当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
重要事象等について
当社グループは、2016年1月期以降、継続的な売上高の減少傾向にあり、前連結会計年度においては、売上高5,281百万円となっており、営業損失156百万円を計上するとともに、減損損失641百万円を計上したことにより、825百万円の重要な親会社株主に帰属する当期純損失を計上しました。さらに、このような業績の悪化等により、金融機関からの新たな資金調達が困難となったために、借入金元本の一定期間の返済猶予を受け、今後の借入金の返済方法等を含む当社の再建計画を策定し、取引金融機関と協議を行っておりました。
当第1四半期連結累計期間においても、売上高1,234百万円、営業損失66百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失91百万円となり、金融機関からは引き続き借入金元本の返済猶予を受けております。
これらの状況により、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりますが、「2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (5)重要事象等について」に記載のとおり、当該状況の改善に全力を挙げて取り組んでまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における婦人靴業界におきましては、消費者の低価格志向が引き続き強く、個人消費は伸び悩んでおり、依然として厳しい経営環境となっております。
このような状況下において、当社グループにおきましては、前連結会計年度において、重要な親会社株主に帰属する当期純損失を計上し、金融機関からの新たな資金調達が困難となったことから再建計画を策定し、「(5)重要事象等について」に記載のとおり当該状況解消に向けての取り組みを開始いたしました。
当第1四半期連結累計期間につきましては、売上高1,234百万円(前年同期比5.6%減)、営業損失66百万円(前年同期は53百万円の営業損失)、経常損失65百万円(前年同期は57百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失91百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失52百万円)となりました。
当第1四半期連結累計期間におけるセグメントの業績は以下のとおりであります。なお、セグメントの業績については、セグメント間の内部売上高又は振替高を含めて記載しております。
(卸売事業)
卸売事業におきましては、専門店向け販売及びアパレル向け販売が前年を大きく下回ったことなどから、売上高は402百万円(前年同期比16.4%減)、営業利益は71百万円(同19.8%減)となりました。
(小売事業)
小売事業におきましては、JELLY BEANSマルイファミリー溝口店をオープンし、ラスカ平塚店を閉店いたしました。これにより4月30日現在における直営店舗数は38店舗となりました。売上高につきましては、直営既存店で前年同期比7.6%減となりました。
これらの結果、小売事業における売上高は687百万円(前年同期比2.3%減)となりましたが、売上総利益率が前年を上回り、販売費及び一般管理費が前年を下回ったことにより、営業利益は11百万円(同11.8%増)となりました。
(EC事業)
EC事業におきましては、特に通販向け販売が好調に推移し、売上高は145百万円(前年同期比17.3%増)、営業利益は21百万円(同4.6%増)となりました。
(2)財政状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、1,823百万円(前連結会計年度末は1,419百万円)となり、404百万円増加しました。主な理由は、売上債権の増加(518百万円から763百万円へ245百万円増)、商品在庫の増加(453百万円から636百万円へ183百万円増)及び現金及び預金の減少(437百万円から422百万円へ14百万円減)であります。
また、固定資産の残高は、2,238百万円(前連結会計年度末は2,299百万円)となり、61百万円減少しました。主な理由は、投資有価証券の減少(60百万円から0百万円へ60百万円減)であります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、1,709百万円(前連結会計年度末は1,472百万円)となり、236百万円増加しました。主な理由は、電子記録債務の増加(252百万円から475百万円へ223百万円増)、支払手形及び買掛金の増加(101百万円から249百万円へ148百万円増)、短期借入金の増加(19百万円から73百万円へ54百万円増)及び1年内返済予定の長期借入金の減少(874百万円から609百万円へ265百万円減)であります。
また、固定負債の残高は、1,788百万円(前連結会計年度末は1,584百万円)となり、204百万円増加しました。主な理由は、長期借入金の増加(1,404百万円から1,615百万円へ210百万円増)、繰延税金負債の減少(9百万円から5百万円へ4百万円減)及びリース債務の減少(40百万円から36百万円へ3百万円減)であります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は、563百万円(前連結会計年度末は662百万円)となり、98百万円減少しました。主な理由は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上91百万円、その他有価証券評価差額金の減少(8百万円から0百万円へ8百万円減)による減少であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)重要事象等について
