,745

108.7

業務スーパー直営小売事業

2,077

93.5

業務スーパー事業

191,822

108.5

神戸クック事業

1,413

133.0

クックイノベンチャー事業

エコ再生エネルギー事業

その他

141

1,957.0

合計

193,377

108.7

(注)1.当連結会計年度における輸入実績は、35,930百万円であり、前年同期比108.5%であります。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

 

ニ 販売実績

当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2017年11月1日 至 2018年10月31日)

金額(百万円)

前年同期比(%)

 

業務スーパーFC事業

233,731

109.0

業務スーパー直営小売事業

2,893

111.9

業務スーパー事業

236,624

109.0

神戸クック事業

1,712

137.2

クックイノベンチャー事業

27,454

84.7

エコ再生エネルギー事業

1,184

223.6

その他

199

77.3

合計

267,175

106.2

(注)1.セグメント間取引については、相殺消去しております。

2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

3.エコ再生エネルギー事業につきましては、2018年2月に大阪府で太陽光発電所の稼動が開始し、また、2018年8月に北海道白糠郡白糠町で木質バイオマス発電所の稼動が開始したことにより前年同期比が増加しております。

4.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当期販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。

 

相手先

前連結会計年度

(自  2016年11月1日

至  2017年10月31日)

当連結会計年度

(自  2017年11月1日

至  2018年10月31日)

金額(百万円)

割合(%)

金額(百万円)

割合(%)

㈱G-7スーパーマート

46,586

18.5

49,938

18.7

 

当連結会計年度における地域別FC店舗数は次のとおりであります。

業務スーパー

店舗数

直轄

エリア

関西(238)

滋賀県(14)京都府(37)大阪府(89)兵庫県(63)奈良県(19)和歌山県(16)

関東(217)

埼玉県(48)千葉県(36)東京都(72)神奈川県(61)

その他(22)

北海道(16)福岡県(6)

地方エリア(334)

青森県(13)岩手県(13)宮城県(9)山形県(12)福島県(14)茨城県(15)

秋田県(5)栃木県(14)群馬県(10)新潟県(17)富山県(5)石川県(9)

福井県(6)山梨県(6)長野県(15)岐阜県(2)静岡県(39)愛知県(24)

三重県(8)鳥取県(4)島根県(1)岡山県(17)広島県(31)山口県(7)

徳島県(2)香川県(13)愛媛県(8)高知県(3)鹿児島県(2)沖縄県(9)

兵庫県洲本市(1)

直営店(2)

兵庫県(2)

合計

813店舗

 

 

神戸クック・
ワールドビュッフェ

店舗数

直轄

エリア

関西(6)

大阪府(1)兵庫県(5)

その他(1)

福岡県(1)

地方エリア(12)

福島県(1)新潟県(4)群馬県(1)石川県(1)静岡県(1)岡山県(2)

広島県(2)

合計

19店舗

 

 

Green's K

鉄板ビュッフェ

店舗数

直轄

エリア

関西(1)

兵庫県(1)

合計

1店舗

 

 

馳走菜

店舗数

直轄

エリア

関西(1)

大阪府(1)

地方エリア(1)

宮城県(1)

直営店(1)

兵庫県(1)

合計

3店舗

 

 

Green's K

店舗数

直轄

エリア

関西(6)

京都府(1)兵庫県(1)和歌山県(4)

関東(1)

神奈川県(1)

直営店(1)

兵庫県(1)

合計

8店舗

 

 

ガレオン

店舗数

直轄

エリア

関東(1)

千葉県(1)

直営店(1)

神奈川県(1)

合計

2店舗

 

 

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、本文における将来に関する事項は、当連結会計年度末日現在において判断したものであります。

 

①重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国で一般に公正妥当と認められている会計基準に従って作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、必要と思われる見積りについては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しているとおりです。

 

②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

イ 財政状態

当連結会計年度末の財政状態につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ②財政状態の状況」に記載の通りであります。

 

ロ 経営成績

(売上高)

