第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行なわれておりません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。       

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間(平成27年3月1日~平成27年8月31日)におけるわが国経済は、政府の各種政策の効果により、雇用・所得環境の改善傾向が続くなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、中国経済をはじめとした海外景気の減速や金融市場の急激な変動等不透明な要因も多く見られるほか、消費動向についても地域格差が生じるなど、依然として予断を許さない状況が続いております。

百貨店業界におきましては、大都市の店舗を中心に、株高や賞与増等を背景にした消費マインドの向上や、引き続き増加しているインバウンド効果などにより売上高は堅調に推移し、4月以降5ヶ月連続で前年実績を上回りました。一方、インバウンド効果が十分に波及していない地方都市の店舗は、梅雨時期の天候不順や台風などの影響もあり前年実績を上回るにいたりませんでした。

こうした状況の中、当社グループにおきましては、安定的に利益を計上できる収益構造を維持・推進するとともに、効率的な百貨店経営を目指して、「井筒屋グループ 中期3ヵ年経営計画(平成25年度~平成27年度)」を策定し、推進いたしております。 

当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績につきましては、売上高は40,531百万円(前年同期比96.9%)となりました。営業利益は827百万円(前年同期比108.4%)、経常利益は480百万円(前年同期比103.8%)、四半期純利益は、固定資産除却損等を特別損失に計上したことにより359百万円(前期は3,963百万円の四半期純損失)となりました。    

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

①百貨店業

当社グループの主要な事業であります百貨店業におきましては、「お客様第一主義」を基本とし、品揃えの強化を進め、販売サービスの向上をはかるとともに、ライフスタイルや商環境の変化への対応力強化に取組んでおります。

本店におきましては、創業80周年を冠とした「春の逸品会」を3月に開催いたしました。通常、店舗で取り扱いのないインポートブランドの商品を提供しご好評をいただきました。さらに、創業月である7月に「大創業祭」を開催し、記念商品の販売や懐かしい写真展等多彩なイベント企画を展開いたしました。

また、文化催事として「放浪の天才画家 山下清展」を夏休み期間中に開催し、幅広い世代のお客様のご来場をいただきました。8月には従業員からの持寄り品によるチャリティーバザーを開催するなど、CSR活動にも取り組んでまいりました。

 黒崎店におきましては、根強い人気があります「全国」、「九州」をテーマにした物産展を開催するなど、積極的な催事企画を行ってまいりました。また、6月より営業時間を30分延長して閉店時間を午後7時30分とし、ターミナル百貨店としての利便性向上に努めてまいりました。

当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は40,531百万円(前年同期比97.0%)、営業利益は916百万円(前年同期比106.9%)となりました。

 

②友の会事業

友の会事業におきましては、株式会社井筒屋友の会が当社グループの百貨店に対して前払式の商品販売の取次を行っており、外部顧客に対する売上高はありません。業績につきましては、0百万円の営業損失(前期は5百万円の営業損失)となりました。

 

(2)  財政状態の分析

①資産

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ862百万円減少し、61,524百万円となりました。これは主に有形固定資産が684百万円減少したことによるものであります。総資産のうち流動資産は12,514百万円、固定資産は49,009百万円であります。固定資産の主な内容は、有形固定資産42,175百万円、無形固定資産208百万円、投資その他の資産6,625百万円であります。 

 

②負債

当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,547百万円減少し、53,482百万円となりました。これは主に借入金、再評価に係る繰延税金負債の減少によるものであります。流動負債は31,178百万円、固定負債は22,303百万円であります。負債の主な内容は、借入金27,450百万円、前受金7,378百万、支払手形及び買掛金6,929百万円、再評価に係る繰延税金負債3,235百万円であります。   

 

③純資産

当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ685百万円増加し、8,041百万円であります。

 

(3)  キャッシュ・フローの状況の分析

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前第2四半期連結累計期間末に比べ313百万円減少し、6,343百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、862百万円の資金収入となりました。(前第2四半期連結累計期間は1,280百万円の資金収入)

これは主として税金等調整前四半期純利益と減価償却費によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、284百万円の資金支出となりました。(前第2四半期連結累計期間は358百万円の資金支出)

これは主として有形固定資産の取得によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、838百万円の資金支出となりました。(前第2四半期連結累計期間は1,000百万円の資金支出)

これは主として有利子負債の返済によるものであります。

 

(4)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。 

 

(5)  研究開発活動

該当事項はありません。