当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、政府や日本銀行の経済対策及び金融政策の効果を背景に、企業収益や雇用情勢の改善が進みました。一方、当衣料品小売業界におきましては、全体として消費増税後の購買意欲の冷え込みが回復したとまでは言えず、先行きが不透明な状況が続いております。
このようななか、当社は最高の「お客様満足」を提供するために、「基本の徹底」に努めながら、“Speed”、
“Challenge”、そして“more Communication”をテーマとして商品開発力・接客力の向上に取組みました。
売上面では、第1四半期は、3月に前年の消費増税前の駆け込み需要があったこともあり、既存店前年比の落ち込みがありましたが、4月中旬以降は天候にも恵まれ、スタイルオーダースーツ等の付加価値商品を中心に概ね堅調に推移しました。第2四半期はスーツやジャケットが前年売上を確保しましたが、クールビズ関連商品が不振でした。第3四半期もスーツが好調に推移したものの、比較的暖かい気候が続いたことでコートやマフラーなど防寒商品が伸び悩みました。その結果、当第3四半期累計期間では既存店売上高前年同期比6.7%減となりました。
またオンラインショップに各店舗の在庫情報を連動させるなど、ECの利便性向上や多面的な販売の強化に努めるとともに、店舗におけるVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の見直しや後方業務の合理化を推し進めました。
商品面では、機能素材を使用したスタイルオーダースーツの増強、“レノマ(renoma)”や“ウィルクス・バシュフォード”のジャケットの強化等、素材にこだわった上質かつ機能性の高い商品を積極的に展開し、店舗別品揃えの更なる充実を図りました。また引続ききめ細かい在庫コントロールに注力しております。
店舗面では、主力業態のタカキューを7店舗、エム・エフ・エディトリアルを2店舗、シャツ・コード、ウィルクス・バシュフォードを各1店舗、計11店舗出店しました。一方、低効率等により7店舗退店し、当第3四半期会計期間末で店舗数は前年同期比2店舗減の282店舗となりました。
以上の結果、当第3四半期累計期間の売上高は180億9千9百万円(前年同期比4.6%減)となりました。利益面では、前期に引続き全般的な経費圧縮に努めましたが、過去在庫の圧縮による値下高の増加もあり営業利益は8千3百万円(同56.5%減)、経常利益は2億5千9百万円(同28.3%減)、また減損損失の増加もあり、四半期純損益は1億2千1百万円の損失(前年同期は8千2百万円の利益)となりました。
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
資産の部は、前事業年度末に対して2億1千9百万円減少し、139億2千6百万円となりました。主な要因は、流動資産で売掛金が4億5千万円、商品が5億9千9百万円増加し、現金及び預金が8億8千4百万円、固定資産で有形固定資産の器具及び備品が1億5千8百万円、投資その他の資産の敷金及び差入保証金が1億9千4百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。
負債の部は、前事業年度末に対して1億2千8百万円減少し、66億3千6百万円となりました。主な要因は、流動負債で未払法人税等が1億1千万円減少したこと等によるものであります。
純資産の部は、前事業年度末に対して9千1百万円減少し、72億9千万円となりました。主な要因は、評価・換算差額等でその他有価証券評価差額金が7千8百万円増加し、利益剰余金が1億7千万円減少したこと等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。