当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成30年3月1日~平成30年11月30日)のわが国経済は、雇用、所得環境の改善が続き、緩やかな回復基調をたどりましたが、米国の通商政策が世界経済に与える影響が懸念され、先行きは不透明な状況にあります。
百貨店業界におきましては、好調なインバウンド需要による下支えがあったものの、西日本豪雨や相次ぐ大型台風など自然災害の影響を受け、全国百貨店売上高は、7月以降、勢いに精彩を欠いて推移しました。
このような状況の下、当社グループでは、昨年4月に策定いたしました「中期経営計画(2018年度-2020年度)」に基づき、新たな百貨店事業モデルの実現に向け、地域とともに成長する「地域共創型百貨店」の創出に取り組むほか、新たなビジネス分野における事業モデルの構築に向けた諸施策を推し進め、収益力の向上に懸命の努力を傾けました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①百貨店業
百貨店業におきましては、一層の集客力及び収益力の強化を図るため、あべのハルカス近鉄本店では、ウイング館10階屋上に緑あふれる「ハルカスウイングガーデン」をオープンし憩いの空間を創出するとともに、タワー館同階の活性化を図りました。
また、化粧品売場においてインバウンドに訴求力のあるショップを拡充するほか、1階において特選ブランドのさらなる集積を図る改装に着手いたしました。
四日市店では、地域共創型の百貨店として物販以外のサービスを拡大し、地域の人々が様々な目的で集うことのできる場の創造を目指し、11年ぶりの大規模改装を実施し、東海地区最大の無印良品や三重県初の「Café&Meal MUJI」、コミュニティ機能の強化としてサービスオフィス「SYNTHビジネスセンター」を導入するなど新たな事業モデルの創出、収益化に取組みました。
さらに、奈良店では地域商社事業のコンセプトショップとして「大和路」を本格的に始動するとともに、フランチャイズ方式の高級食材スーパー「成城石井」を展開するなど、新たな魅力を発信してまいりました。
この結果、売上高は188,872百万円(前年同期比2.1%増)、営業利益は2,412百万円(同154.5%増)となりました。
②卸・小売業
卸・小売業におきましては、株式会社ジャパンフーズクリエイトの鮮魚販売が好調に推移した一方で、株式会社シュテルン近鉄が輸入自動車販売の競争激化を受け減収となったため、売上高は10,809百万円(前年同期比0.6%減)、営業利益は159百万円(同3.9%減)となりました。
③内装業
内装業におきましては、株式会社近創で前年に大口工事受注があった反動により、売上高は2,465百万円(前年同期比28.4%減)となりましたが、諸経費の削減により営業利益は480百万円(同24.8%増)となりました。
④その他事業
その他事業におきましては、売上高は2,730百万円(前年同期比1.1%増)、営業利益は174百万円(同10.9%増)となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は204,878百万円(前年同期比1.4%増)、営業利益は3,114百万円(同86.2%増)、経常利益は2,793百万円(同108.0%増)となりました。これに固定資産除却損等374百万円を特別損失に計上し、法人税等を加減した親会社株主に帰属する四半期純利益は2,409百万円(同66.8%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。