当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益の増勢や業況感の改善による個人消費の持ち直しがみられるなど、緩やかな景気拡大基調が続いております。一方、国外における政治・経済動向の不確実性や地政学的リスクの拡大などの懸念材料も多く、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当アパレル・ファッション業界におきましては、Eコマース分野は好調に推移しているものの、ショッピングセンターを中心とした小売業態において、消費マインドの復調の足取りは鈍く、依然として厳しい環境が続いております。
このような経営環境のなか当社は、中期経営計画の2年目において、「“KAIZEN”し発展させ適応していく」を行動方針とし、様々な施策に取組みました。
営業面では、「日本一お客様に喜ばれる販売員」を目指し、商品知識習得のための動画教育プログラム「商品大學」に加えて、接客技術を高めるための「人財大學」を全店舗に定期配信することで、現場教育体制の充実を図っております。また、Eコマース分野の更なる成長に向けて、自社オンラインショップと従来のコーポレートサイトを統合・刷新し、集客力の強化を図りました。さらに、デジタルマーケティングを活用した販促効果を最大化するために、モバイルアプリ会員の獲得に向けたアプリダウンロードキャンペーンを実施する等、引き続きオムニチャネル化を推進しております。
商品面では、「日本一お客様に喜ばれる商品」を目指し、スラックス・ドレスシャツといったクールビズアイテムを中心に、機能性や利便性を付加した商品開発に注力いたしました。また8月にはこだわりを持ったお客様に向けて、オーダースーツの秋冬商品新作先行受注会を実施いたしました。さらに、パリコレデザイナーである田山淳朗氏と当社のプライベートブランド「エム・エフ・エディトリアル」がメンズビジネスアイテムでコラボレーションし、生地や仕立て、細部までこだわった、高付加価値商品の販売を開始いたしました。
これらにより8月度は堅調に推移したものの、3月度から7月度にかけての異常気象や自然災害等が影響し、春夏商品全般が苦戦した結果、当第2四半期累計期間の既存店売上高前年同期比は6.8%減となりました。
店舗面では、新たな成長戦略の一環として、従来は独立店舗型であったビッグサイズ紳士衣料「グランバック」をショッピングセンターに1店舗出店したほか、主力業態のタカキューを3店舗、計4店舗出店し、低効率等によりタカキューを2店舗、セマンティック・デザイン、エム・エフ・エディトリアル、シャツ・コードをそれぞれ1店舗退店した結果、当第2四半期会計期間末では前年同期比5店舗増の310店舗となりました。
以上により、当第2四半期累計期間の売上高は117億9千万円(前年同期比4.9%減)、営業損益は6億7千4百万円の損失(前年同期は営業損失3億4千2百万円)、経常損益は5億6千8百万円の損失(同経常損失2億3千2百万円)、四半期純損益は4億9千7百万円の損失(同四半期純損失2億7千4百万円)となりました。
(2)財政状態の分析
資産、負債及び純資産の状況
資産の部は、前事業年度末に対して12億8千3百万円減少し、117億9百万円となりました。主な要因は、流動資産で現金及び預金が10億2千7百万円、売掛金が2億8千2百万円、商品が1億6千6百万円、その他の未収入金が2千6百万円、固定資産で無形固定資産が3千1百万円、投資その他の資産で差入保証金・敷金が2千1百万円、繰延税金資産が3千1百万円それぞれ減少したことと、流動資産で貯蔵品が2千4百万円、繰延税金資産が1億9千2百万円、投資その他の資産で関係会社株式が1億6百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
負債の部は、前事業年度末に対して7億8千7百万円減少し、47億4千3百万円となりました。主な要因は、流動負債で支払手形及び買掛金・電子記録債務が7億4百万円、未払法人税等が9千5百万円それぞれ減少したこと、流動負債で賞与引当金が1千万円増加したこと等によるものであります。
純資産の部は、前事業年度末に対して4億9千6百万円減少し、69億6千5百万円となりました。主な要因は、利益剰余金が5億7千万円減少したことと、その他有価証券評価差額が7千4百万円増加したこと等によるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物は、前事業年度末に対して4億2千7百万円減少し、1億9千8百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロ-)
営業活動によるキャッシュ・フローは、7億9千3百万円の支出(前年同期比2億4千8百万円の支出増加)となりました。これは税引前四半期純損失6億3千万円、仕入債務の減少7億4百万円および法人税等の支払1億2千万円等による資金減と、非資金的費用である減価償却費2億2千7百万円、売上債権の減少2億8千2百万円およびたな卸資産の減少1億4千2百万円等の資金増によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロ-)
投資活動によるキャッシュ・フロ-は、4億3千8百万円の収入(前年同期比4億9百万円の収入増加)となりました。これは有形固定資産の取得による支出が1億4千万円および無形固定資産の取得による支出3千3百万円等がありましたが、定期預金の減少による収入6億円と敷金および保証金の回収による収入3千8百万円等があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロ-)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払等により7千2百万円の支出となりました。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。