当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが「5類」へ移行されるなど、社会経済活動の正常化に向けた動きが一層強まり、緩やかな回復基調となりました。一方で、長期化するウクライナ情勢やエネルギー・原材料価格の高騰など、依然として先行き不透明な状況が続いております。
食品小売業界におきましては、外食・サービス産業の回復に伴う内食需要の低下、物価高騰を背景とした消費マインドの低迷、原材料や仕入価格の値上がり、人件費や光熱費、物流費等の運営コストの増加などが懸念され、一層厳しい経営環境となっております。
このような環境のなか、当社は、「持続的な企業価値向上のために組織と経営をスピーディーに改革し、収益体質強化とグループ一体経営を推進する」をスローガンに掲げ、2022年2月期から2024年2月期までの3ヶ年にわたる第2次中期経営計画の最終年度をスタートいたしました。

このほか、昨今の物価上昇を踏まえ、賃金のベースアップなどを実施し、従業員の待遇改善を図りました。今後も引き続き、人材育成や働きがいのある職場を目指した、人への投資を推進してまいります。
なお、当社、株式会社アークス及び株式会社バローホールディングスで結成いたしました「新日本スーパーマーケット同盟」では、分科会の再編を行い、商品分科会・業務改革分科会・サステナビリティ分科会・次世代領域開発分科会・マネジメント分科会の5つの分科会にて、商品開発や経費削減、人材育成などの共同の取り組みを進めております。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は以下のとおりとなりました。
営業収益は605億42百万円(前年同期比4.3%増)となり、営業利益は17億88百万円(前年同期比32.0%増)、経常利益は19億95百万円(前年同期比28.9%増)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は12億70百万円(前年同期比31.5%増)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりです。
[スーパーマーケット事業]
スーパーマーケット事業におきましては、食料品・日用品の値上がりによる一品単価、客単価の上昇を背景に、当第1四半期連結累計期間の売上高が好調に推移したことで、営業収益は伸長いたしました。
店舗運営において、エネルギーコストの増加に伴う電力料や物流費の増加、賃上げに伴う人件費の増加など、営業費用が増加傾向にありますが、生産性の向上を図るとともに経費削減対策を講じ、営業費用の抑制に努めてまいりました。
グループ内の組織再編といたしまして、2023年3月、株式会社マルミヤストアによる子会社の吸収合併に伴い、消滅会社である株式会社新鮮マーケットが営んでおりましたスーパーマーケット15店舗の運営を、存続会社である株式会社マルミヤストアが承継いたしました。新たな組織体制として、旧マルミヤストアをSM第一事業部、旧新鮮マーケットをSM第二事業部に位置づけ、営業を展開しております。
また、2023年3月、株式会社ハツトリーの株式を取得したことに伴い、当第1四半期連結会計期間より、同社及び同社の連結子会社である有限会社シード宮崎を連結の範囲に含めております。
当第1四半期連結累計期間における店舗展開の状況は以下のとおりであります。
(注)㈱新鮮マーケットは、2023年3月、㈱マルミヤストアとの吸収合併に伴い、消滅会社となりました。
以上の結果、スーパーマーケット事業におきましては、営業収益555億81百万円(前年同期比4.0%増)、営業利益17億4百万円(前年同期比33.4%増)となりました。なお、株式会社ハツトリーのみなし取得日を2023年5月31日としているため、上記の営業収益及び営業利益に株式会社ハツトリーの経営成績は含まれておりません。
[ディスカウントストア事業]
2023年3月、株式会社マルミヤストアによる子会社の吸収合併に伴い、消滅会社である株式会社アタックスマートが営んでおりましたディスカウントストア32店舗の運営を、存続会社である株式会社マルミヤストアが承継し、同社のDS事業部のもと、営業を展開しております。
ディスカウントストア事業におきましては、物価高騰を背景として消費者の節約志向の高まるなか、引き続き利便性のある地域密着型ディカウントストアを目指し、EDLP(エブリデイ・ロープライス)、EDLC(エブリデイ・ローコスト)による戦略を柱として営業政策を推進しております。
当第1四半期連結累計期間における店舗展開の状況は以下のとおりであります。
(注)㈱アタックスマートは、2023年3月、㈱マルミヤストアとの吸収合併に伴い、消滅会社となりました。
以上の結果、ディスカウントストア事業におきましては、営業収益47億43百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益1億19百万円(前年同期比17.3%増)となりました。
[その他事業]
当社グループでは、その他事業として、保険代理業、スポーツクラブ事業、食品製造業等を展開しております。
当第1四半期連結累計期間においては、食品製造業を営んでおります株式会社戸村フーズにおきまして、製造工場の機械設備の増設を行い、生産能力の向上と作業の効率化を図りました。同社では、主力商品である「戸村本店焼肉のたれ」の販売も順調に伸長しております。
一方、保険代理業、スポーツクラブ事業、食品製造業のいずれの事業においても、人件費を主とした販売費及び一般管理費の増加があり、利益改善が課題となりました。
以上の結果、その他事業におきましては、営業収益2億54百万円(前年同期比3.2%増)、営業利益49百万円(前年同期比13.7%減)となりました。
②財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて59億67百万円増加し、1,232億8百万円となりました。これは主に、現金及び預金、売掛金、土地などが増加したことによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて52億91百万円増加し、473億73百万円となりました。これは主に、買掛金、賞与引当金、社債、長期借入金などが増加したことによるものです。
