当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国の経済は、政府による経済政策などを背景に、企業収益や雇用環境の改善により緩やかな回復基調で推移しましたが、不安定な海外情勢などから、先行きは不透明な状況となっております。
医療を取り巻く環境につきましては、平成30年4月に実施される診療報酬、介護報酬の改定について議論がなされ、診療報酬本体、介護報酬についてはプラス改定となりましたが、薬価、材料価格については、全般的に引き下げられることとなり、引き続き厳しい事業環境への対応が求められる状況となっております。
このような情勢のもと、当社では、販売代理店としては既存顧客の深耕と営業エリアの拡大を進めるとともに、輸入総代理店としては独自商品の販売拡大と新商材の獲得に努めることで、業容の拡大を目指してまいりました。
これらの結果、当第3四半期累計期間の売上高は28,751,031千円(前年同期比10.5%増)となりました。営業利益は、売上増加に伴う売上総利益の増加に加え、研究開発費や薬事関連費用など一部経費の発生時期に変動が生じた一方、粗利益率が高かった商品の販売終了などにより粗利益率が低下したほか、貸倒引当金繰入額の計上や業容拡大に伴って人件費や販売費が増加したことにより1,078,342千円(前年同期比5.6%減)、経常利益は1,098,899千円(前年同期比1.6%減)となりました。四半期純利益は、第2四半期において投資有価証券評価損120,420千円を特別損失に計上した影響で、前年同期比10.5%減の689,436千円となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 不整脈事業
既存顧客に対するサービスの充実に努めるとともに、前事業年度に引き続き西日本エリアを中心として新規顧客の開拓にも注力いたしました。その結果、検査用電極カテーテルやアブレーション(心筋焼灼術)カテーテル類等の主力商品の販売数量が増加したことから、当第3四半期累計期間の売上高は25,156,688千円(前年同期比15.4
%増)、セグメント利益は3,139,456千円(前年同期比16.0%増)となりました。
② 虚血事業
平成29年5月31日に販売を終了した自動造影剤注入装置の売上減少の影響のほか、輸入総代理店として取り扱っているエキシマレーザ血管形成システムの販売数量が前年同期と比較して減少したことから、当第3四半期累計期間の売上高は2,793,589千円(前年同期比21.6%減)、セグメント利益は900,248千円(前年同期比21.5%減)となりました。
③ その他
脳外科関連商品等が好調に推移したことから、当第3四半期累計期間の売上高は800,753千円(前年同期比18.2%増)、セグメント利益は92,848千円(前年同期比21.4%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財政上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期累計期間における研究開発活動の金額は、91,199千円であります。
なお、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第3四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因に変更はありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第3四半期会計期間末における流動資産は、前事業年度末に比べ1,429,638千円増加し、16,808,582千円となりました。これは主に、業績が好調に推移したことにより、現金及び預金が205,033千円、受取手形及び売掛金が652,571千円、電子記録債権が419,148千円増加したことによるものであります。固定資産は、前事業年度末に比べ42,667千円増加し、1,045,237千円となりました。これは主に、投資有価証券評価損の計上により投資有価証券が111,581千円減少する一方、繰延税金資産が40,800千円、有形固定資産が営業用固定資産などの購入により100,783千円増加したことによるものであります。
これらの結果、当第3四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末と比べ1,472,305千円増加し、17,853,820千円となりました。
(負債)
当第3四半期会計期間末における流動負債は、前事業年度末に比べ961,164千円増加し、10,257,032千円となりました。これは主に、仕入高の増加に伴って買掛金が878,111千円増加したことによるものであります。固定負債は、前事業年度末に比べ74,953千円増加し、392,341千円となりました。これは主に、長期借入金が56,101千円増加したことによるものであります。
これらの結果、当第3四半期会計期間末における負債合計は、前事業年度末と比べ1,036,117千円増加し、10,649,374千円となりました。
(純資産)
当第3四半期会計期間末における純資産合計は、前事業年度末に比べ436,187千円増加し、7,204,445千円となりました。これは主に、剰余金の配当により259,381千円減少したものの、四半期純利益により689,436千円増加したことによるものであります。
これらの結果、自己資本比率は40.4%(前事業年度末は41.3%)となりました。
(6)経営者の問題意識と今後の方針について
医療機器業界においては、特定保険医療材料の保険償還価格改定や消費税率の引き上げ、市場の激しい価格競争等、当社を取り巻く事業環境は、今後も厳しい状況が続くものと認識しております。
当社の経営陣は、現在の事業環境及び入手可能な情報に基づき最善の経営方針を立案するよう努めており、引き続き積極的な営業活動を展開すると共に、徹底した品質管理の向上に努め、顧客ニーズを捉えた施策による成長を推し進めて、社会から信頼される企業集団として企業価値を向上させてまいります。