【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)

当社グループは、2016年1月期以降、売上高が減少傾向にあったところに、さらに新型コロナウイルス感染症の拡大が影響し、売上高は大きく減少、前連結会計年度までに5期連続した営業損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスの計上、並びに7期連続した親会社株主に帰属する当期純損失を計上している状況にあります。当第3四半期連結累計期間においては、売上高は696,886千円で前第3四半期連結累計期間に比較して38.3%減少し、営業損失380,801千円及び親会社株主に帰属する四半期純損失386,378千円を計上いたしました。

また、当面の先行きも不透明である状況から継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。

当社グループでは当該状況を解消すべく、以下の事業施策により収益性を高め、財務施策により資金繰りの改善を図ります。

 

事業施策

1.直営店舗の削減による固定費の削減

事業の採算性の向上及び効率化のため、靴事業における不採算店舗の撤退を進め、必要最小限の直営店舗数とします。EC事業の売上が婦人靴事業の中核となる中で、直営店舗の位置づけを見直し、お客様との接点を活かしながらブランドを発信する拠点として運営します。

 

2.事業収益改善

2023年3月に筆頭株主となった株式会社ネットプライス(以下、「ネットプライス社」)の支援を受けながら、これまで取り組んできたオムニチャネル化体制を一層強化するとともに、ブランド展開の見直し、セールスプロモーションの強化に取り組み、事業収益を改善させます。

 

3.成長エンジンとしてのEC事業の強化

これまで、当社主力事業であった小売事業を縮小させ、ECサイト販売を重視する方向で諸施策を展開した結果、EC事業は一定の伸びを示してきましたが、収支均衡をはかるにはさらに成長を加速させなければなりません。これまで進めてきた海外事業(インドネシア、台湾)からは撤退し、今後、利益率の高い国内の自社ECサイトにリソースを集中させ、積極的な販売活動を実施してまいります。

 

4.事業領域拡大事業

既存の主力事業である小売事業、EC事業だけでなく、主力事業に付随する新たな事業の開始及び新規事業を模索・展開していくことで将来的な売上高の増加・収益向上を図ってまいります。

・SDGs商品販売の開始

当社は、新規事業として、生活関連領域のSDGs関連商品を主力とした商品の販売を2021年8月から開始いたしました。業務提携先との協議のうえ、婦人靴以外の小売事業を積極的に拡大すべきとの判断から、生活関連のマーチャンダイズを実行し、小売事業に付随する新商品・新商材の販売として新たな売上・収益となることを目指しております。

 ・アートビジネスの開始

当社は、「上野アートビレッジ」の屋号をもって、アートをテーマとした新たな事業を2021年11月から開始いたしました。現代美術家の絵画作品等に投資を行います。主に、新進の現代美術家を中心とした芸術家の育成とそのマネジメント、及び今後取得する美術品の販売によるキャピタルゲイン獲得を行うことで、当社の収益獲得の機会を得ることを目的としております。

・インバウンド関連事業の開始

当社は、2022年7月に上野本社にて免税店販売許可を取得し、インバウンド関連事業を開始いたしました。2022年12月にはリユースブランド品の販売を取り扱う店舗「BRAND HUNTER 上野店」がオープンし、2023年以降の本格的な需要回復を念頭に、お土産や地方の名産品など商品ラインナップを充実させていきます。

 

財務施策

継続した資金調達の実施による財務基盤の安定化

当社は、2020年1月、2021年4月及び2022年4月に第三者割当による新株予約権の発行を行い、円滑な権利行使が進む中、資本の充実を図ってまいりました。当第3四半期連結会計期間の末日において当該新株予約権による資金調達額は2,470,020千円となり、事業領域拡大資金等に充当しております。なお、現時点の行使価額における未行使新株予約権の調達可能額は1,809,180千円であり、当社としては、継続して既存の新株予約権未行使分における行使状況の把握を行い、また、必要であると判断した場合は行使価額の引き下げや追加的な資本増強による資金調達を検討するなど財務基盤の安定化に取り組んでまいります。

 

以上の施策をもって抜本的な改善をしていく予定でおりますが、事業施策及び財務施策の実現可能性は市場の状況、需要動向等の今後の外部環境の影響を受け、新株予約権による調達について行使が確約されるものではないことから、現時点においては継続企業の前提に関する重要な不確実性が存在するものと認識しております。

 

なお、四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不確実性の影響を四半期連結財務諸表に反映しておりません。

 

(四半期連結財務諸表の作成にあたり適用した特有の会計処理)

(税金費用の計算)

税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。

また、見積実効税率を使用できない場合は、税引前四半期純損益に一時差異に該当しない重要な差異を加減した上で、法定実効税率を乗じて計算しております。

 

(四半期連結損益計算書関係)

 

※  臨時休業による損失

前第3四半期連結累計期間(自 2022年2月1日 至 2022年10月31日)

新型コロナウイルス感染症拡大を受けた緊急事態宣言に伴う臨時休業期間中に発生した人件費を、臨時休業による損失として特別損失に計上しております。

 

当第3四半期連結累計期間(自 2023年2月1日 至 2023年10月31日)

該当事項はありません。

 

 

(四半期連結キャッシュ・フロー計算書関係)