当第1四半期連結累計期間において、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような事象等が存在しております。
当社グループでは当該状況を解消すべく以下の施策を実施し、当該状況の解消又は改善に努めております。
事業施策
1.全社、機能、セグメント毎の計画策定とアクションプランの立案、プロセス管理と実行
成功体験に依拠した手法を根本的に見直し、外部環境を踏まえた中期の戦略を策定し、更に、具体的なアクションプランを立案したうえで、プロセス管理を実行しております。
2.セグメント毎の収益性の改善、パフォーマンスに合わせた人員見直し
セグメント毎の最適人員の見直し等を行い、収益性の改善を目指しております。卸事業では、商品企画担当者と連携して商品の提案を実施することにより、先行受注の獲得をしてまいります。小売事業では、全社的なトレーニングプログラムを設定し、実行していくことにより、店舗のパフォーマンスを向上させ、売上高の増加につなげてまいります。また、EC事業においては、自社サイトにてコーディネート提案や特設ページを設ける等、更新頻度を高めることにより訪問者数を増加させ、売上高の増加を目指しております。
3.ブランド統廃合と主力ブランドJELLY BEANSの3ライン化
当社グループの主力ブランドであるJELLY BEANSを高・中・低価格帯の3ラインに区分けし、営業戦略とマーケティング戦略を明確にしております。JELLY BEANSは、シーズントレンドによりフォーカスをした主幹ブランドとし、JELLY BEANS Richeでは、機能性や素材に拘りをもった付加価値の高い商品を提供してまいります。Style JELLY BEANSは、幅広いラインナップとレンジの価格で、より身近に感じてもらえるブランドとして位置付けており、これらの営業戦略及びマーケティング戦略により、売上高の増加を目指しております。
4.店舗特性に合わせた戦略策定と店舗統廃合、出店計画
出店エリアや出店先商業施設の顧客特性の変化に対する感受性を高め、「JELLY BEANS」ブランドの3ラインを店舗特性に応じて展開しております。また、スクラップ・アンド・ビルドによる店舗戦略を実行することにより、赤字店舗の損失削減と新規出店による売上高の増加を目指しております。
5.小売、ECの強化、改善スピードの加速を目的とした事業提携の検討
当社グループ単独で行う小売、ECを強化し、売上の拡大を図ることのできる事業提携を検討してまいります。
6.物流の外部委託による在庫一元管理とチャネル連携
在庫の一元管理、業務効率化を目的として、物流の外部委託を進めております。これにより小売とECの連携を推し進めることで、オムニチャネル化を図り、販売ロスの抑制、顧客満足度の向上、売上高の増加を目指しております。
7.マーケット特性、顧客志向、商品特性に合わせた仕入施策(海外生産商品の活用)の実施
マーケット特性や顧客志向に合わせた商品開発を鮮明化し、特に低価格志向顧客向けのブランドであるStyle JELLY BEANSの商品を中心に、原価率の低い海外生産商品比率を高めることで、原価の低減及び豊富なデザイン性の維持を図っております。
8.固定費の削減
役員報酬の削減や組織体制の見直し・配置転換等による人件費の圧縮及び管理可能な経費の削減等、固定費の徹底した削減をしております。
財務施策
1.資産の処分と有利子負債の圧縮による財務健全化
本社機能の圧縮及び物流業務の外部委託等に伴い、余剰となる不動産について売却し、有利子負債の圧縮及びキャッシュ・フローの改善を図っております。
2.財務基盤の安定化
一部の取引金融機関を除いて、長期借入金の元本返済について条件変更契約を締結しております。また、元本返済の条件変更契約が締結できていない取引金融機関についても、手形貸付による借換えを受けております。取引金融機関と緊密な関係を維持し、継続的にご支援を頂けるよう対応してまいります。
以上の施策をもって抜本的な改善を実行していく予定です。しかしながら、当社の再建計画について、取引金融機関と協議中であり、その結果によっては、今後の資金繰りに重要な影響を及ぼす可能性があることから、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在するものと認識しております。
なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を四半期連結財務諸表に反映しておりません。
当社は、一部取引金融機関を除いて、2019年4月10日までに借入金返済条件の変更を以下のとおり行っております。また、今後の借入金の返済方法については、当社の再建計画を策定し、取引金融機関と協議を行ってまいります。
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(1)目的 |
運転資金の確保 |
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(2)条件変更の内容 |
①2019年1月から2019年6月末までに返済期限の到来する約定返済分の元金について返済猶予とする。(総額252,604千円) ②2019年1月から2020年4月末までに返済期限の到来する約定返済分の元金について返済猶予とする。(総額185,690千円) |
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(3)影響 |
条件変更が損益に及ぼす影響は軽微であります。 |
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(4)契約の締結時期 |
2019年2月5日から2019年4月10日まで |