当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間のわが国の経済は、政府による経済・金融政策を背景に、一部企業の収益改善や賃金上昇、またインバウンド(訪日外国人)による消費拡大などの動きが見られるものの、円安の影響による輸入品価格の上昇などにより景気は足踏みの状況が続いております。
外食産業におきましても、円安による原材料価格の上昇や人件費の上昇、より品質を重視した消費者志向による差別化、同業種はもちろんのこと他業種との顧客獲得競争の激化など一層厳しい経営環境となっております。
このような状況の中、当社グループは前連結会計年度に引き続き、『全員参加で企業体質を改革しよう』をスローガンに、スピーディかつ強固な企業体質作りを推進するとともに、食材の国産化などによる食の「安全・安心」の先進企業としてさらなる企業価値向上に努めてまいりました。
国内の出店及び退店につきましては、「長崎ちゃんぽんリンガーハット」を北陸の石川県及び富山県に初出店するなど、ショッピングセンター内のフードコートを中心に39店舗を出店し、郊外ロードサイド店舗のリロケートを含め11店舗を退店いたしました。「とんかつ浜勝」においても富山県及び岐阜県に初出店するなど4店舗を出店し3店舗を退店いたしました。
海外の出店及び退店につきましては、「長崎ちゃんぽんリンガーハット」をタイ国に2店舗、米国ハワイ州及び香港に各1店舗、合計4店舗を出店し、米国ハワイ州の1店舗を契約満了により退店いたしました。「とんかつ浜勝」においてもアジア初進出となるタイ国バンコクに1店舗を出店いたしました。その結果、当連結累計会計期間末の当社グループ合計の店舗数は前連結会計年度末より33店舗増加し、国内700店舗、海外11店舗の計711店舗(内直営505店舗、FC206店舗)となりました。
また、全店舗の当第3四半期連結累計期間の既存店売上高前年比率は102.8%となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は304億66百万円(前年同期比9.0%増)、営業利益は20億20百万円(同54.2%増)、経常利益は18億91百万円(同47.4%増)、四半期純利益は9億41百万円(同107.3%増)と大幅な増収増益となりました。
セグメント別の概況は次のとおりであります。
(長崎ちゃんぽん事業)
リンガーハットにつきましては、春の期間限定商品として国産レタスを使用した「ふわふわたまごのレタスチャーハン」、お客さまの声から生まれた「減塩長崎ちゃんぽん」「野菜たっぷり食べるスープ」などの商品を販売するとともに、夏の期間限定商品として「冷やしちゃんぽん」白・黒・赤の3種類を同時発売いたしました。
また、西日本エリア店舗において「長崎ちゃんぽん」「皿うどん」などの主要商品のブラッシュアップに取り組み、安定確保が難しく平成21年の野菜国産化に伴い使用を見合わせていた「きくらげ」を平成27年8月より「国産のきくらげ」として復活させ、合わせて価格改定を実施いたしました。
さらに、冬季限定商品として毎年好評をいただいている、広島県産の牡蠣を使用した「かきちゃんぽん(みそスープ及びトムヤムクン風スープ)」を平成27年10月より期間限定販売を開始いたしました。
商品戦略の展開とともに、調理及びサービスコンテストを積極的に実施するなどお客さま満足度向上に努めた結果、当第3四半期連結累計期間の既存店売上高前年比率は102.0%となり、売上高は227億42百万円(前年同期比9.6%増)、営業利益は13億39百万円(同76.5%増)となりました。
(とんかつ事業)
浜勝につきましては、とんかつの美味しさと安全な食材へのこだわり、ごはん・味噌汁・キャベツはそれぞれ2種類から選べる食の楽しさ、「お客さまに楽しいお食事のひとときを心ゆくまで味わっていただきたい」というおもてなしの心をお客さまにお伝えしてまいりました。
また、自家製デザートと豊富な種類の飲物をお好きなだけお楽しみいただけるデザートビュッフェも9店舗まで拡大し、「おかわりかつ」「食べ方いろいろのソース」の販売も開始いたしました。
さらに、平成27年10月より秋冬恒例の期間限定人気商品「かきふらい」メニュー3商品の販売を開始した結果、既存店の売上高は平成24年6月から当第3四半期累計期間末までの42ヶ月連続で前年を上回り、当第3四半期連結累計期間の既存店売上高前年比率も105.6%となり、売上高は75億91百万円(前年同期比7.4%増)、営業利益は5億66百万円(同25.7%増)となりました。
(設備メンテナンス事業)
リンガーハット開発株式会社につきましては、当社グループ内直営店舗及びフランチャイズ店舗の設備メンテナンスに係る工事受注や機器保全等が主な事業であり、当第3四半期連結累計期間の売上高は13億15百万円(前年同期比10.0%増)、営業利益1億29百万円(同24.7%増)となりました。
(2)財政状態
資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ3億64百万円増加し263億6百万円となりました。これは主に積極的な出店に伴う建物及び構築物の増加によるものであります。
負債は前連結会計年度末に比べ12億13百万円増加し152億88百万円となりました。これは主に有利子負債の増加によるものであります。
純資産は自己株式の取得による減少及び利益剰余金の増加により、前連結会計年度末に比べ8億48百万円減少し110億17百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1億19百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。