第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行なわれておりません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。       

 

(1) 業績の状況

当第1四半期連結累計期間(平成29年3月1日~平成29年5月31日)におけるわが国経済は、政府による各種経済政策を背景として企業収益や雇用環境の改善が続くなど、緩やかな回復基調で推移いたしましたが、米国の政策運営や欧州の政治情勢等の影響、地政学リスクの高まりなど、景気の先行きは不透明な状況が続いております。

百貨店業界におきましては、円安株高によるストック効果で高額消費やインバウンド消費が好調に推移し、4月の売上高が14ヶ月ぶりにプラスに転じるなど復調の兆しが少しずつ表れてきました。

こうした状況の中、当社グループにおきましては、将来の成長を見据えた基礎固めとして「井筒屋グループ 中期3ヵ年経営計画(平成28年度~平成30年度)」を推進いたしております。

計画2年目となる当期は、引き続き「お客様視点」を基本とし、ライフスタイルや商環境の変化への対応力強化に取組んでまいりました。しかしながら、依然として個人消費は本格的な回復にはいたらず、一部では昨年4月の熊本地震により落ち込んだ消費の反動が見られたものの、全体としては厳しい結果となりました。

当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績につきましては、売上高は19,052百万円(前年同期比98.0%)、営業利益は220百万円(前年同期比72.1%)、経常利益は63百万円(前年同期比38.3%)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別利益に固定資産売却益128百万円を計上したこと、及び「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」を適用したこと等により法人税等調整額として392百万円の利益計上をしたことから、526百万円(前年同期比357.6%)となりました。

 

 

  セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

  ①百貨店業

当社グループの主要な事業であります百貨店業におきましては、「お客様第一主義」を基本とし、品揃えの強化を進め、販売サービスの向上をはかるとともに、ライフスタイルや商環境の変化への対応力強化に取組んでおります。

本店におきましては、本館7階子供服フロア中央に子供のあそび場「アイキッズランド」を新設するとともに、子供の表現力や想像力を養う「井筒屋学級」を開設するなど、従来の玩具や子供服といった「モノ消費」と、遊び・学びなどの「コト消費」の融合を図ってまいりました。また、本館6階リビングフロアでは、自主編集による生活雑貨セレクトショップ「プレイフルライフ」を新規オープンし、ライフスタイルの変化に対応した売場づくりに努めてまいりました。

ゴールデンウイーク期間中には、周辺の賑わい創出を目的に、本・新館間のクロスロードにおいて、地元や全国で人気のパンを集めた「パンフェア」を開催し、大変多くのお客様にご来店いただきました。また、新しい切り口でのイベント「水森亜土カワイイ作品展」や小鳥に関するグッズを集めた「ことりのとりこ」を初開催するなど、新規顧客の獲得を図ってまいりました。

 

黒崎店におきましては、2階婦人雑貨および3階婦人服フロアの一部リニューアルを行い、コレットにおきましては、2階に幅広いお客様に人気の新ショップ「ミラオーウェン」を新規オープンするなど、顧客ニーズに応じた店づくりに努めてまいりました。

当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は19,052百万円(前年同期比98.0%)、営業利益は268百万円(前年同期比76.4%)となりました。

   ②友の会事業

友の会事業におきましては、株式会社井筒屋友の会が当社グループの百貨店に対して前払式の商品販売の取次を行っており、外部顧客に対する売上高はありません。業績につきましては、3百万円の営業損失(前期は1百万円の営業損失)となりました。

 

(2)  財政状態の分析

   ①資産

当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ33百万円増加し、59,236百万円となりました。これは主に現金び預金が304百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が338百万円増加したことによるものであります。総資産のうち流動資産は12,558百万円、固定資産は46,678百万円であります。固定資産の主な内容は、有形固定資産40,283百万円、無形固定資産241百万円、投資その他の資産6,153百万円であります。

   ②負債

当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ495百万円減少し、49,269百万円となりました。うち、流動負債は30,199百万円、固定負債は19,069百万円であります。負債の主な内容は、借入金24,299百万円、前受金7,710百万円、支払手形及び買掛金6,727百万円、再評価に係る繰延税金負債2,874百万円であります。

   ③純資産

当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ529百万円増加し、9,967百万円となりました。

 

(3)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)  研究開発活動

  該当事項はありません。