なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成29年3月1日~平成29年8月31日)におけるわが国経済は、政府による経済政策や日銀の継続的な金融政策を背景に、企業収益や雇用環境の改善が継続し、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、米国の政策運営の影響、新興国経済の減速懸念、地政学リスクの高まりなどから、景気の先行きは引き続き不透明な状況が続いております。
百貨店業界におきましては、富裕層の高額消費やインバウンド消費が高い伸びを維持しており、8月の売上高が2ヶ月ぶりにプラスに転じるなど大都市では回復の兆しが見られます。一方、地方都市では九州北部豪雨等の天候要因もあり、4ヶ月連続で前年実績を下回りました。
こうした状況の中、当社グループにおきましては、引き続き将来の成長を見据えた基礎固めとして「井筒屋グループ 中期3ヵ年経営計画(平成28年度~平成30年度)」を推進いたしております。
当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績につきましては、売上高は38,318百万円(前年同期比98.2%)、営業利益は428百万円(前年同期比72.9%)、経常利益は122百万円(前年同期比41.4%)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、特別利益に固定資産売却益128百万円を計上したことや「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」を適用したこと等により法人税等調整額として401百万円の利益計上をしたことから、599百万円(前年同期比212.9%)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①百貨店業
当社グループの主要な事業であります百貨店業におきましては、「お客様第一主義」を基本とし、品揃えの強化を進め、販売サービスの向上をはかるとともに、ライフスタイルや商環境の変化への対応力強化に取組んでおります。
本店におきましては、夏休み期間中にファミリーウィークと題して「コト」を切り口とした様々なイベントを開催いたしました。中でも「お金と切手の展覧会・北九州展」では、学びや体験のできるブースを会場に設け、多くのお客様にご来場いただきました。また、この春改装した子供服フロアでは、オリジナルバッグや小物などの手作り体験をする「夏休み手作り教室」や初企画の「こども将棋教室」など参加体験型イベントを開催し、お子様連れのお客様を中心に大変ご好評いただきました。
黒崎店におきましては、地元の有名店をはじめ、人気のパンを集めた「パンの祭典」や、クロスFM主催の企画「わくわく課外授業」の一環として黒崎メイトと共催での「コト」イベントを初開催し、賑わい創出に取り組んでまいりました。
コレットにおきましては、地元小倉で創業の老舗甘味処「若竹」を新規導入し、ご好評いただいております。
サテライトショップにおきましては、8月に「イオンモール直方ショップ」を新規オープンし、店舗数の拡大を行ってまいりました。
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は38,318百万円(前年同期比98.2%)、営業利益は519百万円(前年同期比76.2%)となりました。
②友の会事業
友の会事業におきましては、株式会社井筒屋友の会が当社グループの百貨店に対して前払式の商品販売の取次を行っており、外部顧客に対する売上高はありません。業績につきましては、1百万円の営業損失(前期は4百万円の営業損失)となりました。
(2) 財政状態の分析
①資産
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ180百万円減少し、59,022百万円となりました。これは主に有形固定資産が741百万円減少したことによるものであります。総資産のうち流動資産は12,593百万円、固定資産は46,429百万円であります。固定資産の主な内容は、有形固定資産40,019百万円、無形固定資産264百万円、投資その他の資産6,145百万円であります。
②負債
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ784百万円減少し、48,980百万円となりました。これは主に借入金、再評価に係る繰延税金負債の減少によるものであります。流動負債は30,275百万円、固定負債は18,704百万円であります。負債の主な内容は、借入金23,966百万円、前受金7,882百万円、支払手形及び買掛金6,499百万円、再評価に係る繰延税金負債2,874百万円であります。
③純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ603百万円増加し、10,042百万円であります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前第2四半期連結累計期間末に比べ67百万円増加し、6,627百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、996百万円の資金収入となりました。(前第2四半期連結累計期間は838百万円の資金収入)
これは主として税金等調整前四半期純利益と減価償却費によるものであります。
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、433百万円の資金収入となりました。(前第2四半期連結累計期間は52百万円の資金支出)
これは主として有形固定資産の売却と差入保証金の回収によるものであります。
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、1,214百万円の資金支出となりました。(前第2四半期連結累計期間は839百万円の資金支出)
これは主として有利子負債の返済によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。