なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を溯って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。
(1)財政状態及び経営成績の状況
ア 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善等を背景に緩やかな回復基調が継続いたしました。また、個人消費は底堅く推移しているものの、生活必需品の値上げなどから節約志向も根強く力強さに欠ける状況が続いております。
このような環境のなかで、当社グループは各事業において下記のような諸施策を実施した結果、売上高は448億34百万円(前年同期比3.1%減)、営業利益は6億40百万円(前年同期比30.0%減)、経常利益は1億65百万円(前年同期比80.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2億96百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益3億25百万円)となりました。
売上高はファッション事業の既存店が低調に推移したことでやや弱めに推移いたしましたが、営業利益は各事業において経費削減に努めた結果、概ね想定の範囲内で推移しております。また、営業効率改善のための業態転換や店舗の閉鎖の決定により、営業外費用及び減損損失発生に伴う特別損失は増加いたしました。
セグメントごとの経営成績は、以下のとおりです。
(ファッション事業)
AOKIでは、春夏シーズンの衣替えとクールビズ需要に対応し、洗える機能に動きやすさを加えたスーツ、ジャケット、シャツ、パンツの商品群を「楽動シリーズ」として展開するとともに、レディースでは洗える・防シワ・ストレッチの機能性に、コーディネートを楽しむ豊富なバリエーションを加えた「はたラク服」の春夏アイテムを発売いたしました。また、お客様のご要望に合わせて「スーツ(ジャケット&パンツ)・シャツ・ネクタイ」のビジネスウェアをフルセットでお届けし、一定期間定額でご利用いただける国内初のサブスクリプション「suitsbox(スーツボックス)」のサービスを開始いたしました。店舗面では、1店舗を閉鎖した結果、当第1四半期末の店舗数は573店舗(前期末574店舗)となりました。
ORIHICA(オリヒカ)は、クールビズに向けてアイロンがけが不要なシャツ・パンツを「ノンアイロンシリーズ」として拡充いたしました。店舗面では、2店舗を新規出店し2店舗を閉鎖した結果、当第1四半期末の店舗数は137店舗(前期末137店舗)となりました。
これらの結果、レディースは堅調に推移したものの、ビジネススタイルの変化や天候要因等により既存店が低調に推移し、売上高は258億52百万円(前年同期比4.8%減)、営業損失は2億15百万円(前年同期は営業利益1億57百万円)となりました。
(アニヴェルセル・ブライダル事業)
ゲストハウスウエディングスタイルの挙式披露宴施設を展開しているアニヴェルセル株式会社は、各施設のコンセプトやブランドイメージを強みとした販促・PRを実施するとともに、SNSを活用し集客力の強化を図りました。しかしながら市場環境等の影響により施行組数が減少いたしました。
これらの結果、売上高は65億53百万円(前年同期比5.1%減)、営業利益は4億17百万円(前年同期比34.9%減)となりました。
(カラオケルーム運営事業)
株式会社ヴァリックのカラオケルーム運営事業は、新グランドメニューや夏限定メニューの提案を強化するとともに、シニアを対象としたプラチナクラブ会員の獲得を強化するなど、既存店の活性化に注力いたしました。店舗面では、複合カフェへの業態転換を含め7店舗を閉鎖した結果、当第1四半期末の店舗数は、165店舗(前期末172店舗)となりました。また、前第4四半期から不採算店舗の閉鎖や複合カフェへの業態転換等積極的な営業効率改善施策を推し進めております。
これらの結果、売上高は39億73百万円(前年同期比5.5%減)、営業損失は2億2百万円(前年同期は営業損失1億92百万円)となりました。
(複合カフェ運営事業)
株式会社ヴァリックの複合カフェ運営事業は、新グランドメニューや冷やし麺フェアの提案を強化するとともに、7月にかけて高性能パソコンを導入いたしました。店舗面では、1店舗を新規出店し1店舗を閉鎖した結果、当第1四半期末の店舗数は359店舗(前期末359店舗)となりました。なお、新規出店は業態の見直し等により従来よりも減少しております。
これらの結果、既存店が堅調に推移し、売上高は84億66百万円(前年同期比6.1%増)、営業利益は3億87百万円(前年同期比332.3%増)と増収増益になりました。
イ 財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、季節的要因等により前連結会計年度末と比べ46億60百万円減少し、2,344億7百万円となりました。
流動資産は、売掛金が季節的要因等により54億14百万円減少したこと等により、前連結会計年度末と比べ49億14百万円減少いたしました。固定資産は、有形固定資産が償却等により2億49百万円、差入保証金及び敷金が返還等により2億20百万円減少した一方、投資その他の資産の繰延税金資産等のその他が7億64百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比べ2億53百万円増加いたしました。
流動負債は、短期借入れを25億円実施した一方、買掛金が季節的要因により27億8百万円減少したこと等により、前連結会計年度末と比べ8億28百万円減少いたしました。固定負債は、長期借入金が1年内への振替えにより10億円減少したこと等により、前連結会計年度末と比べ14億93百万円減少いたしました。
純資産の部は、利益剰余金が親会社株主に帰属する四半期純損失及び剰余金の配当の結果22億円減少し、自己株式が取得により1億37百万円増加したこと等により、前連結会計年度末と比べ23億38百万円減少しております。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因は第42期有価証券報告書に記載しましたとおりですが、当第1四半期連結会計期間に、消費者ニーズ等にお応えするため店舗展開の見直しや業態の進化のための取り組みを推し進めました。この結果、カラオケルーム運営事業及び複合カフェ運営事業において、業態転換や店舗の閉鎖を決定したこと等により営業外費用や特別損失が増加しております。
(4)資本の財源及び資金の流動性に係る情報
資本の財源及び資金の流動性について、基本的な考え方に変更はありませんが、当第1四半期連結会計期間に法人税等の納税等に対応するため、金融機関から25億円の短期借入れを実施いたしました。