第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

(経営成績)

(単位:百万円)

 

令和4年3月期第1四半期

令和5年3月期第1四半期

実績

対前年同期増減額

対前年同期増減率

実績

対前年同期増減額

対前年同期増減率

売上高

9,028

721

8.7%

12,771

3,742

41.5%

営業利益

△1,473

1,096

△300

1,172

経常利益

921

3,416

△313

△1,234

親会社株主に帰属する
四半期純利益

617

3,053

△191

△808

当第1四半期連結累計期間の売上高は、令和4年3月下旬に営業時間短縮要請が解除となったこと等により、来店客数が次第に回復基調となり、前年実績を大きく上回りました。営業利益につきましては、増収影響により前年実績に対しては大きく改善したものの、消費者の生活スタイルの変化等により、都市部店舗の来店客数や、郊外店舗においても、ディナータイムやナイトタイムの来店客数の回復が鈍く、売上高がコロナ前水準までは回復していないことなどから営業損失となりました。経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、前年の時短営業に伴う協力金の反動により、前年実績に対して減益となりました。

このような状況下、当社グループは、「コロナ影響からの早期回復と既存事業の収益力強化」を基本方針とする中期経営計画の達成に向けて、株式会社家族亭の本社をグループ本社に統合し、固定費の削減を進めたほか、業績不振店舗の業態転換等による収益性の改善など、アフターコロナを見据えた施策の加速や既存事業の収益力強化に継続して注力いたしました。

 

(主要業態の施策について)

(和食さと)

和食さと業態では、コロナ禍からの収益力改善に向けた取り組みとして、主に若年層の新規顧客獲得を図るため、前年度に引き続き「和食さと初代アンバサダー」として渋谷凪咲さんを起用したTVCMやWEB広告、折込チラシなど様々な媒体でのプロモーションを実施した他、既存顧客の来店頻度の向上を目的として前年度に「来店スタンプ機能」を追加した「和食さとアプリ」の会員数も順調に増加いたしました。また、イートイン売上高の回復施策として、産地や旬の厳選食材を使用した「鯛めしフェア」や「さとの肉祭りフェア」、「さとしゃぶ・さとすき食べ放題コース」を特別価格で販売した「父の日フェア」等の期間限定フェアを実施いたしました。以上の結果、売上高は5,498百万円(前年同期比52.8%増)となりました。

(にぎり長次郎)

にぎり長次郎業態では、生産性の向上を目的として前年度より引き続き取り組んでおりましたPOSレジの自動釣銭機への切替が全店完了した他、イートイン需要の更なる獲得を目的とし、北海道産のマツカワガレイ「王鰈」や三重県伊勢志摩産の「さざえ」等の旬の食材を使用した期間限定フェアを実施いたしました。また引き続きテイクアウト需要の増加に対応するため、テイクアウト限定で寿司の盛合わせとオードブルがセットになったお得な商品を販売いたしました。以上の結果、売上高は2,988百万円(前年同期比36.8%増)となりました。

(天丼・天ぷら本舗 さん天)

天丼・天ぷら本舗 さん天業態におきましては、多くの飲食店で値上げが続く状況の中、「値上げしない宣言!!390円祭り」を実施し新規顧客の獲得及び来店頻度の向上に取り組んだ他、「牛すき天丼」や「豚角煮天丼」等の肉天丼メニューをリニューアルし、若者向け商品を強化いたしました。また、前年度に引き続き新規顧客の獲得を目指した取り組みとして、人気お笑いコンビ「霜降り明星」を起用したTVCMやLINE、Instagram等でプロモーションを行いました。以上の結果、売上高は696百万円(前年同期比8.2%増)となりました。

 

(家族亭)

家族亭業態におきましては、令和4年5月に「家族亭グループ」70周年を記念した「周年祭キャンペーン」を開催した他、夕方以降の集客強化施策として一品4種とアルコールがセットになった「そば前セット」を手頃な価格で販売いたしました。また、来店頻度の向上を目的に、長野県産の野菜やきのこ、地鶏等を使用した「信州天ざるそば」や「道祖神納豆そば」等を販売した産地フェア「信州長野 山の恵みと発酵長寿を巡る旅」を開催いたしました。以上の結果、売上高は1,016百万円(前年同期比54.9%増)となりました。

 

(財政状態)

当第1四半期連結会計期間末における総資産は、34,714百万円(前連結会計年度末比778百万円の減少)となりました。

流動資産は、17,070百万円(前連結会計年度末比794百万円の減少)となりました。これは主に、未収入金の減少1,013百万円、原材料及び貯蔵品の増加152百万円などであります。

固定資産は、17,490百万円(前連結会計年度末比21百万円の増加)となりました。これは主に、繰延税金資産の増加159百万円、有形固定資産その他(純額)の減少49百万円、建物(純額)の減少41百万円などであります。

流動負債は、7,826百万円(前連結会計年度末比749百万円の減少)となりました。これは主に、未払法人税等の減少666百万円、未払金の増加345百万円、賞与引当金の減少301百万円などであります。

固定負債は、11,986百万円(前連結会計年度末比539百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の減少198百万円、社債の減少197百万円、退職給付に係る負債の減少187百万円などであります。

純資産は、14,901百万円(前連結会計年度末比510百万円の増加)となりました。

 

当社グループは、外食事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの経営成績に関する記載を省略しております。

 

〔当社グループ 業態別店舗数〕

業態名

前連結会計

年度末

出店実績

閉店実績

当連結会計

年度末

当連結

会計年度

出店計画

和食さと

207(-)

1(-)

1(-)

207(-)

家族亭※

67(8)

-(-)

1(-)

66(8)

にぎり長次郎※

66(-)

-(-)

-(-)

66(-)

得得・とくとく

63(50)

-(-)

-(-)

63(50)

天丼・天ぷら本舗 さん天

44(1)

-(-)

-(-)

44(1)

かつや

41(14)

1(1)

-(-)

42(15)

めしや 宮本むなし

38(2)

-(-)

1(-)

37(2)

宅配寿司業態

11(4)

1(-)

-(-)

12(4)

ひまわり・茶房ひまわり

9(-)

-(-)

1(-)

8(-)

からやま

6(-)

-(-)

-(-)

6(-)

M&S FC事業※

20(-)

-(-)

1(-)

19(-)

その他

18(-)

-(-)

1(-)

17(-)

国内合計

590(79)

3(1)

6(-)

587(80)

29

海外店舗

21(16)

2(2)

2(1)

21(17)

国内外合計

611(95)

5(3)

8(1)

608(97)

36

( )内はFC・のれん分け及び合弁事業店舗数

※ 「家族亭」業態には「花旬庵」「三宝庵」「家族庵」「蕎旬」「蕎菜」業態を含んでおります。

※ 「にぎり長次郎」業態には「CHOJIRO」業態を含んでおります。

※ 「M&S FC事業」は、M&Sフードサービス株式会社が運営する「ポポラマーマ」「ミスタードーナツ」「ドトールコーヒー」「大釜屋」「しんぱち食堂」業態の合計店舗数です。

 

(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(3) 経営方針・経営戦略等

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針

 当第1四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(7) 経営成績に重要な影響を与える要因

当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。