第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

  当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

本文における将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期累計期間におけるわが国の経済は、個人消費や企業の生産活動等、一部で持ち直しの動きを見せたものの、設備投資は企業収益の悪化を受けて回復ペースが鈍化する等、足踏み状態が続きました。そのような情勢を踏まえて、平成29年4月に予定されていた消費税率の引き上げが、平成31年10月に延期されることとなりました。また為替水準は、英国のEU離脱決定や、米国の利上げ観測の低下を背景として、前年同期と比較すると1ドル15円程度の円高水準で推移することとなりました。

 医療を取り巻く環境につきましては、平成28年4月に診療報酬が改定されました。これに伴い、当社の取扱商品に係る保険償還価格が、全般的に引き下げられることとなりました。また、消費税率の引き上げが延期されたことを受け、医療費や年金等の社会保障費の財源を確保することが検討されることとなりました。

 このような情勢のもと、当社では、販売代理店としては営業エリアの拡大を進めるとともに、輸入総代理店としては独自商品の販売拡大と新商材の獲得に努めることで、業容の拡大を目指してまいりました。

 これらの結果、当第2四半期累計期間の売上高は17,132,325千円(前年同期比16.1%増)となりました。営業利益は、業容拡大に伴って人件費や販売費が増加したものの、増収効果や円高による輸入商品の利益率改善によって706,713千円(前年同期比19.4%増)、経常利益は664,522千円(前年同期比13.2%増)となりました。四半期純利益は、前年同期に投資有価証券売却益が476,843千円特別利益に計上されていた影響で、前年同期比34.6%減の459,828千円となりました。

 

 セグメントの業績は、次のとおりであります。

① 不整脈事業

 既存顧客に対するサービスの充実に努めるとともに、前事業年度に引き続き西日本エリアを中心として新規顧客の開拓にも注力いたしました。その結果、CRT-D(両室ペーシング機能付き植込み型除細動器)やアブレーション(心筋焼灼術)カテーテル類、検査用電極カテーテル等の主力商品の販売数量が増加したことから、当第2四半期累計期間の売上高は14,317,208千円(前年同期比17.4%増)、セグメント利益は1,797,446千円(前年同期比5.5%増)となりました。

② 虚血事業

 輸入総代理店として取り扱っているエキシマレーザ血管形成システムの販売が好調に推移するとともに、円高の影響によりこれら輸入商品の利益率が改善しました。その結果、当第2四半期累計期間の売上高は2,371,552千円(前年同期比6.5%増)、セグメント利益は740,738千円(前年同期比18.2%増)となりました。

③ その他

 脳外科関連商品等が好調に推移したことから、当第2四半期累計期間の売上高は443,563千円(前年同期比33.3%増)、セグメント利益は53,823千円(前年同期比22.6%増)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動による資金の獲得723,759千円、投資活動による資金の支出△44,175千円、財務活動による資金の支出△292,868千円等により、前事業年度末と比較して360,496千円増加して5,038,307千円となりました。

 

当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

税引前四半期純利益663,633千円に加え、仕入債務の増加489,605千円、売上値引引当金の増加110,671千円等の増加要因があった一方、法人税等の支払△417,463千円、売上債権の増加△134,026千円等の減少要因があったことから、723,759千円の資金の獲得(前年同期は632,626千円の獲得)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資有価証券の売却による収入が37,106千円ありましたが、差入保証金の差入により△39,313千円、有形固定資産の取得により△33,741千円の支出があったことから、△44,175千円の資金の支出(前年同期は426,527千円の獲得)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

配当金の支払△258,241千円及び長期借入金の返済△34,556千円等があったことから、△292,868千円の資金の支出(前年同期は△205,045千円の支出)となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財政上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は18,565千円であります。

なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

当第2四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に変更はありません。

 

(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 資産、負債及び純資産の状況

(資産)

 当第2四半期会計期間末における流動資産は、前事業年度末に比べ663,207千円増加し、14,806,205千円となりました。これは主に、業績が好調に推移したことにより、現金及び預金が360,496千円、受取手形及び売掛金が134,026千円それぞれ増加したことによるものであります。固定資産は、前事業年度末に比べ6,020千円増加し、889,302千円となりました。これは主に、差入保証金が38,558千円増加する一方、減価償却により有形固定資産が21,969千円減少したことによるものであります。

 これらの結果、当第2四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末と比べ669,228千円増加し、15,695,508千円となりました。

(負債)

 当第2四半期会計期間末における流動負債は、前事業年度末に比べ483,393千円増加し、9,199,678千円となりました。これは主に、仕入高の増加に伴って買掛金が489,605千円増加したことによるものであります。固定負債は、前事業年度末に比べ6,739千円減少し、301,407千円となりました。これは主に、長期借入金が25,387千円減少したことによるものであります。

 これらの結果、当第2四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末と比べ476,654千円増加し、9,501,086千円となりました。

(純資産)

 当第2四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末に比べ192,573千円増加し、6,194,421千円となりました。これは主に、剰余金の配当により259,383千円減少したものの、四半期純利益により459,828千円増加したことによるものであります。

 これらの結果、自己資本比率は39.5%(前事業年度末は39.9%)となりました。

 

(7)経営者の問題認識と今後の方針について

医療機器業界においては、特定保険医療材料の保険償還価格改定や消費税率の引き上げ、市場の激しい価格競争等、当社を取り巻く事業環境は、今後も厳しい状況が続くものと認識しております。

当社の経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めており、引き続き積極的な営業活動を展開すると共に、徹底した品質管理の向上に努め、顧客ニーズを捉えた施策による成長を推し進めて、社会から信頼される企業集団として企業価値を向上させてまいります。