(株式譲渡契約の締結)
当社は、平成29年9月22日の取締役会決議において、株式会社オギツ及び恒和総業株式会社の株式を取得し、
オギツグループを子会社化することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を締結、平成29年10月6日付で
同社株式を取得し取得しました。
詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 (重要な後発事象)」をご参照ください。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、欧米や東アジア地域における政治リスクや地政学的リスクなど先行き不透明な状況が続いておりますが、企業収益や雇用情勢の改善に伴い、緩やかな回復基調が持続いたしました。
当社主要事業に係る訪日外国人観光客の動向に関しましては、夏季休暇シーズンにおいて旅行需要が高まり、チャーター便を含む航空路線の拡大やクルーズ船の寄港数増加などにより、7月~9月の訪日旅行客数が推計で743万人(前年比18.7%増)を記録、9月にはこれまでで最も早いペースで年累計2,000万人を超えるなど、堅調に推移しました。訪日外国人消費動向におきましては、消費総額は1兆2,305億円(前年比26.7%増)と四半期の過去最高記録を更新、訪日外国人1人当たりの消費金額は16万5,412円(前年比6.6%増)と、7四半期ぶりに前年比プラスに転じました。
このような状況のなか、当社グループでは「モノ+コト」のトータルサービスの提供により顧客満足度を向上させるための取り組みを展開いたしております。7月には、千葉ポートスクエア ポートタウンを開業、当社初めてとなる飲食やエンターテイメントなどを開始し、ワンストップで買い物(モノ)と体験(コト)を楽しんでいただける提案を行っており、インバウンドだけではなく国内マーケットを視野に入れた事業展開を行ってきました。また、不採算店舗の見直しやコストの合理化などの取り組みも継続的に実施しております。当第3四半期連結会計期間においては、1店舗を閉店し、一方で、クルーズ船の寄航数増加に伴う来店客数が好調な九州沖縄エリアに新たに3店舗、成田空港の出国審査後エリアに1店舗を開店いたしました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高471億54百万円(前年同期は494億3百万円、4.6%減)、営業損失3億33百万円(前年同期は1億39百万円の利益)、経常損失6億19百万円(前年同期は92百万円の利益)となりました。引き続き、増加傾向である訪日観光客に対し「モノ+コト」の提案を行い来店客数の増加を狙うとともに、不採算店舗の見直しやコストの合理化を図り、グループ全体の効率化と専門性を高めてまいります。
事業の種類別セグメントの業績は、次の通りです。
① 国内リテール事業
当事業セグメントにおきましては引き続き、集客力の強化、不採算店舗の見直しやコストの合理化、「モノ+コト」への取り組みを進めております。当第3四半期連結会計期間のインバウンドにおけるレジ通過数は723,400件(前年同期差101,335件増)と過去最高を記録、レジ通過単価は堅調に推移(前年同期差429円増)しましたが、来店客数を伸ばすためのブランディング活動費用や新規出店による初期投資費用がかさむことで期待通りの収益性の改善は見られず、また、靴事業においては7月に旧新興製靴工業株式会社を株式会社モード・エ・ジャコモに吸収合併を行いましたが、まだ十分な統合効果は出ていない事等から、当第3四半期連結累計期間の売上高は442億31百万円(前年同期は473億73百万円、6.6%減)、営業利益は2億63百万円(前年同期は22億58百万円の利益、88.3%減)となりました。
② 海外事業
当事業セグメントにおきましては、メイドインジャパンの良質な商品を中国大陸や台湾への卸売りと、越境ECの再構築を行っております。当第3四半期連結累計期間の売上高は14億30百万円(前年同期は16億83百万円、15.0%減)、営業損失は1億5百万円(前年同期は4億78百万円の損失)となり、収益性の改善が見られました。
③ その他事業
当事業セグメントにおきましては、主に千葉ポートスクエアなどの商業不動産事業および不動産賃貸事業を営んでおります。7月からの千葉ポートスクエア ポートタウンの開業もあり、当第3四半期連結累計期間の売上高は15億27百万円(前年同期は3億57百万円326.9%増)、営業利益は6億19百万円(前年同期は54百万円の損失)となりました。
(2)財政状態の分析
① 資産
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、573億94百万円(前連結会計年度末584億6百万円)となりました。
総資産の減少は、主に、現金及び預金が148億49百万円、建物及び構築物が20億2百万円、未収入金が14億58百万円増加したものの、長期性定期預金が190億円減少したことによるものであります。
負債合計は、139億18百万円(前連結会計年度末141億45百万円)となりました。
負債の減少は、主に、支払手形及び買掛金が19億92百万円、未払法人税が2億4百万円、資産除去債務(固定)が2億28百万円増加したものの、短期借入金が28億43百万円減少したことによるものであります。
③ 純資産
純資産合計は、434億76百万円(前連結会計年度末442億60百万円)となりました。
純資産の減少は、主に、利益剰余金が8億22百万円減少したことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。