なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成27年3月1日~平成27年11月30日)におけるわが国経済は、政府・日銀による各種政策により、企業収益や雇用環境に改善がみられるなど、景気は緩やかな回復基調が続いているものの、個人消費や設備投資が低迷するなど不透明な状況で推移いたしました。また、中国をはじめとする新興国等の経済成長の鈍化や欧州における地政学的リスク等の懸念材料も見られ、依然として予断を許さない経済状況が続いております。
百貨店業界におきましては、株高による資産効果等を背景とした富裕層の消費と、訪日外国人によるインバウンド消費により、売上高は比較的堅調に推移いたしました。しかしながら、11月度は天候不順や気温が高めに推移したことなどから、重衣料を中心とした衣料品の動きが鈍く、全国百貨店売上高は、8ヶ月ぶりに前年実績を下回る結果となりました。
こうした状況の中、当社グループにおきましては、安定的に利益を計上できる収益構造を維持・推進するとともに、効率的な百貨店経営を目指して「井筒屋グループ 中期3ヵ年経営計画(平成25年度~平成27年度)」を推進いたしております。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績につきましては、売上高は60,296百万円(前年同期比97.5%)、営業利益は1,019百万円(前年同期比109.3%)、経常利益は459百万円(前年同期比79.3%)、四半期純利益は259百万円(前年同期は4,169百万円の四半期純損失)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①百貨店業
当社グループの主要な事業であります百貨店業におきましては、「お客様第一主義」を基本とし、品揃えの強化を進め、販売サービスの向上をはかるとともに、ライフスタイルや商環境の変化への対応力強化に取組んでおります。
本店におきましては、9月に創業80周年を冠しての海外催事「イタリア展」を開催し、ご好評をいただきました。さらに、開店月である10月には、同じく創業80周年記念のオリジナル商材を集めた「アイ・プラスカタログ」を発行するとともに、「大開店祭」を開催するなど幅広く商品のご提案をおこなってまいりました。
黒崎店におきましては、10月のアネックス-1閉店にともなう無印良品の本館移設、さらには、婦人服ブランドの再編をおこなうなど、品揃えの充実を図りました。
また、創業80周年を機にお店の顔である包装紙・手提げ袋のデザインを16年振りに一新し、地元伝統文化の一つである小倉織の図柄を取り入れ、ご好評をいただいております。
当第3四半期連結累計期間(平成27年3月1日~平成27年11月30日)の業績につきましては、売上高は60,296百万円(前年同期比97.5%)、営業利益は1,156百万円(前年同期比107.9%)となりました。
②友の会事業
友の会事業におきましては、株式会社井筒屋友の会が当社グループの百貨店に対して前払式の商品販売の取次を行っており、外部顧客に対する売上高はありません。業績につきましては、7百万円の営業利益(前年同期は5百万円の営業損失)となりました。
(2) 財政状態の分析
①資産
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ247百万円増加し、62,634百万円となりました。これは主に有形固定資産が914百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が1,049百万円増加したことによるものであります。総資産のうち流動資産は13,966百万円、固定資産は48,667百万円であります。固定資産の主な内容は、有形固定資産41,945百万円、無形固定資産194百万円、投資その他の資産6,526百万円であります。
②負債
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ341百万円減少し、54,688百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が894百万円増加したものの、借入金が1,226百万円減少したことによるものであります。流動負債は32,842百万円、固定負債は21,846百万円であります。負債の主な内容は、借入金27,004百万円、前受金8,052百万円、支払手形及び買掛金8,013百万円、再評価に係る繰延税金負債3,235百万円であります。
③純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ588百万円増加し、7,945百万円であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。