当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善などにより緩やかな回復基調が継続しましたが、海外の経済情勢や景気動向、また、国内における実質所得の伸び悩みなどから個人消費にも力強さがなく、景気の先行きは不透明な状況で推移しております。
このような環境のなかで、当社グループは各事業において下記のような諸施策を実施した結果、当連結会計年度の業績は、売上高1,940億46百万円(前年同期比2.9%増)、営業利益144億47百万円(前年同期比18.8%減)、経常利益138億95百万円(前年同期比21.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益73億55百万円(前年同期比24.3%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
(ファッション事業)
AOKIでは、フレッシャーズマーケットに向けて、同世代で活躍している「Sexy Zone(セクシーゾーン)」を起用したCMの放映やレディスでは「CanCam」とのコラボ商品の発売などにより、フレッシャーズの客数が増加いたしました。年々分散化・長期化する就活マーケットに向けては、マイナビスチューデントと共同開発した「究極の就活シリーズ」を展開いたしました。また、1月までに約120店舗の大規模改装を実施し、中長期的な成長を見据えた店舗環境面の整備や改善を図りました。店舗面では、14店舗を新規出店した一方、移転等により8店舗を閉鎖した結果、期末店舗数は573店舗(前期末567店舗)となりました。
ORIHICA(オリヒカ)は、ビジネススタイルの多様化に対応したジャケット・パンツスタイルの「THE 3rd SUITS(サードスーツ)」をCM等により訴求を強化するとともに、「スーパーノーアイロンシャツ」や「走れるパンプス」等の機能性商品の品揃えを拡充しました。店舗面では、5店舗を新規出店した一方、営業効率改善のため4店舗を閉鎖した結果、期末店舗数は145店舗(前期末144店舗)となりました。
これらの結果、改装セールや新規出店、フレッシャーズが堅調に推移したこと等により既存店の増収に寄与したものの、改装セール等に伴う売上総利益率の低下や改装費用の増加等により、売上高は1,182億64百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は81億67百万円(前年同期比16.8%減)となりました。
(アニヴェルセル・ブライダル事業)
ゲストハウスウエディングスタイルの挙式披露宴施設を展開しているアニヴェルセル株式会社は、新たな集客経路としてのプロポーズプランの強化やブランドイメージを強みとした販促訴求を実施するとともに、ウエディング後も様々なサービスを受けることができるアニヴェルセルメンバーズクラブ会員に向けた会員特典を拡充いたしました。また、基幹システムの入れ替えにより業務の効率化と経費削減を推進いたしました。しかしながら、市場環境の影響等により施行組数が減少いたしました。
これらの結果、売上高は268億60百万円(前年同期比8.4%減)、営業利益は27億60百万円(前年同期比23.1%減)となりました。
(カラオケルーム運営事業)
株式会社ヴァリックのカラオケルーム運営事業は、カラオケ最新機種を導入し既存店の活性化を図るとともに、多種多様な利用シーンに合わせたパーティーコースの提案や有名アーティスト・人気キャラクターとのコラボレーションキャンペーンを強化し来店促進を図りました。店舗面では、9店舗を新規出店した一方、営業効率改善のため7店舗を閉鎖した結果、期末店舗数は185店舗(前期末183店舗)となりました。
これらの結果、新規出店が寄与したものの、市場環境や競争激化等の影響により既存店が苦戦し、売上高は186億76百万円(前年同期比2.4%増)、営業利益は8億87百万円(前年同期比40.4%減)となりました。
(複合カフェ運営事業)
株式会社ヴァリックの複合カフェ運営事業は、期間限定メニューの強化と最新パソコンの導入、快活アプリの機能向上などにより来店促進を図りました。設備面では女性専用エリアの導入やブース構成の改善等を目的として19店舗のリニューアルを行い、既存店の活性化に注力いたしました。店舗面では鳥取県や沖縄県、福井県への初出店及び駅前立地への出店も強化し、52店舗を積極的に新規出店した一方、契約満了に伴い1店舗を閉鎖した結果、期末店舗数は346店舗(前期末295店舗)となりました。
これらの結果、新規出店が寄与したものの、出店費用の増加等により、売上高は302億64百万円(前年同期比11.9%増)、営業利益は18億93百万円(前年同期比17.4%減)となりました。
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前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
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営業活動によるキャッシュ・フロー |
12,610百万円 |
18,628百万円 |
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投資活動によるキャッシュ・フロー |
△6,969 |
△10,582 |
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財務活動によるキャッシュ・フロー |
△7,306 |
△6,998 |
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現金及び現金同等物の増減額(△は減少) |
△1,665 |
1,047 |
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現金及び現金同等物の期首残高 |
29,226 |
27,560 |
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現金及び現金同等物の期末残高 |
27,560 |
28,608 |
当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、法人税等の支払額の減少等により、前連結会計年度末と比べ10億47百万円増加し、286億8百万円となりました。
