なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成30年3月1日~平成30年5月31日)におけるわが国経済は、政府による各種経済政策の効果により、企業収益や雇用環境の改善が続くなど、緩やかな回復基調で推移いたしました。
百貨店業界におきましては、好天に恵まれた3月、4月は季節需要の高まりで春夏商材が活発に動いたことにより売上高は2ヵ月連続のプラスになりました。高額消費やインバウンドによる売上は引き続き高い伸びを示している一方で、国内市場は低迷が続いており、インバウンド効果の高い大都市では前年実績をクリアしたものの、地方都市では厳しい商況が続いております。
こうした状況の中、当社グループにおきましては、将来の成長を見据えた基礎固めとして「井筒屋グループ 中期3ヵ年経営計画(平成28年度~平成30年度)」を推進いたしております。
当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績につきましては、売上高は18,852百万円(前年同期比98.9%)、営業利益は217百万円(前年同期比98.7%)、経常利益は115百万円(前年同期比181.7%)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は96百万円(前年同期比18.3%)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①百貨店業
当社グループの主要な事業であります百貨店業におきましては、「お客様第一主義」を基本とし、品揃えの強化を進め、販売サービスの向上をはかるとともに、ライフスタイルや商環境の変化への対応力強化に取組んでおります。
本店におきましては、本館地階グローサリー売場のリニューアルや紫江’S(しこうず)1階にアウトドア総合ブランドの「モンベル」をオープンするなど、品揃えの充実とライフスタイルの変化に対応した売場づくりに努めてまいりました。また、初企画として全館で実施した「ビューティーウィーク」ではお客様の関心度の高いオーガニックコスメや健康食品の提案と合わせて、専門家によるトークショーやメイクアドバイスのイベントを実施するなど「モノ」と「コト」を融合させ、幅広い世代のお客様に大変ご好評をいただきました。ゴールデンウィーク期間中に開催した「北九州コーヒーフェスティバル」では、地元のカフェとのコラボレーションにより、参加型イベントやワークショップを実施して周辺の賑わい創出に力を注いでまいりました。
インバウンドへの対応といたしましては、3月よりスマホ決済アプリ「アリペイ」「ウィチャットペイ」を本店ならびに北九州空港店に導入し、中国からの訪日観光客の利便性を高めてまいりました。
4月に開店10周年を迎えたコレットにおきましては、アニバーサリーフェアを開催し、集客の向上に努めてまいりました。
当第1四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は18,852百万円(前年同期比98.9%)、営業利益は270百万円(前年同期比100.5%)となりました。
②友の会事業
友の会事業におきましては、株式会社井筒屋友の会が当社グループの百貨店に対して前払式の商品販売の取次を行っており、外部顧客に対する売上高はありません。業績につきましては、7百万円の営業損失(前期は3百万円の営業損失)となりました。
(2) 財政状態の分析
①資産
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ214百万円減少し、57,794百万円となりました。これは主に建物及び構築物等が減少したことによるものであります。総資産のうち流動資産は12,660百万円、固定資産は45,134百万円であります。固定資産の主な内容は、有形固定資産39,323百万円、無形固定資産206百万円、投資その他の資産5,604百万円であります。
②負債
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ308百万円減少し、47,578百万円となりました。うち、流動負債は30,051百万円、固定負債は17,526百万円であります。負債の主な内容は、借入金22,965百万円、前受金7,872百万円、支払手形及び買掛金6,542百万円、再評価に係る繰延税金負債2,874百万円であります。
③純資産
当第1四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ94百万円増加し、10,216百万円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。