第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第2四半期連結累計期間(平成28年2月21日から平成28年8月20日まで)におけるわが国経済は、企業収益が回復する中、設備投資や雇用・所得環境は改善基調で推移しましたが、新興国を中心とした経済成長の鈍化や英国のEU離脱問題による海外経済の混乱が広がるなど、不確実な状況で推移いたしました。

当小売業界におきましては、先行きの不透明感から節約志向が高まる中、コンビニエンスストアや食料品の構成比を高めているドラッグストアの出店が増加するなど、競合の激化が継続しました。

このような状況の下、当社グループ企業の中核である「株式会社平和堂」は、地域に密着した企業として新規店舗の開設やお客様のニーズに合わせた既存店の改装を進め、生活者のご要望にお応えする品揃えや売場作り、サービスの向上に注力してまいりました。販売動向は、改装店舗を始め、改装していない店舗においても前年を超えるなど堅調に推移し、既存店売上高は3年連続で前年を上回りました。下期も1店舗を開設するとともに、引き続き積極的な改装を実施しストアロイヤルティを向上させてまいります。一方、費用面においては、積極的な改装投資や新店に掛かる人件費増等により前年を上回りました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、営業収益2,157億32百万円前年同期比0.3%増)、営業利益66億57百万円前年同期比8.2%減)、経常利益66億94百万円前年同期比13.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、37億90百万円前年同期比19.3%減)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

[小売事業]

グループ中核企業である「株式会社平和堂」は、フレンドマートくずは店(直営面積996㎡  大阪府枚方市  4月)をスーパーマーケットタイプで出店しました。株式会社ニトリホールディングスが運営する商業施設内にフレンドマートニトリモール枚方店(直営面積1,950㎡  大阪府枚方市  4月)を、さらには商業施設かみしんプラザ内にフレンドマートかみしんプラザ店(直営面積1,818㎡  大阪府大阪市  6月)をいずれも食品核テナントとして出店し、ドミナントを強固にするとともに、地域のお客様の利便性を高めることに努めております。

既存店の改装では、アル・プラザ鯖江(福井県鯖江市)や平和堂稲沢店(愛知県稲沢市)など7店舗の食料品売場を改装、また、アル・プラザつかしん(兵庫県尼崎市)においては衣料品及び住居関連品売場の改装を実施し、商圏に合わせた新しい品揃えに変更するとともに、老朽化した什器の入れ替え等積極的な店舗の活性化に取り組んでおります。

商品面では、継続する消費の二極化に対し、鮮度や味、素材や機能性にこだわった品質を重視した商品の提案を進める一方で、高頻度商品におけるEDLPや均一価格商品、カード会員様向けの割引セールの販売に注力いたしました。また、40歳代の親子を対象としたファミリー向け売場の展開や衣料品と住居関連品を一体化した子供、メンズ売場を構築してまいりました。

販促面では、自社カードに電子マネー機能を追加したサービスを7月から開始、特典ポイントの付加や精算時の利便性を高めています。

また、電力自由化に対応し、4月から関西電力管内及び中部電力管内の店舗において電力小売事業を開始いたしました。買物代行や暮らしのお手伝い事業の“平和堂ホーム・サポートサービス”は、サービス拠点を2店舗増やし地域貢献に努めております。

中国湖南省で小売事業を展開する「平和堂(中国)有限公司」は、為替による押し下げ影響や中国経済の成長減速により減収・減益となりました。

 

滋賀県でスーパーマーケットを展開する「株式会社丸善」は、改装効果による売上高増と生鮮管理ロスの削減による粗利益率の改善により増収・増益となりました。

書籍、CD・DVD、ゲーム販売やCD・DVD、コミックのレンタル業を展開する「株式会社ダイレクト・ショップ」は、営業改善が見込みづらいTSUTAYA3店舗の営業譲渡を実施しましたが、主力販売商品の落ち込みに歯止めが掛けられず、減収・経常損失拡大となりました。

小売事業連結営業収益

2,051億49百万円

(前年同期比

0.3%増)

小売事業連結営業利益

54億79百万円

(前年同期比

9.0%減)

 

 

[小売周辺事業]

惣菜・米飯および生鮮品の製造加工を営む「株式会社ベストーネ」は、新規商品開発と販売先増により増収・増益となりました。

ビル管理事業を営む「株式会社ナショナルメンテナンス」は、新規外部物件の受注獲得効果により増収となりましたが、人件費等経費の増加により減益となりました。

小売周辺事業連結営業収益

29億1百万円

(前年同期比

2.6%増)

小売周辺事業連結営業利益

9億28百万円

(前年同期比

10.7%増)

 

 

[その他事業]

外食事業を展開する「株式会社ファイブスター」は、新規出店や大型の改装を行いましたが、業界を取り巻く景況感の低下影響や人件費の増加により、微減収・減益となりました。

その他事業連結営業収益

76億82百万円

(前年同期比

1.1%減)

その他事業連結営業利益

2億54百万円

(前年同期比

34.7%減)

 

 

(2) 財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、商品及び製品、建物及び構築物の減少等により、前連結会計年度末に比べ13億82百万円減少して2,916億74百万円となりました。

負債は、短期借入金、未払法人税等の減少等により、前連結会計年度末に比べ23億62百万円減少して1,559億37百万円となりました。

純資産は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ9億79百万円増加して1,357億36百万円となりました。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、対前連結会計年度末比4億79百万円増加150億25百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

税金等調整前四半期純利益が17億46百万円減少等の減少要因があったものの、売上債権の増加による運転資金の流出が10億23百万円の減少、閉店損失引当金の増減額が3億50百万円の増加、未払金(その他)が13億42百万円増加したこと等により、営業活動による資金の収入は対前年同期比24億92百万円増加の142億88百万円となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

有形及び無形固定資産の取得については、前年同期より31億88百万円多い79億53百万円支出いたしました。これらの結果、投資活動による資金の支出は対前年同期比44億7百万円増加の77億53百万円となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

長期借入れによる収入が141億円あった一方、長期借入金の返済が154億19百万円、短期借入金が28億50百万円減少しました。これらの結果、財務活動による資金の支出は対前年同期比11億62百万円減少の53億19百万円となりました。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。