当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成30年3月1日~平成30年5月31日)のわが国経済は、雇用、所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調のうちに推移いたしました。
百貨店業界におきましては、気温の上昇による季節需要の高まりに加え、大都市を中心に訪日外国人によるインバウンド需要が昨年に引き続き高い伸びを示したこともあり、売上高は総じて堅調に推移いたしました。
このような状況の下、当社グループでは、本年4月に策定いたしました「中期経営計画(2018年度-2020年度)」に基づき、新たな百貨店事業モデル及び将来の発展に向けた事業モデルの構築並びにあべの・天王寺エリアの魅力最大化に向けた諸施策を推し進めるなど、各事業にわたり収益力の向上に懸命の努力を傾けました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①百貨店業
百貨店業におきましては、あべのハルカス近鉄本店では、化粧品売場に導入した新規ショップ等が集客力の向上に寄与し、売上高は本年5月まで18カ月連続で前年を上回り、百貨店業全体の業績を牽引いたしました。
また、上本町店においては、ホームファッション専門店の導入や婦人雑貨売場の再編集、食料品売場への新規ショップ導入を行うなど、全館にわたって大規模な改装を実施いたしました。
さらに、奈良店食料品売場において、当社3店目となる高級食材スーパー「成城石井」を展開したことに加え、地元奈良の新たな魅力を発信する地域商社事業のコンセプトショップ「大和路」を新規導入いたしました。
この結果、売上高は64,885百万円(前年同期比6.7%増)、営業利益は1,023百万円(同54.7%増)となりました。
②卸・小売業
卸・小売業におきましては、株式会社ジャパンフーズクリエイトの鮮魚販売が好調に推移した一方で、株式会社シュテルン近鉄が輸入自動車販売の競争激化を受け減収となったため、売上高は3,748百万円(前年同期比1.7%減)、営業利益は30百万円(同76.1%減)となりました。
③内装業
内装業におきましては、株式会社近創で前年に大口工事受注があった反動により、売上高は1,139百万円(前年同期比25.6%減)となりましたが、経費削減等の取組みにより営業利益は247百万円(同14.8%増)となりました。
④その他事業
その他事業におきましては、株式会社Kサポートの運営管理業務の新規受注などにより、売上高は840百万円(前年同期比10.9%増)となりましたが、近畿配送サービス株式会社において人件費その他の諸経費が増加したことなどにより、営業利益は36百万円(同20.4%減)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は70,614百万円(前年同期比5.5%増)、営業利益は1,290百万円(同25.5%増)、経常利益は1,175百万円(同27.5%増)となりました。これに固定資産除却損等116百万円を特別損失に計上し、法人税等を加減した親会社株主に帰属する四半期純利益は1,167百万円(同23.3%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。