営業活動により得られた資金は、186億28百万円(前年同期と比べ60億18百万円増加)となりました。これは主に、法人税等の支払額及び還付額の純支出額が56億85百万円となった一方、税金等調整前当期純利益が115億4百万円、減価償却費が80億32百万円及び減損損失が28億34百万円となったことによるものです。
投資活動により使用した資金は、105億82百万円(前年同期と比べ36億12百万円増加)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入が20億79百万円となった一方、設備投資のための有形固定資産の取得104億87百万円、敷金及び保証金の差入15億45百万円によるものです。
財務活動により使用した資金は、69億98百万円(前年同期と比べ3億7百万円の減少)となりました。これは主に、設備資金のための長期借入れを50億円実施した一方、長期借入金の約定返済40億50百万円、リース債務の返済19億4百万円、自己株式の取得28億88百万円及び配当金の支払い36億45百万円実施したことによるものです。
当社グループは、主に小売事業を展開しておりますので、生産、受注実績については、記載しておりません。
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
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セグメントの名称 |
仕入高 |
前年同期比 |
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ファッション事業 |
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重衣料 |
(スーツ、フォーマル他) |
17,592 |
102.1 |
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中衣料 |
(ジャケット、スラックス) |
3,924 |
99.7 |
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軽衣料 |
(シャツ、ネクタイ、ベルト |
13,517 |
99.5 |
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レディス |
(ジャケット、スカート他) |
8,247 |
106.6 |
|
その他 |
(補正代等) |
3,274 |
107.4 |
|
ファッション事業計 |
46,555 |
102.2 |
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アニヴェルセル・ |
(ブライダル関連のサービス等の提供) |
18,928 |
94.0 |
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カラオケルーム |
(カラオケルームの運営) |
15,845 |
106.7 |
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複合カフェ |
(複合カフェの運営) |
25,440 |
114.6 |
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合計 |
106,771 |
103.9 |
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(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。
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セグメントの名称 |
売上高 |
前年同期比 |
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ファッション事業 |
|
|
|
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重衣料 |
(スーツ、フォーマル他) |
50,020 |
102.6 |
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中衣料 |
(ジャケット、スラックス) |
9,331 |
105.9 |
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軽衣料 |
(シャツ、ネクタイ、ベルト |
34,822 |
100.9 |
|
レディス |
(ジャケット、スカート他) |
20,579 |
110.1 |
|
その他 |
(補正代等) |
3,508 |
107.4 |
|
ファッション事業計 |
118,262 |
103.7 |
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アニヴェルセル・ |
(ブライダル関連のサービス等の提供) |
26,847 |
91.7 |
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カラオケルーム |
(カラオケルームの運営) |
18,671 |
102.4 |
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複合カフェ運 |
(複合カフェの運営) |
30,264 |
111.9 |
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合計 |
194,046 |
102.9 |
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(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.上記金額には、消費税等は含まれておりません。
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものです。
当社グループは、「社会性の追求」、「公益性の追求」、「公共性の追求」の3つの経営理念を追求することを基本に、安定的・持続的な成長のために、事業環境の変化に対応できる経営・業務システムを推進することを基本方針としており、「顧客ニーズへの対応」、「自主自立的な業務運営」、「効率経営の推進」がその柱となっております。これにより、お客様や株主の皆様からの信頼と期待に応えてまいりたいと考えております。
