当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
なお、世界的に新型コロナウイルス感染症が収束しておらず、当社グループにおいても商品の仕入れ等に影響は出ているものの、仕入れ先を分散する等によりリスクヘッジを行っており、その影響は限定的であります。
外食事業については、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、断続的に店舗の臨時休業、営業時間の短縮等を行っておりますが、こちらについても当社の経営成績に与える影響は限定的であります。
また、新型コロナウイルス感染症対策として、当社グループでは感染症対策本部の設置、WEB会議の導入、従業員への不織布マスクの支給等を実施し、感染防止に努めております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2021年11月1日~2022年4月30日)における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大が見られたものの、ワクチン接種や各種検査の拡大、医療供給体制の強化等を受けて活動を再開させつつあります。海外においても行動制限の緩和等が進み、経済活動が段階的に再開されております。これらの動きにより、様々なものの需要が増加し、世界的な物価上昇が起こっております。これに加え、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を背景としたエネルギー価格の高騰、米国の金利上昇による急激な円安進行等、日本を取り巻く環境は先行き不透明な状況が続いております。
食品小売業界におきましても、世界的な物価上昇や円安の影響の他、人件費や光熱費の上昇によりコスト増加が進み、対策を迫られております。
このような状況の中、当社グループは「食の製販一体体制」の更なる強化というグループ目標のもと、積極的な商品開発を行い、神戸物産グループ全体の競争力を高めてまいりました。また、お客様のニーズを素早く捉えた施策を実施し、高品質で魅力のある商品をベストプライスで提供してまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績につきましては、売上高は198,161百万円(前年同期比12.3%増)、営業利益は14,733百万円(同2.4%増)、経常利益は16,380百万円(同7.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は11,037百万円(同8.9%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①業務スーパー事業
当第2四半期連結累計期間における業務スーパー事業において、ナショナルブランド商品や国内グループ工場製造と自社直輸入によるプライベートブランド商品をベストプライスで販売する「業務スーパー」の出店状況は、出店34店舗、退店15店舗、純増19店舗の結果、総店舗数は969店舗となりました。
新規出店の内訳といたしましては、直轄エリア26店舗、地方エリア8店舗であります。出店に関しましては九州地方を中心として全国的に新規出店がありました。また、営業年数が長くなり老朽化してきた店舗の移転等を積極的にフランチャイズオーナーに勧めております。
経営成績については、物価上昇による仕入れコストの増加があったものの、価格戦略が功を奏したことや、「業務スーパー」の魅力であるプライベートブランド商品が多くのメディアで取り上げられたことで、業績の拡大が続いております。
この結果、業務スーパー事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は193,532百万円(前年同期比11.5%増)となりました。
②外食・中食事業
当第2四半期連結累計期間における外食・中食事業において、日本最大級の大型バイキングチェーンである「神戸クック・ワールドビュッフェ」の出店状況は、出店1店舗、退店7店舗、純減6店舗の結果、総店舗数が9店舗となりました。厳選したお肉と店内手作りのデザートを心ゆくまで楽しめる焼肉専門店の「プレミアムカルビ」の出店状況は、出店3店舗、退店0店舗、純増3店舗の結果、総店舗数は13店舗となりました。また、日常の食卓の代行をコンセプトとして安全・安心・価格にこだわった中食業態である「馳走菜(ちそうな)」の出店状況は、出店16店舗、退店0店舗、純増16店舗の結果、総店舗数は全国で65店舗となりました。
「神戸クック・ワールドビュッフェ」では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため一部の店舗で営業時間の短縮や臨時休業を実施いたしました。一方、「プレミアムカルビ」につきましては、店舗数の増加や焼肉人気により、新型コロナウイルス感染症の売上への悪影響は軽微となっております。また、「馳走菜(ちそうな)」につきましては、順調に出店が進んでいることに加え、メディアでの露出増加等により認知度も向上し、好調に推移いたしました。
この結果、外食・中食事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は3,238百万円(同102.2%増)となりました。
③エコ再生エネルギー事業
当第2四半期連結累計期間におけるエコ再生エネルギー事業につきましては、新規発電所の稼働がありませんでしたが、2021年5月に大阪府泉南郡岬町で1ヵ所の太陽光発電所が新規に稼働したため、前年同期比で太陽光発電所が1ヵ所増加しております。現在稼働中の発電所と発電量は太陽光発電所が17ヵ所で約32.1MW、木質バイオマス発電所が1ヵ所で約6.2MWとなっております。
この結果、エコ再生エネルギー事業における当第2四半期連結累計期間の売上高は1,388百万円(同12.4%増)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における総資産は171,923百万円となり、前連結会計年度末と比較し15,186百万円増加いたしました。主な要因は、流動資産の増加13,635百万円であります。
流動資産の増加の主な要因は、自社グループ工場の設備増強等を目的とした新規の借り入れ等による現金及び預金の増加10,086百万円であります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債は86,015百万円となり、前連結会計年度末と比較し7,497百万円増加いたしました。主な要因は、資産の増加要因と同様に新規の借り入れによる長期借入金の増加10,613百万円であります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は85,907百万円となり、前連結会計年度末と比較し7,689百万円増加いたしました。主な要因は、利益剰余金の増加6,674百万円であります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末と比べ10,000百万円増加し、66,711百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、14,085百万円の収入(前年同期は5,156百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益の増加及び仕入債務の増加によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、6,913百万円の支出(前年同期は7,254百万円の支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、1,519百万円の収入(前年同期は11,232百万円の支出)となりました。これは主に長期借入れによる収入によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。