当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大により、当社グループの事業活動は影響を受けており、引き続き今後の動向を注視してまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2021年3月1日~2021年8月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が再発令されるなど、経済活動が大幅に制限される状況が続いております。
今後につきましては、ワクチン接種の促進をはじめとする感染拡大防止策が講じられる中、各種政策の効果や海外経済の改善による景気の持ち直しが期待されますものの、感染症の動向によるサプライチェーンの影響や、金融資本市場の変動等、いまだ先行きは不透明であり、予断を許さぬ状況が続くものと予想されます。
当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績につきましては、コロナ禍において極めて厳しい商況にありながらも、地域のお客様に支えられ、売上高は25,100百万円(前年同期比107.9%)、営業利益は420百万円(前年同期は403百万円の営業損失)、経常利益は342百万円(前年同期は457百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は352百万円(前年同期は259百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となり、前年度を大きく上回る結果となりました。
当社グループは、コロナ禍においてお客様の安全を第一に考え、様々な感染拡大防止策をお客様にご協力いただきながら徹底いたしております。
引き続き、お客様に安心してお買物いただける環境と、魅力ある品揃えやサービスの提供に努めてまいります。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①百貨店業
百貨店業界におきましては、前年度に比べ業績は回復傾向にありますものの、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言下での臨時休業要請や、営業時間の短縮による営業機会の縮小をはじめ、大型催事の中止やインバウンド需要の低調などにより、全国的に厳しい商況となりました。
当社グループにおきましては、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、福岡県が2度のまん延防止等重点措置や緊急事態宣言の対象地域となり、本店では土曜日・日曜日の営業自粛要請による一部ショップの休業や、8月20日より食料品売場への入場制限要請を受け、サテライトショップにおきましても営業時間を短縮するなど、極めて厳しい営業活動を余儀なくされました。
本店におきましては、高額品消費や家中関連需要などの好調なカテゴリーを強化するとともに、厳しい環境における営業施策といたしまして、コロナ禍でのお客様の生活様式の変化に対応する販売チャネルの拡充、デジタル活用などを引き続き推し進めてまいりました。
本館1階インポートブテッィクゾーンでは、3月の「ルイ・ヴィトン」リニューアルに続き、「グッチ」、「コーチ」のリニューアル、新たに「サンローラン」、「バレンシアガ」導入の売場改装を進めております。また、本館地階食品フロアでは、小倉で長年愛されている創作料理の店「一椿」を新しくオープンいたしました。
また、遠方にお住まいの方や外出を控えているお客様に対し、新たにテレビ電話(Zoomアプリ等)を活用することで、本店で取扱いしている商品をオンラインでご覧いただくことができる「オンラインご相談サービス」を開始いたしました。加えて、デパ地下商材を当日配送できる「食品宅配サービス」の配送エリアを拡大(八幡西区折尾周辺)し、お客様の利便性向上に努めてまいりました。
更に、コロナ禍における地域経済の活性化を図るべく、プレミアム付き地域商品券事業に2度参画いたしました。また、お中元ギフトを活用した北九州市の地元の逸品支援事業に参画し、地元お取引先様支援のための送料無料企画を実施するなど、お客様、地元お取引先様より大変ご好評をいただきました。
サテライトショップにおきましては、8月9日にサンリブ若松内「若松ショップ」を閉店いたしました。長年のご愛顧に心より感謝申し上げます。
山口店におきましては、若年層や働く女性のニーズにお応えするべく、2階婦人服フロアに新ブランド「アミティエ」、「キッドブルー」をオープンいたしました。
一方、持続可能な社会に向けた取り組みといたしましては、環境保全活動の一助となる井筒屋オリジナルエコバッグを企画・販売し、多くのお客様にご利用いただきました。また、バイヤーが全国から厳選した商品を特集する企画「アイプラス」では、サステナブルをテーマに地球に優しくなれる、環境に負担をかけない商品やライフスタイルの変革を提案いたしました。全社で取り組む「サステナブルアクション2021」、環境目標並びに実績、その他ESGに関する取り組みにつきましては、当社ホームページに「サステナビリティレポート」として掲載しております。
当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は25,100百万円(前年同期比107.9%)、営業利益は496百万円(前年同期は330百万円の営業損失)となりました。
②友の会事業
友の会事業におきましては、株式会社井筒屋友の会が当社グループの百貨店に対して前払式の商品販売の取次を行っており、外部顧客に対する売上高はありません。業績につきましては、17百万円の営業利益(前年同期比102.1%)となりました。
(2) 財政状態の分析
①資産
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ803百万円減少し、47,184百万円となりました。これは主に現金及び預金、有形固定資産の建物及び構築物が減少したことによるものであります。総資産のうち流動資産は7,317百万円、固定資産は39,867百万円であります。固定資産の主な内容は、有形固定資産35,578百万円、無形固定資産213百万円、投資その他の資産4,074百万円であります。
②負債
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ760百万円減少し、38,969百万円となりました。これは主に長期借入金の減少によるものであります。流動負債は26,442百万円、固定負債は12,527百万円であります。負債の主な内容は、借入金19,010百万円、前受金7,635百万円、支払手形及び買掛金3,789百万円、再評価に係る繰延税金負債3,278百万円であります。
③純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産は、主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加いたしましたが、土地再評価差額金の減少により前連結会計年度末に比べ42百万円減少し、8,215百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前第2四半期連結累計期間末に比べ676百万円減少し、3,343百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、612百万円の資金収入となりました(前第2四半期連結累計期間は181百万円の資金収入)。
これは主として税金等調整前四半期純利益の計上等によるものであります。
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、461百万円の資金支出となりました(前第2四半期連結累計期間は16百万円の資金支出)。
これは主として差入保証金の回収による収入がありましたものの、有形固定資産の取得による支出によるものであります。
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、735百万円の資金支出となりました(前第2四半期連結累計期間は246百万円の資金支出)。
これは主として有利子負債の返済によるものであります。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありませんが、新型コロナウイルス感染症拡大により、当社グループの事業活動は影響を受けており、今後の動向を注視し、必要な対策を講じてまいります。
(7) 研究開発活動
該当事項はありません。
(8) 経営成績に重要な影響を与える要因
「1 事業等のリスク」に記載しております。
(9) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第2四半期連結累計期間において、資本の財源及び資金の流動性についての分析について重要な変更はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行なわれておりません。