文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。なお、平成29年3月1日に行われた株式会社マルキョウとの企業結合について、前第1四半期連結会計期間において暫定的な会計処理を行っておりましたが、前第2四半期連結会計期間に確定したため、前第1四半期連結累計期間との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善に伴い、緩やかな回復基調にある一方で、米国の保護主義への傾斜や日本国内の政権運営の不安定さから株価や為替は安定性に欠き、先行きが不透明な状況が続いております。
小売業界におきましては、実質所得が伸び悩むなか、消費者の根強い節約志向により消費は力強さに欠ける状況が続いております。また、業態を超えた競争が激化するなか、社会全体を取り巻く人手不足と働き方改革への対応により、企業の労務コストが増加するなどの厳しい経営環境が続いております。
このような状況のもと、当社グループでは、「結(ゆい)」をキーワードとし、「3社で力を結集し、営業収益2,500億円企業としての体質強化を推進する」をスローガンに掲げ、既存店の改装による活性化、スクラップ&ビルドの実施などの成長戦略、競争力及び収益力のあるMD政策、地域に根ざした商品及び産地開発、生産性改善やコスト削減による競争力や収益力の強化などの重点戦略を含む3ヶ年の中期経営計画の初年度をスタートさせました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。
営業収益は570億75百万円(前年同期比0.9%減)、営業利益は12億23百万円(前年同期比15.4%減)、経常利益は14億29百万円(前年同期比10.2%減)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億69百万円(前年同期比94.8%減)となりました。なお、前年同期は、株式会社マルキョウとの株式交換による負ののれん発生益173億54百万円を特別利益に計上しております。
セグメント別の業績は次のとおりです。
[スーパーマーケット事業]
株式会社丸久及び株式会社中央フードは、営業政策として、加工食品のEDLPとチラシ売価強化を実施しながら、生鮮食品の在庫削減による効率化・ロス削減と販売経費の削減に取り組み、販促強化の財源確保に努めてまいりました。また、その他の政策では、経費削減プロジェクトを組成し、電力料や販売手数料などの各種経費の低減に努めてまいりました。また、自動販売機などの営業収入の見直しを行い、収益改善を実現しております。
株式会社マルミヤストアは、「生活者の変化に迅速に対応する・・・考えの基準は全てお客様」を、当期の方針に掲げ、その一つとして、お客様サービスの向上等を目的に、電子マネーを、平成30年10月の全店導入を目指し、同年5月のマルミヤストア中ノ島店を皮切りに開始しております。経費面では、作業改善による人件費の適正化に継続して取り組む一方で、新電力の契約単価の見直しによる電力料の削減を実施しております。
株式会社新鮮マーケットは、「大分県内における生鮮特化型スーパーマーケットNO.1」を合言葉に、生鮮部門のお客様支持率の向上を目的に、毎週火曜日に実施している「新鮮95円市場」へのテナント企業を含む取り組み強化により、販売点数の増加に挑戦をしております。管理面では、平成30年3月に老朽化した基幹システムを、株式会社マルミヤストアと同じ基幹システムに入替えを行い、業務の効率化に努めております。
株式会社マルキョウは「来店客数の増加による売上高の確保」を実現させるため、お客様とのコミュニケーションや利便性の向上を目指しました。コミュニケーションの面では、一例として昔ながらの魚屋さんのように、お客様と会話をしながらご要望に対応できるよう一部の店舗を対面販売に改装しました。利便性の面では、カットサラダやカットフルーツなどカット商品を充実させるとともに、既に味付けされた魚や肉などの商品を拡充させました。今後は、これらの施策がより成果につながるよう従業員教育に注力してまいります。
店舗展開におきましては、株式会社丸久は、平成30年3月にサンマート須々万店(山口県周南市)を改装オープンし、同年3月にピクロス須々万店(山口県周南市)を閉鎖したため、営業店舗数は81店舗(うち「アルク」は41店舗)となっております。株式会社中央フードの営業店舗数は8店舗となっております。株式会社マルミヤストアの営業店舗数は41店舗となっております。株式会社新鮮マーケットは、新鮮市場三重店(大分県豊後大野市)を平成30年6月の改装オープンに向けて、同年5月に売場改装のため閉鎖しており、営業店舗数は13店舗となっております。株式会社マルキョウは、平成30年3月に今宿店(福岡市西区)、同年4月に福重店(福岡市西区)、同年5月に大宮店(長崎県佐世保市)を改装オープンし、営業店舗数は87店舗となっております。これらにより、スーパーマーケット事業における当第1四半期末の営業店舗数は、230店舗となっております。
以上の結果、スーパーマーケット事業におきましては、営業収益530億75百万円(前年同期比1.0%減)、営業利益12億3百万円(前年同期比10.7%減)となりました。
[ディスカウントストア事業]
株式会社アタックスマートは、「一個の商品を通して、お客様に価値のある安さを提供する」を当期の方針に掲げ、「EDLP・EDLC」に取り組んでおります。店舗展開におきましては、平成30年4月に柳丸店(宮崎県宮崎市)を新規開店し、同年5月には、主力店舗である小松店(宮崎県宮崎市)の改装を機に生鮮食品を新たに品揃えし、より利便性に優れた店舗としております。株式会社アタックスマートの当第1四半期末の営業店舗数は26店舗となっております。
以上の結果、ディスカウントストア事業におきましては、営業収益39億63百万円(前年同期比0.4%増)、営業利益32百万円(前年同期比68.5%減)となりました。
[その他事業]
弁当惣菜の製造販売業を行う株式会社四季彩は、新商品の開発スピードをアップし、チルド弁当やレンジアップ商品といった簡便商品の更なる拡大などに注力し、商品化レベルの向上及び販促の強化と利益改善に努めてまいりました。保険代理業の株式会社RPG保険サービスは、保険に対する社会やお客様の期待にお応えし、「新たな価値」の創造に挑戦し続け、基本施策として「ブランディング戦略」、「提案型営業への変革・営業力強化」、「業務品質の向上」及び「コンプライアンス」に注力してまいりました。
以上の結果、その他事業におきましては、営業収益14億44百万円(前年同期比1.9%減)、営業利益51百万円(前年同期比1.0%減)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて29億34百万円増加し、1,019億16百万円となりました。これは主に、現金及び預金、商品、建物及び構築物(純額)、投資有価証券などが増加したことによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて22億82百万円増加し、393億41百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金、賞与引当金などが増加したことによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて6億51百万円増加し、625億74百万円となりました。これは主に、利益剰余金が増加したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、記載を省略しております。
(4)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更または新たに生じた課題はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。