当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大が当社グループの事業活動に影響を及ぼしており、今後も状況を注視し、対策を講じてまいります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2020年3月1日~2020年5月31日)のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の流行拡大の影響で景気が急速に減退し、極めて厳しい状況となりました。
百貨店業界におきましても、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた外出の自粛や入出国規制によるインバウンド需要の急減の影響で、全国百貨店売上高は8ヵ月連続で前年を下回るなど、景気の先行きは不透明感を増しております。
このような状況の下、当社グループは、「中期経営計画(2018年度-2020年度)」に基づき、「共創型マルチディベロッパー」への変革をコンセプトとした諸施策に取り組んでおりますが、当第1四半期連結累計期間は新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい経済環境の中で、大幅な減収減益となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①百貨店業
百貨店業におきましては、2020年4月7日に緊急事態宣言が発出されたことにより、一部の店舗において店舗休業や営業時間の短縮を余儀なくされました。また、緊急事態宣言の対象が全都道府県に拡大された4月18日以降は、飲食料品及び生活必需品の取扱い売場を除く全店舗を休業することとなりました。自治体による休業要請解除後、5月20日からは全店で営業を再開いたしましたが、外出の自粛の影響やインバウンド需要の急減が当第1四半期連結累計期間の業績に大きく影響を及ぼす結果となりました。
飲食料品及び生活必需品売場については、緊急事態宣言下においても最大限の感染防止策を講じつつ営業を続けてまいりましたが、店舗休業の影響は大きく、売上高は33,309百万円(前年同期比48.2%減)となりました。また、販売費及び一般管理費において宣伝費等の諸経費は減少したものの営業損失2,383百万円(前年同期 営業利益928百万円)となりました。
②卸・小売業
卸・小売業におきましては、株式会社ジャパンフーズクリエイトで新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う物産展中止の影響などにより、売上高は3,456百万円(前年同期比0.7%減)、営業損失52百万円(前年同期 営業利益17百万円)となりました。
③内装業
内装業におきましては、株式会社近創で大口受注の減少などにより、売上高は1,684百万円(前年同期比17.1%減)となりましたが、諸経費の減少により営業利益は285百万円(同11.3%増)となりました。
④その他事業
その他事業におきましては、売上高は606百万円(前年同期比23.0%減)、営業損失107百万円(前年同期 営業利益62百万円)となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は39,056百万円(前年同期比44.7%減)、営業損失は2,287百万円(前年同期 営業利益1,153百万円)、経常損失は2,334百万円(前年同期 経常利益1,077百万円)となりました。これに新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言を受けて実施した臨時休業に伴う損失として、店舗休業損失2,058百万円を特別損失に計上し、繰延税金資産の取崩しによる法人税等調整額2,031百万円の計上等により、親会社株主に帰属する四半期純損失は6,435百万円(前年同期 親会社株主に帰属する四半期純利益915百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、受取手形及び売掛金、繰延税金資産の減少などにより、前連結会計年度末に比べ6,577百万円減少し123,934百万円となりました。負債は、支払手形及び買掛金の減少があったものの、借入金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ694百万円増加し92,363百万円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上、配当金の支払いなどにより、前連結会計年度末に比べ7,272百万円減少し31,570百万円となりました。この結果、自己資本比率は25.5%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)生産、受注及び販売の実績
①生産及び受注実績
当第1四半期連結累計期間において、生産及び受注実績について著しい変動はありません。
②販売実績
当第1四半期連結累計期間における販売実績は、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言を受け、各店舗(食料品売場等を除く。)の臨時休業及び営業時間の短縮を行った影響により、減少しております。
なお、販売実績については、「第2 事業の状況 2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」及び「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。
(コミットメントライン契約締結)
当社は、2020年5月21日開催の取締役会において、コミットメントラインの設定について決議いたしました。
詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」をご参照ください。