当社グループの中期的目標は、新規出店を継続しながら営業利益率12%、自己資本利益率10%、1株当たり当期純利益180円を目指して、資本効率や投資効率を高め株主価値の最大化を図ってまいります。
なお、平成29年3月期は、ファッション事業における大規模改装に伴う費用の増加やアニヴェルセル・ブライダル事業の施行組数の減少等もあり、営業利益率7.4%、自己資本利益率5.1%、1株当たり当期純利益83.38円となりました。
設備投資は営業キャッシュ・フロー内で実施することを基本に、ファッション事業、アニヴェルセル・ブライダル事業、カラオケルーム運営事業及び複合カフェ運営事業等について、グループとしてのシナジーを高めながら質の高い安定成長を図ってまいります。
ファッション事業は、新たな地域を含めた新規出店の継続、郊外・都心駅前・オープンモール等のドミナントエリア戦略の見直しと強化、消費者ニーズの変化に対応したトータルコーディネートできる核商品の開発、また、営業・商品・販促・店舗環境が一体となったマーチャンダイジングの強化等により新たな市場を創造するとともに、業態の進化と差別化を推進し、市場シェアの拡大を目指してまいります。
アニヴェルセル・ブライダル事業は、アニヴェルセル表参道のブランドエクイティの更なる向上及びアニヴェルセル業態として、時代の変化に対応した既存店の進化と新規出店による業容の拡大を目指してまいります。
カラオケルーム運営事業は、事業環境に適応したリニューアル等により事業効率を高めるとともに、新規出店によりドミナント化を推進してまいります。
複合カフェ運営事業は、幅広い年代に向けた施設の充実や新たなコンテンツ導入等により時間消費型ビジネスとしての業態の進化と多店舗化により複合カフェ市場の拡大を目指してまいります。
そして、グループとしての機動性の向上と効率化を推進し、シナジーを最大限に高めることにより、「高度サービス企業」へ進化し続け、企業価値の向上を目指してまいります。
今後の見通しにつきましては、景気は緩やかな回復基調が継続するものと思われますが、海外の政治・経済の動向や為替の変動など、先行きは不透明な状況が続くものと思われます。また、各事業の市場規模は縮小傾向にあり、消費者のライフスタイルも大きく変化しております。このような環境のなかで、当社グループは消費者ニーズの多様化に対応した諸施策を実施し、効率的な経営を推進するとともに、既存店の活性化に積極的に取り組み、事業基盤の強化に努めてまいります。
ファッション事業のAOKIは、引き続き改装による店舗環境の整備及び商品開発やスタイリスト制度の深耕により既存店の活性化に注力するとともに、大きいサイズの専門店「Size MAX(サイズマックス)」を強化してまいります。ORIHICAは、商品力の強化を継続するとともに、既存店の業務効率向上による収益力の改善を推進してまいります。新規出店は、ファッション事業で14店舗を予定しております。
アニヴェルセル・ブライダル事業は、各施設の強みやコンセプトを明確に訴求し、アニヴェルセルのブランド力向上とウエディングのサービス拡大を図るとともに、更なる営業効率の改善を図ります。
カラオケルーム運営事業は、人気キャラクターとのコラボレーションキャンペーンの強化及び最新カラオケ機器の導入やリニューアルにより既存店の活性化に注力いたします。
複合カフェ運営事業は、多彩なコンテンツの充実とフードメニューの強化及び女性専用エリアの拡大に注力し、業態の進化を図るとともに、駅前立地も含めた出店を継続いたします。新規出店は、カラオケ・複合カフェ合わせて27店舗を予定しております。
以上の諸施策を的確に実施し、業績の向上に全力を上げて邁進してまいります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
(1) 経済状況について
当社グループの特にファッション事業は、国内の経済状況、個人消費の動向により業績に大きな影響を受ける可能性があります。
(2) 当社の店舗展開について
① 当社グループは、主にチェーンストア方式で直営の店舗展開を行っており、当連結会計年度末において、1,263店舗を展開しております。
新規出店が計画どおり行えない場合には、当社グループの業績に影響を与える場合があります。
② 当社グループは、主に地域での知名度の向上、広告宣伝費の効率化、管理コストの抑制等を目的にドミナント出店(一定の地域に集中的に出店する)戦略をとっております。現在の店舗展開は、関東、中部、近畿が中心となっており、今後も同地域及び新たな地域への出店を行っていく方針ですが、立地の確保ができない場合や店舗間の距離が近すぎて自社競合が発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(3) 人財の確保及び育成について
当社グループについて、ファッション事業ではお客様のご要望に応じて適切なコーディネートを提案できる販売員育成のための「スタイリスト制度」を、その他事業についても独自の教育プログラムを運用するなど、お客様に対する接客サービスを重視しております。
事業の拡大のためには新規出店等による市場シェアの拡大が重要となりますが、人財の確保や教育が十分に行われない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(4) 個人情報の管理について
当社グループは、店頭販売等において個人情報を取得し、ダイレクトメール等に利用しております。個人情報の管理については、コンプライアンスマニュアルの策定、法令遵守に向けた管理者の制限などにより十分な対策をとっておりますが、個人情報の流出が発生した場合には、信用力の低下による売上高の減少等の悪影響がでる可能性があります。
(5) 経営成績の季節的変動について
当社グループの売上高は、特にファッション事業において季節的変動があり、夏季の第2四半期(7月から9月)が減少する一方、就活需要、新入学や入社需要にあたる第4四半期(1月から3月)が増加し、営業利益は著しく変動する傾向があります。
(6) 生産地域について
ファッション事業の商品の多くは、中国などのアジア諸国において生産し商社等から仕入れております。このため、生産諸国の政治や経済、法制度等の著しい変動や大規模な自然災害の発生などにより、商品調達や原価に影響を及ぼす可能性があります。