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて6億75百万円増加し、758億34百万円となりました。これは主に、自己株式の取得による減少があった一方、利益剰余金やその他有価証券評価差額金などが増加したことによるものです。
(2)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当第1四半期連結累計期間において、重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更又は新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)従業員数
当第1四半期連結累計期間において、株式会社ハツトリーの株式取得に伴い、同社及び同社の連結子会社である有限会社シード宮崎を連結の範囲に含めており、従業員数が増加しております。
2023年5月31日現在、連結会社(当社及び連結子会社)の従業員数は2,097名となり、2023年2月28日現在に対し、168名増加しました。セグメント別といたしましては、スーパーマーケット事業で160名、ディスカウントストア事業で3名、その他事業で5名、それぞれ増加しております。
なお、従業員数は就業人員数であります。
(7)主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、株式会社ハツトリーの株式取得に伴い、同社及び同社の連結子会社である有限会社シード宮崎を連結の範囲に含めており、主要な設備について、以下の設備が増加しております。
(2023年5月31日現在)
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会社名 |
事業所名 (所在地) |
セグメントの名称 |
設備の 内容 |
帳簿価額(千円) |
従業員数 (名) |
|||||
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建物及び 構築物 |
機械装置 及び運搬具 |
土地 (面積㎡) |
リース資産 |
工具、器具及び備品 |
合計 |
|||||
|
㈱ハツトリー |
本部 (宮崎県宮崎市) |
スーパーマーケット事業 |
事務所 |
2,164 |
2,355 |
- [-] (-) |
- |
581 |
5,101 |
21 (2) |
|
㈱ハツトリー |
霧島店 他5店舗 (宮崎県宮崎市) |
スーパーマーケット事業 |
店舗 |
752,355 |
6,970 |
699,080 [28,445] (40,593) |
552 |
71,421 |
1,530,380 |
109 (237) |
|
㈱ハツトリー |
旧田野店 他1件 (宮崎県宮崎市) |
スーパーマーケット事業 |
店舗(賃貸物件) |
8,450 |
74 |
103,550 [569] (3,704) |
- |
- |
112,074 |
- (-) |
|
㈱ハツトリー |
社宅 (宮崎県宮崎市) |
スーパーマーケット事業 |
社宅 |
33,582 |
- |
13,646 [-] (1,845) |
- |
- |
47,228 |
- (-) |
(注)1 従業員数の(外書)は、パートタイマー・アルバイトの期末人員数であります。
2 土地の明細におきまして、( )内は総面積を表示しております。
3 土地及び建物の一部を賃借しております。賃借している土地の面積については、[ ]で内書しております。
当第1四半期連結会計期間において、新たに締結した重要な契約は次のとおりであります。
資本業務提携に関する合意締結
当社と株式会社バローホールディングスは、両グループのノウハウ及び経営資源を相互に提供及び活用し、業務上のシナジーを創出することで両グループの企業価値の向上を図ることを目的として、資本業務提携に関する基本合意を締結し、当社は株式会社バローホールディングスの子会社である株式会社バローフィナンシャルサービスの株式を取得いたしました。
本件合意締結の概要は以下のとおりであります。
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契約会社名 |
株式会社リテールパートナーズ(当社) |
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相手方の名称 |
株式会社バローホールディングス |
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契約締結日 |
2023年4月3日 |
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契約内容 |
(本件株式取得等の内容) 株式会社リテールパートナーズは株式会社バローホールディングスより株式会社バローフィナンシャルサービスの発行済株式のうち、1,000株を上限として取得する。 取得株式数 1,000株 譲渡代金 50,000,000円 譲渡日 2023年4月3日 (本件業務提携の内容) (1) クレジットカード事業に関する提携 (ア)店舗等におけるクレジットカードの入会促進及びそれに付随するポイントサービス、会員専用スマートフォン向けアプリ等の認知向上 (イ)店舗等における問い合わせへの対応 (ウ)前各号に付随する業務 (2) スマートフォンアプリを用いた会員サービス事業に関する提携 (3) 電子マネー事業、ポイントサービス事業に関する提携 |
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契約期間 |
合意成立の日から1年間有効(ただし、契約期間満了3か月前までに、双方いずれからも相手方に対し別段の申し出がないときは、本同意は同一条件でさらに1か年更新されるものとし、以後も同様とする)。 |