第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大による経済活動の急速な収縮により、景気は後退局面に入りました。緊急事態宣言の解除後は一部に経済活動再開の兆しもみられましたが、感染再拡大への懸念も続いており、依然として先行きは極めて不透明な状況が続いています。小売業界におきましては、外出自粛や営業時間の短縮、営業の自粛により、厳しい経営環境になっております。通販業界におきましては、外出自粛に伴う購買行動の変化によりEC・通販の利用は増加している状況でありますが、生活防衛意識の高まり等から、商材により需要動向が分かれました。また、業態を越えた競争の激化や、物流コストの上昇など、厳しい経営環境が続いております。

このような事業環境のなか、当社グループは、「収益力のあるDMC(Direct Marketing Conglomerate)複合通販企業戦略の推進」を方針とし、主力である通販事業の収益最大化及びソリューション事業の成長に向けた施策等に取り組んでまいりました。なお、就業環境につきましては、新型コロナウイルス感染症への対策として、グループの行動基準計画に則り、拠点ごとの感染警戒レベルに応じて在宅勤務体制へ柔軟に変更するなど、従業員やお取引先関係者の安全と健康を最優先に考えた事業運営を行っております。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高43,328百万円(前年同四半期比14.3%増)となりました。利益面におきましては、営業利益4,073百万円(同149.6%増)、経常利益4,157百万円(同141.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,974百万円(同566.4%増)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しております。以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」をご参照ください。

なお、セグメント別の売上高は連結相殺消去後の数値を、セグメント利益又は損失は、連結相殺消去前の数値を記載しております。

 

① 通販事業

通販事業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛の意識の高まり等に伴い、ホームウェアをはじめとする在宅商品を中心に売上が増加いたしました。このようななか、商品調達方法の見直しによる原価率の低減や、効率的なカタログ配布による販促費率の低減に取り組むなど、事業効率の向上による収益の最大化を推進しております。

以上の結果、売上高は22,414百万円(前年同四半期比19.9%増)となり、セグメント利益は3,833百万円(同162.1%増)となりました。

② ソリューション事業

ソリューション事業におきましては、顧客であるEC・通販事業者の巣ごもり消費等に伴う需要拡大により、物流代行、決済代行サービス及びアフィリエイトをはじめとするメディア事業の売上が増加いたしました。今後更なる成長が見込まれるEC・通販市場において、より多くのソリューションサービスを提供できるよう、引き続き、サービスメニューの拡充に取り組んでおります。また、最大消費地である関東圏において、5月に竣工した大型物流センター「SLCみらい」の稼働を強みに新規顧客獲得に向けた営業活動に注力し、全国通販3PL戦略を推進してまいります。

以上の結果、売上高は8,614百万円(同21.5%増)となり、セグメント利益は431百万円(同119.7%増)となりました。

③ eコマース事業

eコマース事業におきましては、コロナ禍における実店舗の休業や外出自粛の影響によりお客様の消費動向が変化する環境のなか、インテリア・雑貨など巣ごもり需要商品や、アウトドア用品の商品提案に取り組みました。また、防災意識の高まりによる防災用品・備蓄品等の需要増に対して、特に自治体向けの営業を強化いたしました。加えて、各社において販促活動の効率化を追求し、収益力強化に向けた事業基盤の構築に注力いたしました。

以上の結果、売上高は10,895百万円(同8.9%増)となり、セグメント利益は438百万円(同101.2%増)となりました。

④ 健粧品事業

健粧品事業におきましては、コロナ禍における市場回復が十分でなく、特に国内外の店舗向け卸事業の業績に多大な影響を及ぼしております。このようななか、直販事業を強化すべく、インターネットを中心とした販売拡大に努めるとともに、顧客基盤の構築を進めております。

以上の結果、売上高は1,368百万円(同24.7%減)となり、セグメント損失は579百万円(前年同四半期はセグメント損失404百万円)となりました。

⑤ 旅行事業

旅行事業におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による国内の旅行自粛や海外からの入国制限などが、業績に多大な影響を及ぼしました。

以上の結果売上高は30百万円(前年同四半期比89.4%減)となり、セグメント損失は81百万円(前年同四半期はセグメント損失51百万円)となりました。

⑥ グループ管轄事業

グループ管轄事業におきましては、当社グループの物流オペレーションや自社保有物流施設等の不動産賃貸を行っております。

以上の結果売上高は百万円(前年同四半期比4.7%増)となり、セグメント利益は136百万円(同16.4%増)となりました。なお、内部取引を含めた売上高は1,722百万円(同26.7%増)となりました。

 

財政状態の分析は、次のとおりであります。

(資産)

当第2四半期連結会計期間末の総資産は45,659百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,388百万円増加いたしました。この主な要因は、建物及び構築物の増加、売上高の増加に伴う売掛金の増加によるものであります。

(負債)

負債は21,388百万円となり、前連結会計年度末に比べ419百万円減少いたしました。この主な要因は、借入金の増加、未払金の減少によるものであります。

(純資産)

純資産は24,270百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,808百万円増加し、自己資本比率は53.1%(前連結会計年度末は49.6%)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます。)は、前連結会計年度末に比べ2,360百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末残高は2,468百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果使用した資金は2,106百万円(前年同四半期は321百万円の獲得)となりました。これは主に、営業債権の増加、未払債務の減少などによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果使用した資金は3,028百万円(前年同四半期は239百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出などによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果獲得した資金は2,778百万円(前年同四半期は222百万円の使用)となりました。これは主に、長期借入れによる収入などによるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

なお、新型コロナウイルス感染症の影響等不確実性が大きく将来事業計画等の見込数値に反映させることが難しい要素もありますが、当第2四半期連結会計期間末時点で入手可能な情報を基に検証等を行っております。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6)主要な設備

前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設等のうち、当第2四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。

会社名

セグメントの名称

設備の内容

完了

提出会社

ソリューション事業

物流センター

2020年4月

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。