(7) アニヴェルセル・ブライダル事業の市場環境等について
全国の婚姻件数は緩やかに減少する傾向にあるなか、ゲストハウスウエディングのシェアは横這いから低下傾向となっており、他業態からの参入などもあり競争は激化しております。今後、ブライダル市場の縮小や競争激化、挙式披露宴スタイルの急激な変化などにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(8) 食の安全性について
アニヴェルセル・ブライダル事業では挙式披露宴、カラオケルーム運営事業及び複合カフェ運営事業では飲食を提供しており、食品衛生法の規制を受けております。各事業の衛生管理については、社内マニュアルの徹底、内部監査や外部企業によるチェック等万全を期しておりますが、食中毒の発生や重大な品質トラブルが発生した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(9) 特定の取引先への依存について
カラオケルーム運営事業において、カラオケ機器の調達先を株式会社エクシング及び株式会社第一興商の2社に依存しております。両社との取引関係は良好ですが、今後これらの企業との契約条件の変更や契約が解除された場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
(10) 減損会計について
当社グループは、「固定資産の減損に係る会計基準」の適用により、当連結会計年度に減損損失を28億34百万円計上しております。今後も立地環境の変化等により損益が継続してマイナスとなる営業店舗及び転貸店舗等が発生した場合には、減損損失の計上により業績への影響を受ける可能性があります。
(11) 大規模災害による影響について
当社グループの国内拠点は、特に関東地区においてドミナント化されており、この地区において大規模災害が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態に大きな影響を受ける可能性があります。
以上に記載している将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成29年6月29日)現在において当社グループが判断したものです。
特記すべき事項はありません。
特記すべき事項はありません。
(1) 財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ43億18百万円増加し、2,346億81百万円となりました。
流動資産は、たな卸資産が売上高の増加等により9億30百万円減少した一方、現金及び預金が長期借入れの実施等により10億47百万円及び売掛金が売上高の増加等により10億70百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比べ10億64百万円増加いたしました。固定資産は、有形固定資産が新規出店及びリニューアル等により38億40百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比べ32億54百万円増加いたしました。
流動負債は、未払法人税等が10億65百万円減少した一方、買掛金が仕入高の増加等により11億37百万円及びリース債務が2億81百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比べ9億48百万円増加いたしました。固定負債は、設備投資のための長期借入金が8億50百万円、リース債務が5億85百万円及び資産除去債務が4億4百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比べ23億89百万円増加いたしました。
純資産の部は、利益剰余金が親会社株主に帰属する当期純利益及び剰余金の配当の結果38億23百万円増加し、自己株式が取得により28億88百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比べ9億80百万円増加しております。
(2) 経営成績の分析
当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度(以下「前期」といいます。)と比べ54億51百万円(2.9%)増加し、1,940億46百万円となりました。この主なものは、ファッション事業で19店舗(AOKI14店舗、ORIHICA5店舗)、カラオケルーム運営事業で9店舗及び複合カフェ運営事業で52店舗の新規出店並びにファッション事業の既存店の増収によるものです。
売上原価は、前期と比べ63億5百万円(6.2%)増加し、1,077億30百万円となりました。この主なものは、新規出店等による仕入高の増加及びファッション事業における仕入原価の上昇によるものです。
販売費及び一般管理費は、前期と比べ24億88百万円(3.6%)増加し、718億68百万円となりました。この主なものは、新規出店及び改装に伴う費用が増加したことによるものです。
これらの結果、営業利益は新規出店及び改装費用等が増加したことにより、前期と比べ33億42百万円(18.8%)減少し144億47百万円となりました。
営業外収益は、保険収入等のその他が減少したことにより前期と比べ1億21百万円(10.2%)減少し、営業外費用は、差入保証金・敷金解約損等が増加したことにより2億68百万円(19.8%)増加いたしました。
これらの結果、経常利益は前期と比べ37億31百万円(21.2%)減少し、138億95百万円となっております。
特別利益は、投資有価証券売却益が増加したことにより前期と比べ4億77百万円(695.8%)増加し、特別損失は減損損失が増加したこと等により5億81百万円(24.7%)増加いたしました。
これらにより、税金等調整前当期純利益は前期と比べ38億35百万円(25.0%)減少し、115億4百万円となりました。また、法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額を差し引いた親会社株主に帰属する当期純利益は、前期と比べ23億56百万円(24.3%)減少し、73億55百万円となりました。
なお、セグメント別の売上高、セグメント利益(営業利益)の状況は、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1) 業績」に記載のとおりです。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。