第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策や円安、原油安などを背景に設備投資や雇用環境の改善がみられ、企業収益も向上するなど緩やかな回復基調で推移しました。一方で、中国株の暴落など脆弱な新興国経済や欧州経済の財政問題、アメリカの金融政策の変更なども懸念され、景気の先行きは不透明な状況が続いています。

 小売業界におきましては、昨年の消費税増税前の駆け込み需要の反動減が3月にみられたものの、4月、5月は持ち直し、夏場の気温の上昇もあり既存店売上は連続して前年を上回りました。

 当社グループは、既存店の活性化を目指し、魅力ある売り場づくりや販売促進の見直し、接客サービスのレベルアップによる来店頻度の向上に取り組む一方、生産性向上や経費削減による利益の増加施策を実施しました。また、子供たちへの食育活動やサッカー教室などのスポーツ支援活動、健康セミナーの開催、行政と地域ブランドの育成や地域福祉への連携を図るなど地域貢献を行いました。

 当第2四半期末の店舗数は、丸久川下楠店(山口県岩国市)の閉鎖(6月)、建て替えのため丸久西岩国店(山口県岩国市)の休業(8月)により、グループ店舗は90店舗(うち、「アルク」は40店舗)となりました。

 また、当社を取り巻く環境は、人口の減少と高齢化社会の進行に加え、業種や業態の垣根を越えて総合スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストアやディスカウントストアなどの異業種を巻き込んだ競争が激化し、厳しさを増しております。こうした中、山口県、広島県、福岡県及び島根県で食品スーパーマーケット90店舗を展開する株式会社丸久(山口県防府市)と、大分県を中心に九州各地に食品スーパーマーケット及びディスカウントストアを事業展開する株式会社マルミヤストア(大分県佐伯市)は、地域密着型ローカルスーパーマーケット同士として連携し、更に強固な経営基盤を作るため、平成27年7月1日に経営統合を行いました。これに合わせて、株式会社丸久(商号を株式会社リテールパートナーズに変更)は完全子会社の株式会社丸久分割準備会社(商号を株式会社丸久に変更)との間で吸収分割を行い、持株会社「株式会社リテールパートナーズ」のもと、事業会社「株式会社丸久」及び「株式会社マルミヤストア」で構成する新しい企業集団としてスタートしております。現在、両事業会社間で、経営統合委員会を設置し、9つのテーマで、店舗運営の効率化、什器備品や資材調達コストの削減、人材の育成などシナジー効果を生むための取り組みを進めております。

 なお、当第2四半期連結会計期間より、株式会社マルミヤストアとの株式交換により、同社及びその子会社2社を連結の範囲に含めておりますが、みなし取得日を当第2四半期連結会計期間末日としたことから、貸借対照表のみ連結し、株式会社マルミヤストア及びその子会社2社の業績については当第2四半期連結累計期間に計上しておりません。

 これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。

 営業収益は479億34百万円(前年同期比12.8%増)、営業利益は17億36百万円(前年同期比9.0%増)、経常利益は18億9百万円(前年同期比1.7%増)となりました。また、投資有価証券売却益や、株式会社マルミヤストアとの株式交換による負ののれん発生益を特別利益に計上したため、四半期純利益は31億58百万円(前年同期比188.9%増)となりました。

 セグメント別の業績は次のとおりです。

[小売業]

 食品スーパーマーケット事業を展開する「株式会社丸久」は、主力店舗アルクを中心に重点商品を売り込む52週マーチャンダイジングや関連販売による魅力的な売り場づくりと、木曜スペシャルなどの曜日別サービス、79円均一セールや冷凍食品10%引きなどのカテゴリー割引など販促内容の変更、月間特売企画「ぶっ通し得だ値」や厚切り企画などを実施しました。サービス面では、昨年末に導入した電子マネー「マルカ」を、今年10月までに全店舗へ導入することとし、お客様への周知を徹底し、利用率を高めながら実施エリアを計画的に拡大してまいりました。また、売り場全体で笑顔の挨拶運動など気持ちの良い接客サービスにも取り組み、再来店したいと感じていただける店づくり、ファンづくりに注力しました。

 

 商品開発では、青果部門では「極太アスパラ」、「スナップエンドウ」、水産部門では「春獲れ一本釣り炭火焼かつお」、「タスマニアサーモン」、精肉部門では「イベリコ豚」、「ローストポークステーキ」、惣菜部門では「宇部フロンティア大学とのコラボ弁当シリーズ」、「幸せます四色弁当」、「黒酢仕立て酢豚」など新たな商材を開発・販売しました。

 店舗の運営力の向上施策として、店長会議を改革し、店長のマネジメント能力を高める活動や社内ソーシャルネットワークを利用した店舗運営能力の向上に取り組みました。また、惣菜の発注システムの改善、電力料、建物賃借料などの重点費用項目を中心とした経費削減など収益力の向上に取り組みました。

 株式会社丸久の子会社である「株式会社中央フード」におきましても、青果部門の価格戦略や惣菜部門の直営比率のアップなどによる生鮮部門の強化及び曜日別サービスなど販促の見直し、人員体制の適正化や諸経費科目の見直しによる経費削減に取り組みました。また、グループ内での店舗の統廃合、惣菜工場からの商品供給の増加、生鮮部門の商品政策の改革などによるシナジー効果が生まれています。

 以上の結果、小売業におきましては、営業収益478億1百万円(前年同期比12.9%増)、営業利益15億50百万円(前年同期比4.0%増)となりました。

[その他事業]