売上高は、前連結会計年度に比べ6.2%増加し2,671億75百万円となりました。

主な要因は業務スーパーの新規出店が順調に進み、2017年10月末780店舗から2018年10月末813店舗と33店舗増加した新店効果と、お客様のニーズを素早く捉えた施策を実施し、1年間の既存店売上高が104.5%と堅調に推移したことが要因であります。

(売上原価、売上総利益)

売上原価は、前連結会計年度に比べ7.7%増加し、2,274億2百万円となりました。また、売上高に対する売上原価の比率は前連結会計年度に比べ1.2ポイント増加し、売上総利益率は低下しております。

(販売費及び一般管理費)

販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ6.9%減少し、240億51百万円となりました。

また、売上高に対する販売費及び一般管理費の比率は、前連結会計年度と比べ1.3ポイント低下し、9.0%となりました。

(営業外収益・営業外費用、経常利益)

営業外収益は前連結会計年度に比べ、主に為替差益とデリバティブ評価益が減少し、営業外収益全体では50.7%減少し、10億53百万円となりました。

営業外費用は前連結会計年度に比べ、主にデリバティブ評価損の増加、貸倒引当金繰入額の減少があり、営業外費用全体では1.9%減少し、9億44百万円となりました。

これらのことにより、経常利益は前連結会計年度より0.3%増加し、158億31百万円となりました。

(税金等調整前当期純利益)

税金等調整前当期純利益は、前連結会計年度より22.3%増加し、160億11百万円となりました。

(法人税等)

税金等調整前当期純利益に対する法人税等は、前連結会計年度より15.7%増加し、54億17百万円となりました。

(親会社株主に帰属する当期純利益)

親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度より24.2%増加し、103億63百万円となりました。

 

ハ キャッシュ・フロー

当連結会計年度キャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 

③経営成績に重要な影響を与える要因について

経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「2.事業等のリスク」に記載の通りです。

 

④資本の財源及び資金の流動性についての分析

イ 資金需要

当社グループの運転資金需要のうち主なものは、支払いまでのリードタイムにおける資金であり、物流量の増加に伴い、比例して増加するものであります。

 

ロ 財務政策

当社グループは現在、運転資金につきましては、基本的には内部資金により充当しております。

また、当社グループのPB商品の生産基盤を強化するために必要な設備投資資金等は、外部調達することも可能であります。

4【経営上の重要な契約等】

当社は各フランチャイジー(加盟店)と下記内容に関する契約を締結しております。

①「業務スーパー」の経営に関する契約(直轄エリアでの契約)

契約期間

契約店舗の開店日から5年経過した日とします(但し、以降は1年間の自動更新)。

契約社数

83社(2018年10月31日現在)

契約店舗数

477店舗(2018年10月31日現在)

主な契約内容

「業務スーパー」の経営に関する経営ノウハウを各フランチャイジー(加盟店)が用い、当社の指導援助のもとに業務スーパーのFC店を経営するためFC契約を締結するものであります。ロイヤリティは総仕入高の1%相当額とし、保証金は1店舗当たり1,000万円としております。

契約品目

NB商品、PB商品

(冷凍食品、加工食品、菓子及び乳製品等の飲食料品)

 

②「業務スーパー」のエリアライセンス契約書(地方エリアでの契約)

契約期間

本契約は、締結と同時に成立し、契約終了日は契約店舗の開店日から5年経過した日となります(但し、以降は1年間の自動更新)。

契約社数

15社(2018年10月31日現在)

契約店舗数

334店舗(2018年10月31日現在)

主な契約内容

「業務スーパー」の経営に関する経営ノウハウを活用し、別に定める地域内で業務スーパーを展開することを許諾すると共に、各フランチャイジー(加盟店)に対して継続的に指導援助を行うことを締結するものであります。ライセンスフィーは商品の仕入高の1%相当額とし、1件当たり保証金は当該エリアの人口×5円としております。

契約品目

NB商品、PB商品

(冷凍食品、加工食品、菓子及び乳製品等の飲食料品)

 

 

5【研究開発活動】

該当事項はありません。