当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておりません。なお、第3四半期連結累計期間に係る減価償却費(無形固定資産に係る償却費を含む。)は、次のとおりであります。

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年2月1日

至 2022年10月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2023年2月1日

至 2023年10月31日)

減価償却費

263

千円

622

千円

 

 

(株主資本等関係)

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年2月1日 至 2022年10月31日)

(1) 配当金支払額

該当事項はありません。

 

(2) 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間末後となるもの

該当事項はありません。

 

(3) 株主資本の著しい変動

当社は、2020年2月17日付発行の第1回新株予約権及び2022年4月28日付発行の第3回新株予約権の一部行使に伴う新株の発行による払込みを受け、資本金及び資本準備金がそれぞれ218,250千円増加しております。

この結果、当第3四半期連結会計期間末において資本金が1,311,060千円、資本準備金が1,233,560千円となっております。

 

Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2023年2月1日 至 2023年10月31日)

(1) 配当金支払額

該当事項はありません。

 

(2) 基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間末後となるもの

該当事項はありません。

 

(3) 株主資本の著しい変動

当社は、2022年4月28日付発行の第3回新株予約権の一部行使に伴う新株の発行による払込みを受け、資本金及び資本準備金がそれぞれ210,000千円増加しております。

この結果、当第3四半期連結会計期間末において資本金が1,548,560千円、資本準備金が1,471,060千円となっております。

 

 

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2022年2月1日 至 2022年10月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他

(注)1

合計

調整額

(注)2

四半期連結
損益計算書
計上額
(注)3

卸売事業

小売事業

EC事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

 

顧客との契約から生じる収益

83,767

574,322

465,274

1,123,364

6,282

1,129,646

1,129,646

外部顧客への売上高

83,767

574,322

465,274

1,123,364

6,282

1,129,646

1,129,646

83,767

574,322

465,274

1,123,364

6,282

1,129,646

1,129,646

セグメント利益またはセグメント損失(△)

7,130

101,703

65,601

28,971

4,671

33,642

414,551

448,194

 

(注)1.「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、美術品・雑貨事業等を含んでおります。

2.セグメント利益またはセグメント損失(△)の調整額△414,551千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用等が含まれております。全社費用等は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

3.セグメント利益またはセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 

2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

該当事項はありません。

 

Ⅱ  当第3四半期連結累計期間(自 2023年2月1日 至 2023年10月31日)

1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報並びに収益の分解情報

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

(注)2

四半期連結
損益計算書
計上額
(注)3

小売事業

EC事業

その他事業(注)1

売上高

 

 

 

 

 

 

顧客との契約から生じる収益

283,624

412,632

629

696,886

696,886

外部顧客への売上高

283,624

412,632

629

696,886

696,886

283,624

412,632

629

696,886

696,886

セグメント利益またはセグメント損失(△)

2,661

44,984

17,401

24,921

405,723

380,801

 

(注)1.報告セグメントの「その他事業」には、美術品や雑貨の販売、インバウンド関連事業等が含まれます。

2.セグメント利益またはセグメント損失(△)の調整額△405,723千円には、各報告セグメントに配分していない全社費用等が含まれております。全社費用等は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。

3.セグメント利益またはセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。

 

2.報告セグメントの変更等に関する事項

「卸売事業」からは前連結会計年度において撤退しており、一部の取引先と取引が継続しているものの金額的重要性が乏しくなったため、第1四半期連結会計期間より「小売事業」に含めて記載しております。なお、当該変更に伴い、当第3四半期連結累計期間の「小売事業」の売上高は14,491千円増加し、セグメント損失は3,934千円減少しております。また、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントに含まれない事業セグメント「その他」は、量的基準を満たしたため、報告セグメントの「その他事業」として記載する方法に変更しています。

 

3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報

該当事項はありません。

 

(収益認識関係)

顧客との契約から生じる収益を分解した情報は、「注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。

 

(1株当たり情報)

1株当たり四半期純損失及び算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

 

前第3四半期連結累計期間

(自 2022年2月1日

至 2022年10月31日)

当第3四半期連結累計期間

(自 2023年2月1日

至 2023年10月31日)

1株当たり四半期純損失(△)

△59円29銭

△35円95銭

(算定上の基礎)

 

 

 親会社株主に帰属する四半期純損失(△)(千円)

△496,697

△386,378

 普通株主に帰属しない金額(千円)

普通株式に係る親会社株主に帰属する四半期純損失(△)(千円)

△496,697

△386,378

 普通株式の期中平均株式数(株)

8,377,181

10,747,071

希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり四半期純利益の算定に含めなかった潜在株式で、前連結会計年度末から重要な変動があったものの概要

2021年4月27日開催の定時株主総会決議による第2回新株予約権

新株予約権の数       246個

(普通株式  2,460,000株)

 

2022年4月27日開催の定時株主総会決議による第3回新株予約権

新株予約権の数    636個

(普通株式  6,360,000株)

2021年4月27日開催の定時株主総会決議による第2回新株予約権

新株予約権の数       246個

(普通株式  2,460,000株)

 

2022年4月27日開催の定時株主総会決議による第3回新株予約権

新株予約権の数    446個

(普通株式  4,460,000株)

 

(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失であるため記載しておりません。