当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成29年3月1日~平成29年8月31日)のわが国経済は、企業収益や雇用情勢が改善するなど、緩やかな回復基調のうちに推移いたしました。
百貨店業界におきましては、訪日外国人の買物需要の増大もあり、売上高は総じて堅調に推移し、特に大阪地区の売上高は8月まで8カ月連続で前年実績を上回りました。
このような状況の下、当社グループでは、「中期経営計画(2015年度-2017年度)」に基づき、あべのハルカス近鉄本店における集客力強化、地域中核店の再構築及び将来の収益源の開発に向けた諸施策を推し進めるなど、各事業にわたり収益力の向上に懸命の努力を傾けました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①百貨店業
百貨店業におきましては、一層の集客力及び収益力の強化を図るため、あべのハルカス近鉄本店では、売上高が好調に推移している食料品売場や化粧品売場に人気のショップを新設するなど、ショップの改廃を推し進めるとともに、上本町店などの地域中核店においても、大型専門店の導入をはじめ各階の改装を実施いたしました。
また、昨年四日市店にオープンした当社独自のベーカリーブランド「ブロッドン」を奈良店及び生駒店に、高級食材スーパー「成城石井」を生駒店に導入するなど、フランチャイズ方式による当社直営店舗を積極的に出店いたしました。
さらに、三重県伊勢市で開催された「第27回全国菓子大博覧会・三重」会場内の物販ブースの運営を受託するなど、さらなる増収を図りました。
この結果、あべのハルカス近鉄本店の売上高が3月~8月の各月においても前年実績を上回るなど、期を通じて好調を維持し、売上高は123,651百万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は1,265百万円(同566.6%増)となりました。
②卸・小売業
卸・小売業におきましては、株式会社シュテルン近鉄の輸入自動車販売が好調に推移いたしましたため、売上高は7,305百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益は155百万円(同25.1%減)となりました。
③内装業
内装業におきましては、株式会社近創で前年に大口工事受注があった反動により、売上高は2,731百万円(前年同期比21.0%減)、営業利益は306百万円(同42.3%減)となりました。
④その他事業
その他事業におきましては、株式会社Kサポートの当社店頭における販売業務請負が拡大したことなどにより、売上高は1,878百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益は112百万円(前年同期は2百万円の営業損失)となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は135,565百万円(前年同期比3.3%増)、営業利益は1,851百万円(同105.2%増)、経常利益は1,652百万円(同119.2%増)となりました。これに固定資産売却益340百万円及び環境対策費戻入益101百万円を特別利益に、固定資産除却損等64百万円を特別損失に計上し、法人税等を減じた親会社株主に帰属する四半期純利益は1,779百万円(同92.1%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ188百万円減少し3,043百万円となりました。
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、税金等調整前四半期純利益の計上や減価償却に加え、仕入債務の増加などもあり、8,804百万円の収入(前年同期は7,863百万円の収入)となりました。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は、各店改装に係る工事代金の支払いなどにより2,349百万円の支出(前年同期は3,329百万円の支出)となりました。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は、借入金の返済などにより6,643百万円の支出(前年同期は5,343百万円の支出)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。