当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間における経済環境は、英国のEU離脱やテロに対する懸念などを背景に欧米での先行きの不安定感が継続しました。我が国経済では、雇用情勢の改善が見られるものの、個人消費の伸び悩みや、円高及び新興国経済の景気減速により景気回復のベースが鈍りました。
当社主要事業に係る訪日外国人観光客の動向に関しましては、JNTO(日本政府観光局)の資料によると、継続的な訪日旅行プロモーション、クルーズ船の大幅な寄港増加等により、訪日外国人観光客数は、1月から6月の6ヶ月で1,171万4千人(前年同期比28.2%増)となりました。しかしながら、円高基調が続いていることやリピーター化の進展もあり、訪日外国人1人当たりの旅行支出は、前年同期に比べ9.9%減少という数字が出ております。
このような状況の中、当社グループは引き続きアジア全体をマーケットと捉え、高品質で信頼できる商品と世界に誇る日本のおもてなしをもって、ジャパンプレミアムの体現に力を入れております。
「国内リテール事業」においては、多様化する訪日観光客の観光ルート及び商品ニーズに対応すべく、当第2四半期連結会計期間においては、「大阪日本橋店」、「福岡キャナルシティ博多店」の増床・改装及び「デックス東京ビーチ台場店」他3店舗を出店いたしました。
「海外事業」においては、上海宝山港ターミナル内の看板広告の運用,店舗展開,ショールーム運営や、台湾両岸自由貿易センター内の風獅爺デューティフリーショッピングモール店舗への商品供給等の新しい取り組みを始めております。
「その他事業」においては、当第1四半期連結会計期間に中国不動産最大手「緑地控股集団有限公司」と共同で「千葉ポートスクエア」の取得・運営のための合弁会社を設立し、買い物に留まらず、飲食・宿泊・娯楽といった分野までのインバウンド顧客のニーズに対応できるよう、事業を進めております。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高350億62百万円(前年同期は451億68百万円、22.4%減)、営業利益4億54百万円(前年同期は50億17百万円、90.9%減)、経常利益4億17百万円(前年同期は49億66百万円、91.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失4億64百万円(前年同期は46億0百万円の利益)となりました。引き続き中国・アジアを始めとした世界のマーケットに対してジャパンプレミアムを体現していくラオックスのビジネスモデルをより成長させ、時代をリードできるグローバル企業となることに取り組んでまいります。
事業の種類別セグメントの業績は、次の通りです。
① 国内リテール事業
当事業部門におきましては、当第1四半期連結会計期間から引き続き、円高の影響や訪日観光客の商品ニーズの変化による平均購買単価の下落及び団体旅行から個人旅行(FIT)へのシフトが進んでいること等による売上額への影響と共に、店舗増大に伴う経費増もあり、当第2四半期連結累計期間の売上高は332億45百万円(前年同期は400億58百万円、17.0%減)、営業利益は18億91百万円(前年同期は62億36百万円、69.7%減)となりました。
② 海外事業
当事業部門におきましては、当第1四半期連結会計期間での中国店舗の閉店と、当第2四半期連結会計期間から上海宝山港や台湾等での新規取組を開始しておりますが、費用が先行しているという状況にあり、当第2四半期連結累計期間の売上高は15億37百万円(前年同期は47億99百万円、68.0%減)、営業損失は3億4百万円(前年同期は3億10百万円の損失)となりました。
③ その他事業
当事業部門におきましては、「千葉ポートスクエア」の事業につき、開業前にもかかわらず、準備費用が先行して発生しているという状況にあり、当第2四半期連結累計期間の売上高は、2億85百万円(前年同期は3億9百万円、7.7%減)、営業損失は44百万円(前年同期は18百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、561億3百万円(前連結会計年度末581億8百万円)となりました。
総資産の減少は、主に、受取手形及び売掛金が6億96百万円、商品及び製品が4億84百万円、前渡金が3億5百万円、繰延税金資産(固定)が2億83百万円減少したことによるものであります。
負債合計は、104億59百万円(前連結会計年度末102億1百万円)となりました。
負債の増加は、主に、未払法人税等が6億4百万円減少したものの、短期借入金が8億95百万円増加したことによるものであります。
(純資産)
純資産合計は、456億43百万円(前連結会計年度末479億7百万円)となりました。
純資産の減少は、主に、自己株式が19億98百万円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ41億86百万円減少し、14億30百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは11億59百万円の収入(前年同期6億63百万円の収入)となりました。
これは主に、売上債権の減少5億6百万円、たな卸資産の減少4億57百万円、仕入債務の増加2億63百万円があった事によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、35億66百万円の支出(前年同期215億36百万円の支出)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出22億38百万円、関係会社出資金の取得による支出25億74百万円、敷金及び保証金の差入による支出4億7百万円、投資有価証券の取得による支出3億44百万円があったものの、定期預金の払い戻しによる収入22億77百万円があった事によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、22億0百万円の支出(前年同期293億17百万円の収入)となりました。
これは主に、自己株式の取得による支出19億98百万円があった事によるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、主に、平成28年4月に新卒社員が入社したため、「国内リテール事業」の従業員数が236名増加しております。なお、従業員数は就業人員数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であります。
(7)主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設・改装について、当第2四半期連結累計期間に完成したものは次のとおりであります。
会社名 | 設備の内容 | 事業所名 | 所在地 | 完成年月 |
提出会社 | 新設 | 熊本水前寺公園店 | 熊本県熊本市 | 平成28年1月 |
提出会社 | 新設 | 鹿児島天文館店 | 鹿児島県鹿児島市 | 平成28年2月 |
提出会社 | 新設 | 札幌パルコ店 | 北海道札幌市 | 平成28年2月 |
提出会社 | 改装 | 札幌ノルベサ店 | 北海道札幌市 | 平成28年2月 |
提出会社 | 改装 | 小樽運河店 | 北海道小樽市 | 平成28年2月 |
提出会社 | 改装 | 大丸心斎橋店 | 大阪府大阪市 | 平成28年2月 |
提出会社 | 新設 | 名古屋丸栄店 | 愛知県名古屋市 | 平成28年3月 |
提出会社 | 新設 | 京都マルイ店 | 京都府京都市 | 平成28年3月 |
提出会社 | 改装 | 大阪日本橋店 | 大阪府大阪市 | 平成28年5月 |
提出会社 | 改装 | 福岡キャナルシティ博多店 | 福岡県福岡市 | 平成28年5月 |
提出会社 | 新設 | 南海難波店 | 大阪府大阪市 | 平成28年5月 |
提出会社 | 新設 | 佐世保店 | 長崎県佐世保市 | 平成28年5月 |
提出会社 | 新設 | 釧路空港店 | 北海道釧路市 | 平成28年6月 |
提出会社 | 新設 | デックス東京ビーチ台場店 | 東京都港区 | 平成28年6月 |