 弁当惣菜の製造販売業を行う「株式会社四季彩」においては、スピード感をもった新商品開発や主力商品のブラッシュアップによるヒット商品の開発を行いました。お客様の食スタイルに対応したレンジアップ商品や簡便商品、こだわり商品やアッパー商品、店舗の人時不足に対応した商品開発などにより出荷額を伸ばすことができました。一方で原価交渉や経費削減な荒利益率の年間目標を22%に設定し、安定した利益確保にも注力しました。社内食品衛生基本教育を徹底し、金属探知機やX線による異物混入を防ぐなど品質管理、安全管理を強化しました。

 保険代理業の「株式会社丸久保険サービス」においては、業務品質の向上と社員教育を徹底し、顧客ニーズに対応した商品提案力、コミュニケーション能力、安全・安心のコンサルティング力を高め、お客様から選ばれ支持していただける代理店を目指してまいりました。

 以上の結果、その他事業におきましては、営業収益27億90百万円(前年同期比12.9%増)、営業利益1億88百万円(前年同期比78.9%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて107億90百万円増加し、521億7百万円となりました。これは、投資有価証券売却により投資有価証券が減少する一方、株式会社マルミヤストアとの経営統合により、現金及び預金、商品、建物及び構築物(純額)、土地などが増加したことによるものです。

 負債は、前連結会計年度末に比べて63億81百万円増加し、265億14百万円となりました。これは、長期借入金が減少する一方、株式会社マルミヤストアとの経営統合により、支払手形及び買掛金、短期借入金などが増加したことによるものです。

 純資産は、前連結会計年度末に比べて44億9百万円増加し、255億93百万円となりました。これは、利益剰余金の増加に加え、株式会社マルミヤストアとの経営統合により、資本剰余金が増加したことによるものです。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて44億9百万円増加し、91億12百万円となりました。

 各キャッシュ・フローの状況については下記のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は、前年同期に比べ37百万円減少し、33億77百万円となりました。これは、主に税金等調整前四半期純利益44億14百万円、投資有価証券売却損益14億24百万円、負ののれん発生益13億86百万円、法人税等の支払額6億43百万円などによるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果得られた資金は、前年同期に比べ17億67百万円増加し、12億34百万円となりました。これは、主に店舗開設に伴う固定資産の取得による支出5億40百万円、投資有価証券の売却による収入19億15百万円などによるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、前年同期に比べ26億円増加し、31億79百万円となりました。これは主に、有利子負債の返済による純減額8億50百万円、自己株式の取得による支出21億19百万円などによるものです。

 また、株式会社マルミヤストアとの経営統合に伴い、株式交換による現金及び現金同等物の増加額が29億76百万円あります。

 

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更または新たに生じた課題はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(6)従業員数

 当第2四半期連結累計期間において、平成27年7月1日の経営統合に伴い、従業員数が大幅に変動しております。

 平成27年8月31日現在、連結会社(当社及び連結子会社)の従業員数は1,176名となり、平成27年2月28日現在に対し、372名増加しました。また、当社の従業員数は5名となり、平成27年2月28日現在に対し、685名減少しました。

 

(7)主要な設備

 当第2四半期連結累計期間において、平成27年7月1日の経営統合に伴い、主要な設備について、以下の設備が増加しております。

 

会社名

事業所名

(所在地)

設備の

内容

帳簿価額(千円)

従業員数

(名)

建物

及び構築物

機械装置

及び運搬具

土地

(面積㎡)

リース資産

工具、器具

及び備品

合計

㈱マルミヤストア

本社ビル

(大分県佐伯市)

事務所

66,902

9,500

182,450

(2,586)

6,741

265,593

28

㈱マルミヤストア

佐伯地区

中ノ島店

(大分県佐伯市)

他7店舗

店舗

205,533

495

<29,488>

17,299

223,328

24

㈱マルミヤストア

大分地区

戸次店

(大分県大分市)

他14店舗

店舗

1,005,112

1,920

232,896

(6,703)

<85,723>

[63]

11,555

249,065

1,500,552

83

㈱マルミヤストア

延岡地区

松山店

(宮崎県延岡市)

他5店舗

店舗

264,838

0

483,509

(11,916)

<20,741>

[300]

15,216

10,559

774,124

25

㈱マルミヤストア

宮崎地区

住吉店

(宮崎県宮崎市)

他5店舗

店舗

170,899

0

406,231

(4,221)

<26,301>

8,263

8,453

593,846

22

㈱マルミヤストア

熊本・福岡地区

東町店

(熊本市東区)

他6店舗

店舗

294,360

1,205

144,568

(5,559)

<36,462>

[1,175]

41,452

61,721

543,308

34

㈱マルミヤストア

賃貸物件

佐伯大同青果㈱

(大分県佐伯市)

他6件

事務所他

28,715

261,965

(9,853)

<4,047>

[10,761]

290,680

㈱マルミヤストア

その他

(大分県佐伯市)

他1件

倉庫他

19,890

13,200

(648)

<2,340>

169

33,260

㈱アタックスマート

佐伯店

(大分県佐伯市)

他21店舗

店舗他

328,450

130,229

(3,860)

<50,903>

264,068

59,678

782,425

93

(注)1 帳簿価額には、建設仮勘定の金額は含んでおりません。

2 面積のうち( )内の数字は自社所有であり、〈 〉内の数字は連結会社以外からの賃借中のものであります。

3 面積のうち[ ]内の数字は連結会社以外へ賃貸中のものであり、内数で示しております。

4 従業員数には、嘱託社員を含み、パートタイマー等の臨時雇用者は含まれておりません。